お付き合いをしている彼がB型肝炎

私には、付き合って6ヶ月になる彼（27歳）がいます。
彼が2年ほど前にB型肝炎の診断をされたという話を今日聞きました。
それから今日一日で色々調べたのですが、分からないことがあるので教えていただけると嬉しいです。

彼の話によると、2年ほど前に食中毒で入院した際に、初めてB型肝炎であることが分かったそうです。
感染経路（母子感染、以前付き合っていた人なのか）は不明だそうですが、医者の話によると、感染したのは最近ではないか、という話だったそうです。
ちなみに、輸血や針などでの事故もないそうで、それまでの健康診断でも異常はなかったため、
おそらく前に付き合っていた彼女から感染したのではないかと思っています。
しかし、2年前のその時点では薬を飲んだり、治療するほどでもなかったらしく、様子を見るという診断になったそうです。

2年前に病気が判明し、1年前の健康診断でもGOT, GPTの値が高く、
また様子を見る、という診断だったそうです。
そして今年の健康診断では、GOT, GPTの値は私のと比べると高いものの、正常範囲内で、異常なしという診断でした。

大人になってから感染すると、ほとんどは治ると聞いたのですが、
一度治ったら、もう再発することはないのでしょうか？
今回の診断で、異常なしという結果でしたが、それはもう完全に完治したということなのでしょうか？

急性のものでも、まれに慢性化してしまうことはあり得ると書いてあったのですが、
慢性化した場合や、悪化した場合は、GOP, GPTに現れるんですか？

急なことで、とてもショックで、考えがあまりまとまっていません。
分かりにくいところなどあったら、ご指摘ください。

No.5 回答者： cyp2e1 回答日時： 2006/10/26 01:21

B型肝炎は、B型肝炎ウイルス（HBV)の感染によって起こりますが、急性肝炎と慢性肝炎があります。

基本的に、B型急性肝炎とB型慢性肝炎は別の病気です。
HBVは血液や体液中に存在し、血液・体液を介して感染します。
B型急性肝炎は、HBVキャリア（持続感染者・・・持続的にHBVを体内に持っている人）との性的接触によって感染・発病するケースがほとんどです（医療関係者が、HBVキャリアの血液が付いた針などをを誤って自分に刺してしまい、感染するケースもありますが）。エイズと同じ様な感染のしかたです。
B型急性肝炎は、ほとんどの場合1ヶ月程度で治癒し、日本国内では慢性化することは希です。発病時に免疫力が低下している場合（癌や血液の病気であったり、ステロイドなどの免疫抑制剤を投与されている場合など）に、慢性化することがあります。最近では、外国人との性的接触でB型急性肝炎になり、慢性化するケースが増えてきています。これは、海外（特にヨーロッパなど）のHBVは、日本のHBVと少し種類が違い、慢性化しやすいウイルスだからです。
B型慢性肝炎は、日本国内ではほとんどの場合、母子感染、特に垂直感染（出産時に母親から新生児に感染する）です。乳幼児が感染すると、肝炎を発症せずに、キャリアになることが多いのです。
キャリアとは、ウイルスを持続的に持ち続けている人の事ですが、肝機能障害を認める人と、肝機能障害を認めない人がいます。乳幼児期にHBVに感染すると、肝機能障害を認めないキャリアになりますが、成人する時期（十代後半～三十代前半）に一時的に肝機能障害を認め、その後再び肝機能は正常化し、HBVは持続的に持ち続けるが肝機能障害は認めない人が90%を占めています。残りの10%の人は肝機能障害が持続し、慢性肝炎となります。慢性肝炎になれば、肝硬変に進展したり肝臓癌を発症する人が出てきます。
お話を読む限り、あなたの彼氏はHBVキャリアなのか、過去に感染したが今はウイルスはいなくなっているのかはっきりしません。
主治医のお話では、”感染したのは最近ではないか”と言うことであれば、キャリアではなく急性肝炎であった可能性が高いと思います。
しかしながら、おっしゃる通り、希に急性肝炎からキャリアになる場合があるので、やっかいです。
キャリアでも、GOT、GPTが正常の人もいますので、GOT・GPTで現在HBVがいるかどうかの判断はできません。
HBVが体内にいるのかいないのかは、血液検査で簡単にわかります。
”HBｓ抗原”が陽性（＋）であれば、体内にHBVが存在しているということになります。HBs抗原が陰性（－）で、”HBs抗体”が陽性（＋）であれば、過去にHBVに感染したことがあるが、現在はいなくなってしまっていると診断できます。また、HBV-DNAと言う検査で、ウイルスを検出することができます。HBV-DNAが陽性であれば、体内にウイルスが存在することになります。
これらのウイルスマーカーをチェックすれば、少なくともHBVがいるかいないかはすぐに診断できます。
もし、彼氏の体内にウイルスが存在するのなら、セックスであなたに感染する可能性があります。コンドームで感染を予防することができますが、より確実なのは、あなたがB型肝炎ウイルスのワクチン（予防注射）を接種することです。その前に、あなた自身が血液検査を受け、HBs抗体が陽性か陰性かを確認して下さい。もしあなたがHBs抗体陽性ならば、ワクチンを接種するまでもなく、いわゆるB型肝炎に対する”抗体”を持っているので、感染する心配はありません。抗体が無いのなら、ワクチンを接種してもらって下さい。ただし、これは彼氏がHBVキャリアであるという前提です。彼氏がHBVキャリアではなく、過去にHBVに感染したことがあるが、現在はなおってしまっているのであれば、あなたがワクチンを接種する必要性はありません。

No.4 回答者： noname#21543 回答日時： 2006/10/24 02:47

>急性のものでも、まれに慢性化してしまうことはあり得ると書いてあったのですが、

慢性化した場合や、悪化した場合は、GOP, GPTに現れるんですか？

GOT,GOTに現れるんですか？
現れますが、B型肝炎のみでなく他の病気から現れる場合もありますので、そのことも考慮する必要があります。
＞再発も
完全に死んでない場合は、気をつけなくてはなりません。

　やっかいなのは、B型肝炎が完全に死んでいる状態でないと、他の重い病気にかかったとき、手術しなければならなくなった場合、それを考慮しながら手術をしなければならないことです。そのことは、B型肝炎に限らず、高血圧など慢性の病気をできるだけ持たないようにすることが大切です。
　大切なのは、気持ちを落ち着けできるだけ早く完治するように進めてください。お大事に。

この回答へのお礼

できるだけ気持ちを落ち着けようとしてるのですが・・・
やはりちゃんと検査をするまで安心はできないものですね。

詳しい説明をありがとうございます。
GOP, GPTの値が正常でも、完全にウィルスが死んだというわけではないみたいですね。心配です。

お礼日時：2006/10/24 22:20

No.3 回答者： hirorocchi 回答日時： 2006/10/23 23:44

貴女自身医師の診断を受けB肝ワクチンを接種しましょう

ワクチンで7割は防げるようです。
コンドーム＆ワクチンで身を守りましょう

この回答へのお礼

そうですね、検査した後に、ワクチン接種を考えています。
彼とは今後も付き合っていきたいので、しっかり勉強しようと思います。
ありがとうございました。

お礼日時：2006/10/24 22:26

No.2 回答者： noname#21543 回答日時： 2006/10/23 23:11

B型肝炎はC型肝炎よりはまだましです。

　B型肝炎は、感染して免疫（抗体）が出来るのに７～１０年くらいかかります。その場合、完全に死んだ場合（他の方に移さない）場合と、まだ死んでいない場合があります。この判定は、精密に検査をしないと難しいです。
　母子感染の場合は、割り切って母親に問い合わせて確認するしか方法はありません。その場合、担当医師から聞いてもらうのがやりやすいでしょう。
　書店で書籍でB型肝炎に書かれてあることでも医師でないかぎり難しいので
２人で病院に行き相談することが確実性があると思います。

この回答へのお礼

彼の母親に聞くことができれば一番いいのですが…
事情があってそれはできないんです。
とにかく病院に行って、できるかぎりのことをしたいと思います。
ありがとうございました。

お礼日時：2006/10/24 22:24

No.1 回答者： lucky_honey 回答日時： 2006/10/23 23:06

驚かれたと思います。

私ならかなり動揺します。
まず、今の彼の状況をきちんと知りましょう。
B型肝炎はCがたほどではないにしろ、慢性肝炎→肝硬変（または肝がん）という経過をたどることもあります。
感染後３０年、４０年後などです。

初期感染時にきちんと治療していれば問題ないのですが。
健康に見えてもB型肝炎ウィルスを他者に感染させるキャリアという状態があります。
キャリアですと、あなたや（将来生まれるかもしれない子供など）周りの人を感染していくかもしれません。
　きちんと病院で検査をして、今はどういう病態なのか、把握することが大事です。

まず不安ですよね。
彼が性感染したというなら、あなたにも移る可能性が高いです。
調べることが彼の誠意だと思いますし、このことに彼がどう対処していくかで彼の人となりが分かるでしょう。
明らかになるまでは、私があなたならセックスはしません。
怖くて出来ません。

この回答へのお礼

ご説明ありがとうございます。
調べれば調べるほど何だか怖くなっていって・・・
今週末に、彼と一緒に病院に行く予定です。

お礼日時：2006/10/24 22:16