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どうして一本、二本、三本はいっぽん、にほん、さんぼんと音が変わるの?

A 回答 (3件)

「ぽん」が本来の中国音に近いと聞いたことがあります。

「いち」「いつ」「いく」「いき」「いふ」などは昔の中国音では t, k, p などの子音で終わっていたと考えられ、これらに別の漢字が続くと促音になります。また促音の時の二文字目は濁らないのが普通です(例外:仏陀「ブッダ」)。
「二本」の「ほ」は「ぽ」→「ふぉ」→「ほ」と変化したものだそうです。
「三本」の「ぼ」は sam+pon が m の影響で有声化したものだそうです。ちなみに「三」は san ではなく古くは sam だったそうです。「三位(さんみ)」「三郎(さむろう→さぶろう)」など。

ただ、「根本(こんぽん)」では「ぽ」だったり、変な例ですが「エロ本(ほん)」に対して「ビニ本(ぼん)」のように連濁したりしなかったりすることもあるのでこの辺のはっきりした理由は分かりません。一般にこのような連濁や連声(リエゾン:「三位」さむい→さんみ)は新しい語ほど起きにくいと聞いたことはありますが、これ以上のことは専門家のご意見を待ちたいと思います。
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この回答へのお礼

またも説得力のある回答ですごいです!
たしかに参拝(np)、三杯(mb)、三杯(mb)、心配(np),金品(np)など、m のほうが b と結びつきやすいかもしれません!

お礼日時:2007/02/25 18:24

一匹=いっぴき、二匹=にひき、三匹=さんびき も同様ですね。


前の語の音によって読み方が変わる事があり、これを音便化または連濁などといいます。
理由は、#1さんの言うとおり、発音しやすいためでしょう。
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発音しやすいからじゃないですか。

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この回答へのお礼

もっと格好いい解釈をお願いん!

お礼日時:2007/02/18 17:32

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