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フルートは他の管楽器に比べて、圧倒的に低音が弱いです。
どんなにうまく吹いたところで、音の通りは知れています。合奏中周りがfでは埋もれます。
対して他の管楽器(あるはいすべての楽器)は低音が強いです。低くなるほど豊かになるという感じです。

ピッコロのは非常によく聞こえます。対してアルトフルートのはやはり埋もれます。フルート族というのは並べてみたところで、圧倒的に上が強いです。音量の問題?なのか人間の可聴特性の問題なのか。もしかして犬にオーケストラを聞かせると、とんでもない聞こえ方をしているのかもしれないですね。

これはどういう理屈なんでしょうか。
またこの低音の弱点を払拭はできないものなんでしょうか。

A 回答 (1件)

クラシックに用いられる音の要素には「高さ・強さ・音色」があります。



簡単に言うと、
「高さ」は、ヘルツ
「強さ」は、振動の幅
「音色」は、倍音の含まれ方
となります。

これらを総合してフルートという楽器はどうしても
あなたが感じておられるような特性を持っているのだと思います。

「合奏中に目立たない」は目立たない=意味がない
ではなく、一つの音のまとまりの中で楽器それぞれが
重要な役割となっています。

だからこそ「合奏」なのです。

一つが欠けても全く違う音色・音楽になってしまうし、
そのフレーズごとで重要な役割の楽器は違っています。

フルートが頑張るべき所も必ずあるはずです。

それ以外は「目立たないから意味がない」ではなく、しっかり
サポート役にまわりましょう。

どうしてもずっと目立ちたいなら、合奏ではなく
ソロ・アンサンブルも楽しんでみては?
フルートは高音が目立つ分、ソロ・アンサンブル
にとても向いていると思います。


低音の事ですが、目立たない・鳴りにくいのは
どうしても楽器の特性としても、頑張れば必ずやしっかり鳴ります!

きっと響きのツボに当たっていないのでは・・
(と言われても難しいですよね。。★)

その分野は独学ではかなり難しいと思いますので、
専門の先生にレッスンしてもらうのが一番です。

フルートはキラキラ吹くのは誰でもできますが、
低音でその人の本当の上手さがわかります。

もし低音の克服で先生につくなら、ドイツ系の奏法の先生が絶対です。
ドイツは太くてしっかり鳴り響かす系、
フランスは軽くてそれこそキラキラさせていれば良い
と言う感じです。

頑張ってくださいね!






                              
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この回答へのお礼

>
「音色」は、倍音の含まれ方
となります。

わかりました。
フルートに含まれる倍音は他の楽器に比べて少なかったはずです。
ゆえに、低音域では「人間においしい」ところの倍音が期待できない。
だから貧弱な音になるんです(他と比してですよ、それはそれで美的なものですけども、合奏には有効でない類のものです)
対して例えばフルートと似たような音域のソプラノサックスはどうか。
低温が強い(まあ普通ですけど)それは基音以外に「人間においしい」ところがよく鳴っているからです。
対して高音域はどうか?フルートでは「人間においしい」基音がよく鳴りソプラノサックスは相対的に基音が弱くしかもその上の「人間においしくない」領域のものがよく鳴っている。

おそらくそうでしょう。




これらを総合してフルートという楽器はどうしても
あなたが感じておられるような特性を持っているのだと思います。

お礼日時:2007/03/01 11:06

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