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高血圧(160,110)と診断され、薬を飲んでいます。今では、
125,85くらいに落ち着いていて良好です。
この間、セックスの最中に何度か血圧を測ってみましが、
射精する瞬間には、190,110 くらいに上がりました。その後、
うとうとしているうちに正常に戻ったのですが、瞬間的に
こんなに上昇しても大丈夫でしょうか?
できれば、高血圧がご専門の先生、いらっしゃいましたら、
お教えください。よろしくお願いします。

A 回答 (5件)

「腹上死」という言葉はご存知ですよネ。


昔からよくある(といっても実際の例はあまり身近にはないかと思いますが‥)もので,性行為中に相手の上で逝ってしまうということです。
ですから,大丈夫でしょうか?と聞かれても,場合によっては危険ですとしか答え様がないのではないかと思います。
性行為自体が血圧を高くするものなんです。
というか,男性性器は海綿体に血液が充満することで勃起しますので,低血圧状態では困るということを考えると,射精の瞬間だけでなく,性行為の準備段階から血圧は上がりつつあるのですネ。
その証拠に高血圧の治療を受けておられるかたに勃起不全が認められることが多いですから‥(それでドリンク剤を飲むというのは少々困ったことなんですが)
とりあえず,日常生活では正常な範囲の血圧が保たれているようですから,出されている薬はきちんと飲み続けてくださいネ。
自覚した上で,適度な性生活をお過ごしください。
以上kawakawaでした
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この回答へのお礼

ご専門のお立場からのご指導ありがとうございました。
準備段階から、140~160、85~95 くらいに上がっていきます。
最後の瞬間がとても高いと思って心配していました。
幸い、勃起不全どころか、その逆みたいに元気です(週5回)が、
これからは、十分気をつけたいと思います。お薬もきちんと飲むことに
していきます。
人に聞けない質問でしたが、ご指導いただきありがとうございました。

お礼日時:2002/05/05 14:37

patientsさんは降圧剤を服用されていますが、現在の血圧コントロールは良好と考えて宜しいと思います。



高血圧症の患者さんが実際のところどのくらい脳血管障害や、虚血性心疾患になるかを調べた大規模臨床試験がここ数年間で沢山発表をされています。その結果から、血圧をどのくらいにコントロールすれば良いかの証拠がはっきりしてきました。

さて性行為中の血圧上昇ですが、外国のデータで私が記憶している範囲では、1年位前に少人数で検証をした報告がありました。それによるとやはりpatientsさんと同様にかなりの血圧上昇が性行為中に生じた為、狭心症等の発作をおこす危険があるであろうとの報告でした。

この様に短時間の血圧上昇は、一般的に緊張をした場合によく起こる事ですが、これに対してどの様に対応をしたら良いかの結論が出ているわけではありません。

一般的には、初めての相手との性行為は特に緊張が多いと思われますので、血圧以外に沢山のリスクファクターをもっている患者さんにはより危険が高まるのだろうと思います。(何を言いたいか判りますね ?)

もう一つ、同じ血圧コントロールの患者さんでも早朝に血圧が上昇するタイプの方が居られ、このタイプの患者さんは血管障害の危険が増大する事がわかっています。patientsさんがそのタイプかどうかは判りませんが、早朝の性行為は避けたほうがいいのではないかと思います。

当たり前の事ですが、普段の血圧の上昇が最も動脈硬化を促進しますので、これのコントロールを良くする事に勝るものはありません。
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単純化した解説のほうがわかり易いと思ったので前回の回答内容としましたが,言葉足らずの回答によって誤解を招く恐れがあるというご指摘はごもっともですので,再登場です。


勃起のメカニズムは完全な解明はされていないものの,概ね先のご指摘にも述べられていますように;
第一段階として性的刺激によって副交感神経という神経系からアセチルコリンという神経伝達物質が放出されます。
そして放出されたアセチルコリンは海綿体の平滑筋細胞の中のある種の酵素を刺激し,cGMPという物質の合成を促進させます(全身的な作用がありますが,ここでは局所に限って述べます)。
すると平滑筋の細胞の中のカルシウムイオンが筋肉の小胞体というところに取り込まれることとなり,それによって平滑筋が弛緩(緩み)し,動脈が広がり,陰茎に血液が流れ込んできて勃起することになります。
勿論,動脈から流れ込んだ血液は静脈を通って出て行くことになりますが,勃起により静脈が圧迫されて血流が滞り,勃起状態が維持されることになる。
と考えられています。
ですから,勃起不全の原因の全てが低血圧という誤解を与えかねなかったということについては訂正いたします。
他に多くの要因がありますので。
また,高血圧治療に用いられる薬剤の中でもカルシウム拮抗剤,アンジオテンシン変換酵素阻害剤については勃起不全の副作用報告は多くないということも認識しています。
補足と訂正まで。
以上kawakawaでした
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この回答へのお礼

kawakawa先生へ
 shu_s先生からのご指摘について、さらに詳しく説明をしていただき、
ありがとうございました。私の場合は、カルシウム拮抗剤とアンジオ
テンシン変換酵素阻害剤を服用しております。服薬を忘れないように
していきます。
 スポーツ直後では、心拍数が100くらいに上がって血圧は正常時よりも
まだ下がりますが、性行為の時には心拍数も血圧も同時に上がります。
同じ「運動?」でも、後者は適度にしないといけないと思いました。
ありがとうございました。

お礼日時:2002/05/05 23:05

【質問】kawakawaさんへ


『男性性器は海綿体に血液が充満することで勃起しますので,低血圧状態では困る』
との記載ですが・・

海綿体の硬度、すなわち勃起の維持は動脈血量が絡むのは確かですが、主に維持は静脈還流が減少する(シャントの閉塞による)ものであって、通常の血圧でも十分に勃起する(朝立ちを見れば明らか)ことは生理学的な事実ではないんですか?
血圧の上昇が起こるのは『自律神経系の興奮』つまり一般には『アドレナリン放出!(笑)』などといわれる一連の生理的反応の結果であって<そのため同じ性交渉でもおめかけさんや若い女の子とのアバンチュールの方が腹上死を誘発する(笑2)>『勃起するためには血圧の上昇がないと困る』という表現にはいささか疑問があるのですが・・その点の補足説明あるいは部分訂正を願えませんでしょうか?

高血圧の治療中に勃起不全が見られることについても血圧を下げたから生じるかのように誤解を与える表現にみえます。実際は『平滑筋への弛緩作用がシャント閉塞に不備を起こすから』ではないんでしょうか?

patientsさんには直接の回答ではありませんが、副作用を誤解されてしまうのが怖いのであえて同じスレッドに書き込みます。
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血圧は専門ではないですが…



性行為はそのように心臓負荷を加える行為です。
高血圧とともに動脈硬化など血管の脆弱性があれば、血圧の急上昇とともに破綻しかねません。それが脳内の主要血管であれば脳卒中、心臓であれば心筋梗塞などなど
腹上死とはそんなものです。

瞬間的にそれだけ上がるのがリスクです。
普段から管理を心がけること。
疲れが溜まっている時・睡眠不足・・・体に他の負荷がかかっているときは避けること。
入浴直後はさけ、水分を十分に摂取しておくこと(脱水下では危険性がさらに高まります)などが一般的にいわれています。

血圧そのものの値という意味では若い人でも同じくらいに上がることはあります。それ以外のファクターが多く存在し、そういった因子は高血圧治療中、心疾患治療中、糖尿病治療中などの患者さんでは一般に揃っているんです。
主治医の監督下、健康にご留意ください。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
十分、留意いたします。

お礼日時:2002/05/05 14:40

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