プロが教えるわが家の防犯対策術!

主人がピーターパン症候群ではないかということに気がつき、ダンカイリーのピーターパンシンドローム(訳:小此木啓吾)という本を読み、もしかしたら改善策があるかもしれないという期待が少し持てたので、先日心療内科を訪ねてみました。
先生は彼の性格についてほんの少し聞いて、
「こういう人はね、ゆくゆくは詐欺師になるか犯罪者になるか、ヒモになるかのどれかです。たとえ彼のような人がカウンセリングに来たとしても変わるということは私の20年の経験上ありませんでした。あなたがマザーテレサや細木数子さんのように器の大きい人なら可能性はないとはいえませんが。それにこういった本(私が持っていったピーターパンシンドロームという本に対して)は全部嘘だと思っていい。私が今回の診察で言える最大のことはこれですね。この作者や訳者が詐欺師で登りつめた型で根拠もないのにこんな事を書いてる。こんな風に書くと本が売れるからね。特にこの訳者の小此木啓吾の本で良い本なんて一冊もない。この人達が詐欺師で騙し通せた代表みたいなもんですね。とにかくご主人のような人は変わる可能性はほとんどないから離婚を進めるということでいいんではないですか。子供さんもいるんだから離婚ぐらいきちんと出来ないと。」
……。
こんな風に言われてショックを受けて帰ってきました。変わる見込みも成長する見込みもない、ましてここから堕落するしかない様な人といるのは苦痛でしかないから早くそんな人とは断ちきった方が私のためにはなるという解釈をしてアドバイスには納得できたのですが、なんだかモヤモヤが残ります。
この先生がおっしゃった様にピーターパン症候群などただのデタラメで改善の方法などなく、そういった本を信じて期待した私はそのデタラメの本に踊らされていたということでしょうか?
どなたか詳しい方助言して下さい。

A 回答 (8件)

心理学を学んでいるものです。

ピーターパンシンドロームについての治療や症状が本当に存在するかしないかは詳しくはないのですが、人間にはパーソナリティ(性格)というものを誰しもが抱えています。
 なのでご主人は、そのピーターパンシンドロームのような特質はあるけれど、必ずしもピーターパンシンドロームであるということは断言はできないのが現状だと私は感じます。そういった面で診療内科の先生はピーターパンシンドロームというのは無いとおっしゃってるのでは。。

 しかし、診療内科の先生がアドバイスした内容をお伺いすると、一方的であなた様の心境を配慮できていない、発言が沢山あると感じるところもありますが、先生とあなた様がどちらがデタラメかといったように心理学には100%正しいということはないのです。(私個人の意見ではその先生がおっしゃていることもデタラメに当たると感じますが。。)

 もしその発言であなた様が傷つかれたのであれば、お辛かったでしょうが、先生のアドバイスはあくまで先生の考えなので、すべてを信じる必要ないと思います。仮にピーターパンシンドロームだったとしても、カウンセリングで適切な心理療法を行えば治らないということは絶対ないのです。ただ治療に当たっては本人の自覚と意志、カウンセラーとの相性があるので、そういった面では、あなた様の相談にのってくれる診療内科、または、ご主人の自覚と、きちんと悩みを受け止めてくれるカウンセリングルームを探されてみてはいかがでしょうか?
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ピーターパーン症候群で検索していたら、かなり前のこの書き込みに出会いました。

その後、ご主人はいかがですか?何番目かの回答のお礼に詳しい症状が書かれていて読んだら今の私の彼と共通する所が多いので…。
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#3です。

ご返事ありがとうございました。
いわゆる専門家ではありませんので、その点は最初にお含みおきください。

挙げていただいた例を拝見しました。
端的な印象としては、最初の「よく解雇されるがいつも誰かのせいにしている」を除くと、(望まれざる)父親像としてしばしば見かけるパターンのように感じました。
実際にお会いしたわけではないので程度の問題は残されるでしょうが、「大人になれていない大人」は非常に多いように思われます。
無論、多いから諦めるしかないということではありませんが、#3でも少し触れたように、何か重大な疾患であるかのように決め付けるのは、すぐ近くにあるかもしれない出口を塞いでしまう結果につながってしまうような気もします。

ところで2歳と0歳のお子さんがいらっしゃるんですね。
相当大変な毎日ではないかとお察しいたします。
なかなか時間が取れないとは思いますが、時々はsugarFさんご自身の息抜きも意識して行なうようにし、ストレスにならないようにご留意ください。

挙げていただいた例は、全てあるキーワードで統一することができると思います。
「(ご主人が)守ってくれない」という不満です。
「私を守って!」というのは、結婚するに当たって暗黙のうちに配偶者に求める当然の要請だろうと思います。
そして、男は常にそれを実行すべきでしょう。
これが実行されない場合、通常の状態であれば許せることであっても、本当に相手のフォローが必要な時には、その不満が一気に高まることは十分に考えられます。

今、sugarFさんはとてもお疲れではないでしょうか。
疲れていなくても、挙げていただいた例のようなことが繰り返されれば文句の二つ三つも言いたくなりますよね。
ただ、「離婚」する必要が本当にあるのかどうか、はもう少し落ち着いてからお考えになってはいかがでしょうか。
私としては、このような不安をご主人に再度ふつけてみることをお勧めします。
この際、可能であれば「不満」という形をなるべく取らない方が得策かもしれません。
しかし、離婚というような前提が心にあるとその気持ちは相手に伝わりますし、そのために好転するはずのものまでこじれてしまうことだってあると思うのです。

黙っていたって私を愛しているのならば私を守ってくれるはずだ、という考え方にも一理ありますが、
当然のことであっても、人に聞かされて初めて気づくことは案外多いものです。
家事の負担なども可能な範囲でご主人に依頼してみたことはおありでしょうか。
sugarFさんご自身が少しでも楽になるような態勢を取れるよう、不満という形ではなく、ご主人に協力を仰いでみてはいかがでしょう。
そこで彼の人間性も顕わになっていくでしょうし、何回話し合っても理解されないということがはっきりした段階で最終決断をされたほうが後の悔いは少なくなるように思われます。

あまり大したお役には立てなかったかもしれませんが、お考えになる際に少しでも参考になれば幸いに存じます。
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#4です。


質問者さんにとってはあまり有用ではないかもしれませんが,
少し補足させてください。

先に「医師がとった態度はとんでもない」と私が書いたのは,主に次の点です。

>彼の性格についてほんの少し聞いて、
>「こういう人はね、ゆくゆくは詐欺師になるか犯罪者になるか、ヒモになるかのどれかです。・・・

相談者の話を十分聞かないうえに,
会ったこともない人についてこのような決めつけを口にするというのは
まっとうな心療内科医の態度ではありません。


また,あなたが持参した本への批判,
とくに訳者である小此木啓吾に対するもの言いには私怨のようなものさえ感じます。
もし私怨でないとしたら,推測になりますが,いくつかの可能性があるでしょう。

心療内科医のなかには
交流分析(TA)や,その道具となる心理テスト・エゴグラムの信奉者が結構いるのですが,
この交流分析は,精神分析から破門されたアメリカの精神科医エリック・バーンが作り上げた技法で,
「口語版精神分析」とも呼ばれるものです。
その医師が交流分析家,ないしそのシンパだとしたら,
正統派の精神分析家である小此木が仇敵のように見えたのかもしれません。

また心療内科の看板を掲げていても,本来の専門は精神科であるという医師も少なくありません。
この場合,いわゆる生物学的精神医学一辺倒の教育を受けてきた世代なら,
小此木のような力動精神医学の存在は,精神医学の科学性・厳密性を毀損するものと感じられるかもしれません。
そのようなものが今でも世間に対して影響力を持ち続けていることへの不満もあるでしょう。

あるいはもっと単純に,
アカデミックポストも世間的成功も手に入れて,名を残して逝った小此木に対する
同じ医師としてのやっかみや嫉妬がそのような発言をさせたのかもしれません。

良いほうに考えると,
通俗心理学本に毒されたあなたに冷や水を浴びせて目を覚まさせるために
あえてそのような発言をした可能性もなくはないですが・・・
確率は低そうですね。
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この回答へのお礼

私の返信の為に割いて頂いた時間と貴重なご意見本当にありがとうございました。
ピーターパン症候群というものがどういった位置付けをされているのかがよくわかりました。(もしかしたら無知な為に間違った解釈をしてしまっているかもしれませんが…)
私がその本を読んだ時に、まるで夫はその本に書いてある症状がそのまま当てはまるような人だったので、きっと彼は重度のピーターパン症候群なんだろうと思いました。また、その本にはその様に行動してしまう幼少からの起源が書いてあったので”もしかしたら私が思っているよりも根が深いのかも。本にも書いてある通り専門家にアドバイスをしてもらおう”と随分悩みましたが改善策を見つけたい一心で心療内科に行く事を決心しました。
そして、いざ心療内科に行ったら夫の事について10項目程話した後に「彼の行く末は詐欺師か犯罪者かヒモしかない。」などと言われたので、何故この様な断定的ないい方をするのだろうか、この人が言っている事は信じられるのか、と思ったのです。私にすればこの本の言っている事を信じたかったのですから。
ですが、心療内科の先生の言っている事や診療に対して疑問も感じるし、私としては少しでも期待が持てる方を信じたい気持ちもありますが、そういった通俗心理学を信じて鵜呑みにすると言う事は危険な事で、心理学的に邪道だということですよね。

お礼日時:2006/11/29 23:12

ピーターパン症候群なるものは


精神医学的診断名でもなければ心理学的概念でもありません。
ある一群の人々に共通する行動パターンに大衆受けするもっともらしい名前を付けたに過ぎず,
教科書や論文には出てこない,いわゆる「通俗心理学」の類です。

このあたりの事情は
少し前に流行したアダルトチルドレン(AC)と似ていますが,
アダルトチルドレンの方はソーシャルワークの現場から生まれた考えですし,
一定の「実用的価値」を認める臨床家もいるので,これよりはマシかもしれません。

原著者であるダン・カイリーは研究者というより通俗心理学本作家というべき人のようです。
訳者の小此木啓吾は精神科医,精神分析家で,狭い意味での心理学者ではありません。
世界的な精神分析の退潮に逆らうように,
1970年代以降の日本においては大衆レベルでの深層心理学ブームが生まれましたが,
岸田秀,河合隼雄らと並んで,小此木はそのブームの立役者の一人でした。
研究者,臨床家としての評価はそれなりに高いのですが,
彼の拠って立つ,フロイトの流れを汲む力動精神医学自体が
現代の精神医学の世界ではマイナーな立場にあります。
またアメリカの通俗心理学本の翻訳で稼いでいたのも事実です。
詐欺師呼ばわりされる遠因はこのあたりにありそうです。

いぜれにせよ
あの本の内容が心理学や精神医学の研究成果であるなどと思ったら大まちがいです。
医師は一般に,頭でっかちの患者,思い込みの強い患者を嫌がるものですが,
通俗心理学本を持参して相談に来たあなたにそのようなものを感じた可能性はあります。
もっとも,そうであったとしても,あなたに対して医師がとった態度はとんでもないものです。
もうそこへは行かないほうがいいでしょう。
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「ピーターパン症候群」とは、


大人という年齢に達しているにも拘わらず精神的に大人にならない(なれない)男性の状況を精神疾患として捉えたものでしょうが、
#1さんおっしゃるように、アメリカ精神医学会出版の「精神疾患診断統計マニュアル」には記載されていません。
これは、ピーターパン症候群がただの出鱈目であることの証明というよりは、むしろ、
どんな男性にも多かれ少なかれ存在する精神性の一部なので、敢えて疾患という認定をすることにある種の躊躇が存在するからではないか、という気が個人的にはします。
ですから、改善の方法があるのかどうかということは、個々の程度によって異なってくるのではないでしょうか。

「大人になれない」にも様々な要素が含まれるでしょう。
重大な結果をもたらすものもあれば、今まで気付かなかったちょっとした(と口で言うほど簡単ではないでしょうが)対応で変わる部分もあるかもしれません。

また、少し視点を変えて見ると、
sugarFさん自身が、どういう点でご主人が「大人になれない」という判断をされているのか、ということも焦点になるように思われます。
もしかすると、「ピーターパンシンドローム」などという生易しい問題ではなく、もっと深刻な状況に陥っている可能性も無視できません。
逆に、sugarFさんが当初目指したように何らかの改善策があるかもしれません。
ご質問の文面からだけでは詳細が不明なので何とも言えませんが、いずれにしてもsugarFさんが納得した上で結論を出すことが大事だと思います。
何らかの参考意見を求めるのであれば、もう少し詳しい内容を書き込むか、
または、セカンドオピニオンとして他の心療内科を訪れてみるのも一法でしょう。
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この回答へのお礼

hakobuluさんにご意見頂いて深い部分を話しやすく促がしていただけて、本当に救われた気持ちがしています。親身なご意見ありがとうございました。
もっと夫についての詳細を明らかにする事で、また心療内科での診断と同じように彼には堕落の一途しかないと知らされたらどうしようという不安はありますが、前進したいので彼についての詳細をもう少し書き込みます。

・よく解雇されるがいつも誰かのせいにしている
・大小関わらずひとつの事をやり遂げられない、そのくせはったりは大きい
・物事の核心に触れると必ず逃げる
・難しい事やわずらわしい事は必死になって考えないようにしている
・楽しい事は率先してするが嫌な事は絶対にしない
・もっともそうな言い訳を作って自分の誤りを認めない
・例え彼が悪くても私だけは母親のように彼の味方をしなければいけないし、それがパートナーシップだと考えている
・第一印象がとてもよく人を楽しませるのが上手
・近い距離で付き合うようになった友人はある程度の期間で必ず離れていくので本当の友達と呼べる人がいない
・私や子供たちの事を愛していると言うが行動が伴わない。そのくせ子供には執着する

言い尽くせませんが、今思いつくことを書いてみました。
彼と結婚したのは5年程前で2歳と0歳の子供がいます。それに彼は英語圏の外国人です。
最初は彼の面白い所、優しい所に惹かれました。
文化も言葉も違うので、彼の悪い面もある程度は目をつぶっていましたが、病的?に彼は常識離れしているしどこかが変だと、彼を昔から良く知る人や彼の国の人や文化に詳しい彼の元上司にも言われていたので、なんとなく調べていてピーターパン症候群にたどり着いたんです。
彼が心を閉ざして彼の内面にある神経質で繊細な部分や孤独を否定しているので、彼と分かりあえず、私も孤独です。そしてきっと一生その孤独を背負って面白くもなく実りもない人生を歩んでいく事になる彼に同情しています。
ただ、私は彼に傷付けられ足を引っ張られるだけの人生は絶対に嫌だとも思っているので、改善策が見つけられなかった場合や、自分なりに改善策を模索して試してみてそれでも今より良くならなかった場合は離婚しようと思っています。
お礼の欄に長々と書き込みしてしまいお見苦しいと思いますが、hakobuluさん、それに皆さん、ご意見下さい。お願いします。

お礼日時:2006/11/30 01:06

 随分乱暴な物言いのお医者さんですね。


 ちょっと藪囲竹庵先生を思い出したんですが、気のせいならいいんだけど……(笑)

 んで、ピーターパン症候群は、「症候群」と名はついていますが病気ではありません。
 パーソナリティ障害――つまり、「誰でも持っている問題の一種」といえます。

 誰だって、「結婚したら突然大人になる」人はいません。
 少しずつ悩みながら、少しずつ社会適合していくんです。

 その過程で、ときに問題行動を起こしてしまうのは誰にだってあるでしょう。
 そんなものにまで病名をつけようとするのは、たしかに現代心理学者の悪い癖といえます。

 でももし、万が一旦那さんが「何があろうと絶対反省しない人」であれば、それはたしかにお医者さんの言うとおりです。
 俺も離婚をおすすめします。

 ですが、もし旦那さんがそんな人なら、あなたは最初から結婚などしなかったはずです。
 絶対反省しない人との結婚を選んだのなら、それは「当時のあなたが極度の視野狭窄に陥っており、あまりにも精神的に若すぎた」ことを示すからです。
(あるいは、親の反対を押し切って絶縁を盾に結婚したりしましたか?)

 ゆえに、個々の事例に個別に対処し、旦那さんが問題行動を起こしたらそのつど注意するのが、よい夫婦生活への一番の近道です。
 それでもし、「何で私だけがこんな苦労を……」と思ったら、どこの夫婦も一緒だと思っていただいて結構です。それは事実ですから。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
このようにピーターパン症候群についてご説明頂いて、なるほど、と感じることができました。
このように分類されているんだからこういった人達と付き合うための対処法があるのではないか、専門家のひとに聞いてみよう、と思って心療内科に相談に行ったのですが、やはりどの人と付き合うときでも同じように一つ一つ問題をクリアしていくことしかないということですね。
ただ、夫が決して反省しない人間かそうでないかは、わかりません。ただ、彼と出会ったときの自分は今と全く違う所に価値観をおいていました。もしかしたらおっしゃるように私があまりにも若すぎたのかもしれません。彼が反省出来る人間かそうでないかについてももっと見つめてみようと思います。
ご意見、ありがとうございました。

お礼日時:2006/11/29 14:23

少なくとも、アメリカ精神医学会出版の「精神疾患診断統計マニュアル」には記載されていません。


別の医師に相談した方がいいのでは?
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この回答へのお礼

もう少し考えてみます。ありがとうございました。

お礼日時:2006/11/29 14:26

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