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未だにどうも分かっていないので、教えて下さい。

進化論は再現されている、という言葉を時々聞くように思います
おそらく、小さな変化(変遷)が起こっている事を言っているのかと思うのですが、この僅かな変遷の繰り返しが、ある種から別の種へ変わることに繋がったという実例が目撃されたことはないですよね? 
たとえば、ショウジョウバエに何千回と放射線を当てたところで、変種はできるもの、ショウジョウバエはショウジョウバエのままだそうですね。

私の理解では、進化論というのは、種内の変遷(多様性)ではなく、ある種から別の種へどうしたら変遷するかを説明する仮説だと思っているのですが。。。。

進化論は再現されている、と言えるのでしょうか??

どうもよく分からなくて・・・

A 回答 (3件)

進化論は新種の出現だけを説明する理論ではありません。

進化論全体を問題にした場合、実験や観察によって確認されている部分もあればされていない部分もあるというのが妥当な回答でしょう。

では、「小さな変化の蓄積が新種の形成につながるということが実際に観察されているのか」という、より限定的な問題について考えてみることにしましょう。生物には同種と扱うべきか別種と扱うべきか意見が分かれる微妙な違いを持った集団がよくあります。これまでは種内変異として扱われてきたとしても、明日からは偉い分類学の先生が別種として記載するかもしれません。このような例の場合、新しい種の差異は種内変異の延長上に生じ得るということが状況的に自明ですし、また、実際に新たな種が生じている瞬間を我々人類が観察しているのだと言っても過言ではないでしょう。バクテリアのような世代時間が極めて短い生物ならもっと分かりやすい実験例もあるかもしれません(単為生殖ですと種の概念が少し違ってきますが)。

ショウジョウバエの実験に関しては、subaru361さんが回答されているように、観察時間の不足ではないかと思います。自然界のショウジョウバエの中のごく近縁種でも、分化してから1億世代くらいは経過しています(多分)。ましてやショウジョウバエ自体をショウジョウバエとして認識されなくなるほど進化させるには何ヶ月か放射線を当ててちょっと人為選択したくらいでは無理でしょう。
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 私もあまりそのような言葉は聞いたことがないのですが・・・



 もしかしたら、「個体発生は系統発生を繰り返す」という言葉のことではないでしょうか。つまりこの言葉、もっとくだいた調子で言うと、「ある個体が発生(卵子から個体になっていくこと)していく様子は、生物の進化を再現している」という言葉になって、質問者さんの質問した言葉に近い感じになります。

 この「個体発生は系統発生を繰り返す」という言葉は、例えばヒトが受精卵から胎児になっていく過程で、エラができたり手に水掻きができたりするあれです。受精卵から胎児になっていく様子を観察していくと、それはあたかも魚類から爬虫類などを経てほ乳類に進化した、その道筋を辿っているように見える、ということで「進化論が再現されている」とも確かに言えるかと思います。

 なので私は質問は、このことを指しているのではないかと思います。

 ちなみにこの言葉自体は、大昔から言われているカビが生えたような言い方で、別に新説でもなんでもありません。「確かにそう見える」というだけの話なので、別に検証や論争をされたりするような話でもないかというように認識しています。
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進化論は再現されているとはいっていないと思います。

一応、実験では種から別種の作出にいたるまでの進化論経緯は再現されてないとされ、その意味では「仮説」という認識でよろしいかと思います。

ただ、進化論にはいろいろ立場がありますので、一言で言うのは無理があります。基本的には、
○別の種に変異することのみを進化論で説明するわけではない(目の進化、などは進化論の議論としては定番ですが、種の進化とは直接関係無い)
○種内変異も別種への変異にも本質的な差はないとするのが普通であり、別の説明原理があるとするのは少数。ただし、絶無ではない。

という点に質問者様の理解不足・誤解があると思います。例えば後者を肯定するかどうか、によって質問の意味が全く変わってきます。ちなみ私は種内変異と別種への進化に本質的な差は無いという立場ですので、質問者様の感じる疑問については、単に観察時間の不足であろう、という見解です。
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