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1週間ほど前から、フローリングの床に水たまりができるようになりました。最初は1箇所だけで、集中的に、拭いても拭いても、水たまりができて不思議に思いましたが、その範囲が次第に広がってきました。
昨日は家のあちこちで、空中でピチャっという音がした次の瞬間には、床にバケツの水を投げ捨てたような形の水たまりが繰り返しできました。
家中のフローリングの上で、空中で水がはじける音がしたり、床や天井に水がつくようになり、家中が水浸し状態です。1日にぞうきんで拭いて絞って、2リットル以上の量になっています。
水道屋さんに見てもらったら、漏水はないと思われるので、結露ではないか、とのことです。
一方で建築士の方には、確かに床の、しかも継ぎ目ではない箇所に水たまりができ、次第にその大きさが大きくなっているのは確認できるが、結露は壁や窓にするもので、空中や床で結露など聞いたことがないので不思議な現象だ、と言われました。
築8年になりますが、このようなことは初めてです。
今までは玄関ドアの部分の結露が最も激しかったのですが、玄関ドアでの結露が急になくなったなあ、と思っていた途端に、このように家中に水たまりができるようになりました。
風呂場の天井の点検口からのぞいてみましたが、そこから見渡せる範囲では、屋根裏の断熱材や木材は乾燥していました。
ストーブをつけていないときは上記の症状はでません。
ストーブをつけてから30分後くらいから上記の症状になります。
いつの間にか空中ではじけるように水蒸気が液体化したり、床に水たまりができたりなどのような状態になる仕組みについて、どなたか教えていただけませんか?

A 回答 (6件)

結露の原理はすごく単純です。


空気は温度により空気中に含む最大の水蒸気量(飽和水蒸気量)が決まっています。
一般によく言っている湿度というのは、現在の空気中の水蒸気量を
その温度の飽和水蒸気量で割った値です。
例を挙げると、
飽和水蒸気量は0度なら3.77g、20度なら14.69gです。
温度が低いほうが飽和水蒸気量が少ないです。
温度20度で湿度50%ならば14.69×50%=7.35gの水蒸気が空気中に
あることになります。
結露というのは、室内の暖かい空気中に含まれる水蒸気が、冷たい壁に
触れることにより冷やされることにより生じます。
すなわち、温度が低くなると今まで空気中に含んでいた水蒸気をすべて含みことができなくなります。
その差分が結露として壁あるいは壁内に結露します。

>湿度計はつけていますが、40%と50%の間で推移しています。

外気温を0度としたら飽和水蒸気量は空気1kg当り3.77gです。
室温が20度としたら飽和水蒸気量は空気1kg当り14.69です。
したがって3.77/14.69=26.7%
室内の湿度が26.7%という超低湿度でも壁では結露します。
室温が15度では飽和水蒸気量は10.64gなので
湿度が35.4%(=3.77/10.64)という低湿度でも壁では結露します。

部屋の湿度(中央部分の湿度)が低くても結露は生じます。
結露が生じる部分は、ほんの数ミリから数センチの間の温度が低くなっています。
温度が低くなると同じ水蒸気量でも湿度が上がります。
湿度が100%になれば結露発生です。
部屋の湿度が50%でも壁際の湿度が100%になれば結露するということです。
>換気は外の湿度を考えながらしていますが、結露をすることに変わりはありません。
換気はしたほうがいいですよ。
水蒸気は、湿度の差で移動するのではなく、水蒸気量の差で移動します。
外気温0度 湿度80% (水蒸気量 3g)
室温20度 湿度50% (水蒸気量 7.35g)
の場合でも、水蒸気は室内から外に移動します。
 

参考URL:http://www.ads-network.co.jp/tokusyuu/t-05/t-050 …

この回答への補足

回答ありがとうございます。非常にわかりやすい説明でした。
今まであまり換気をしてこなかったことへの反省も含めて、早速換気をしてみました。
換気をしてみて起こった現象は、
1.全般的に床の水たまりが少なくなったが、部屋の暖かい箇所を中心に新しい水たまりができた。その場所も換気すると、また別の箇所に水たまりができた。
2.水たまりは寒い場所にできるというより、暖かい場所が淀んでいる場所、暖かい空気と換気の空気がぶつかる場所、換気扇の近く、子供が立ち去った場所(子供が動くことでしめった空気がぶつかるのでしょうか?ますます謎です)、などで発生する、ということが分かりました。
ただ、家全体としては水たまりの個数は減っていません。
換気をすることで、
1.冷たい空気を中に入れることになり、部屋の温度が下がり、飽和水蒸気量も減る。
2.水蒸気の絶対量が減ることで、結露を防ぐ。
以上の2点がどうしても相反する気がします。
もう少し説明をいただけると助かります。
水たまりの処理に追われて気が狂いそうなんです。
よろしくお願い致します。  

補足日時:2007/01/28 11:58
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>1.冷たい空気を中に入れることになり、部屋の温度が下がり、飽和水蒸気量も減る。


>2.水蒸気の絶対量が減ることで、結露を防ぐ。
>以上の2点がどうしても相反する気がします。

飽和水蒸気量というのは、空気が含むことができる最大の水蒸気量です。
温度(実際には気圧も関係あるが今回は無視して)のみにより決まる量です。
飽和の有り無しにより意味が変わってきますのでご注意ください。
一般的に空気中に含まれる水蒸気量を絶対湿度と言います。
ちなみに一般的に湿度といっているのは、相対湿度を言います。
相対湿度=絶対湿度/飽和水蒸気量
の関係があります。
冷たい空気は飽和水蒸気量も少ないです。
したがって、実際に含まれている水蒸気量も少ないです(実際に含まれている水蒸気量は飽和水蒸気量を超えることができません。その差分は水(結露)となります。)。
冷たい空気は乾燥した空気です。一方室内の空気は温度が高いので飽和水蒸気量も大きいです。
そこそこの湿度があれば水蒸気量も多いです。
この場合、暖かい空気は湿った空気になります。
その冷たい空気を取り入れると、その分室内の暖かい空気が(窓、換気扇を通して)追い出されます。
つまり乾燥した空気を取り入れて湿った空気を追い出しているのです。
換気により(相対湿度は上がるかもしれませんが)絶対湿度を下げることができます。
絶対湿度は室内なら(拡散するので)どこでも同じになります。
結露に対して問題となるのは、部屋の中央の絶対湿度ではなく、
壁際のほんの数ミリから数センチのところの絶対湿度なのです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。
今後の生活をきちんと見直したいと思います。

お礼日時:2007/01/28 15:08

その手の問題、テレビで見たことがありますよ。


その人はマンションだったのですが、
床から数十センチの所にある、部屋の換気口(丸くて、オレンジを輪切りにしたようなデザイン)の開閉口を閉めてしまったことによるものだったとか。
特にコンクリート系の住宅だと高気密なので、部屋が呼吸しないんです。
その換気開閉口が唯一の家の呼吸口だったんですね。
それを閉めてしまったので、水蒸気が外に出ずに家の中に溜まり、部屋の温度が下がったときに水滴となって床に溜まってしまったのではないかとのことでした。
そのお宅は水を流したように、「浸水」してました。
mimizuku82さんのお宅はどうでしょうか。
最近家具を動かしたとかないですか?
家具などで換気口を塞いでいませんか?

この回答への補足

早速に回答ありがとうございました。
確かに換気口がありません。
排気口はあるんですが、吸気口がないのです。
建築士さんに頼んでつけてもらおうと思っています。
家具を動かしたりはないです。
床に結露も不思議ですが、先週まで結露していた玄関ドアの結露がなくなった科学的理由もわかりません。

補足日時:2007/01/28 01:28
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。
今後の生活をきちんと見直したいと思います。

お礼日時:2007/01/28 15:07

総体的に見れば、家の中で発生する水分が多いと、冬期間にはこういう現象が起こってきます。


夏の期間には、起こりません。
ようするに、空気中に含まれる含有水分は、気温が高い方が多く含んでいます。

加湿器は使っていませんか?
ストーブは、煙突付き、FF式ですか?
そうでない時は、灯油1リットルをストーブで使うと、部屋の空気中には約1リットルの水分がストーブから発生します。
冬場は、室温が低いですから、気温による許容含有水分量より多い水分が、行き場を失って結露することになります。
貴方の場合は、余分な水分が気温が低く床の低いところ現れてきているものと思います。

結露発生の原因としては、第一に換気が悪いがあります。
第二に、住んでいる住宅の断熱性能、特に床の部分に問題が考えられます。

かなり前に私の友人宅で同じような現象が起こって調べたことがあります。
原因は、家全体の換気が悪く、引起した現象と確認しました。

解決策としては、家全体の換気計算をして、新たな換気設備をつけなければなりません。
大げさな設備ではありません。
吸気口には、開閉型の換気口、排気口に電動のロスナイ換気扇をつける程度ですから、費用は大した事が無いと思います。

出入の建築士さんに換気計算をお願いして、何処の部屋に換気口をつけロスナイ換気扇を付けたら良いか相談してはどうでしょうか!

ちなみに私は、寒冷地秋田県に住んでいる者です。

この回答への補足

早速に回答ありがとうございました。
加湿器は使用していません。
ストーブは外に排気するFF式の石油ストーブです。
確かに換気は悪いです。反省しています。
ただ、なぜ、床に結露するのか科学的な根拠がわかりません。

補足日時:2007/01/28 01:25
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。
今後の生活をきちんと見直したいと思います。

お礼日時:2007/01/28 15:07

やはりちょっと普通では考えられない状況ですね。



結露のメカニズムは、
 例えば、室内の空気中の水蒸気の量が一定温度以下になると水蒸気でいられなくなり、温度の低い場所から順次空気中からあふれ出してしまいます。(所謂結露)

通常の場合は、室内温度よりも外気に面した、ガラスとか、アルミサッシュの表面温度が低いのでこの部分から結露がすることになりますので
そういった場所が結露せず室内に雨が降る状態になるのは私も聞いたことはありません。

推測の範囲でしかありませんが、ストーブを付けているとなるとのことですので、やはり室内が大気中と同じ現象を起こし室内に雨雲が発生し雨を降らしているのではないかと思われます。

 ストーブ(石油?)は石油が燃料ですから燃焼させると二酸化炭素と水が発生します。温度が高いので所謂水蒸気として空気中に説けた状態になっています。
 当然のことながら空気を暖めているわけですから冷たくて湿った空気がストーブによって暖められた空気(溶けている水蒸気の量はほぼ同じ)が滞留して床面付近でぶつかった場所に雨雲(?)が発生して空気中の水蒸気があふれ出して水(雨)になるのではと思われます。

いずれにしましても、室内に温湿度計(デジタル式で安く売っています)を設置して定量的に確認することが必要ですね。
おそらく、湿度が90%近くなっていると思われます。

それと、室内に水分を供給しないようにしないと解決しません。
ので室内湿度を下げることをする必要があります。

・室内で熱帯魚とか飼われいませんか?
  →水分が空気中に蒸発しますので即刻やめてください。
・炊事をするときには必ず換気扇をまわし、湯気等は換気扇により外部に排出してください。
・お風呂を沸かすときには蓋を必ずして沸かしてください。
・入浴後はお湯を必ず抜いてください
・また、換気扇は翌朝まではかけっぱなしに心がけてください。
・石油ストーブ・石油ファンヒーターは使用しないでください。
・当面暖房はエアコンに切り替えてください。
・冬の外気は乾燥していますので、暖かい昼間は空気の入れ替えをしてください。但し夕方以降は温度が下がると冷たく湿気をのある空気になりますので外気の取り入れはやめてください。
・室内の観葉植物もあるようでしたら、お水をやったりすることになるので撤去してください。
・お風呂を使用中の際は湯気が室内に流れ込まないように扉をキチンとしめて気をつけるようにしてください。
台所等にもお水などをため置きしないように気をつけてください。

とにもかくも、室内の水分量(水蒸気)を少なくする努力をしてください。

カビだらけにならないように、早急に解決することが必要です。

この回答への補足

早速に回答ありがとうございました。
湿度計はつけていますが、40%と50%の間で推移しています。
ちなみに同じ部屋にかけてあるタオルはすぐに乾燥します。
なぜか床、そしてその上の空間で結露します。
換気扇は翌朝までかけっぱなしです。
先週までは起こらなかった現象が、なぜ今週に入ってから起こっているのか全く分からず、困っています。

補足日時:2007/01/28 01:22
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。
今後の生活をきちんと見直したいと思います。

お礼日時:2007/01/28 15:06

ピチャっという音は空中ではないのではないでしょうか。


おそらく床に落ちた音でしょう。
空中で水になったら雨では。。。

古くからこういう現象はあります。
銅像などが涙を流す現象等が近いものになるかと。
あったまった空気の中の水蒸気が冷たい所に当たり水となります。
銅像の目のようにくぼみにたまるのが一般的。

少し傾斜があるとか単純に天井から落ちてきているだけかもしれません。

ただ家中で出来るというのが気になります。
湿度は下げるしか方法はない気がします。
除湿機は利用されていますか? よく換気をすると良いという方が
いますが、換気をすると新しい湿気が入るので無駄です。

この回答への補足

早速に回答ありがとうございました。
除湿器は使用していません。というか、使用しても結露の速度に間に合わないのです。
換気は外の湿度を考えながらしていますが、結露をすることに変わりはありません。

補足日時:2007/01/28 01:20
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。
今後の生活をきちんと見直したいと思います。

お礼日時:2007/01/28 15:05

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