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カセットテープの初めと終わりにある透明なリーダーテープは何の為にあるのですか?

A 回答 (4件)

リーダーテープの必要性は複数の理由があり皆さんの言う通りと思います。


私が思うに最大の理由としては限られたスペースの中に長時間録音するためにはテープの厚みを薄くするしか有りません。
その為磁性体を塗布したベースフイルムの引っ張り強度がC120(往復120分)となるとかなり落ちてしまいます。
オープンリールの場合は巻き取り終端でテープが外れる構造ですがカセットの場合リーダーテープの強度でしっかり切断せずにストップさせる役割があると思います。
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リールにテープを固定するハブの部分で構造上どうしても段差を生じるので、リール巻き始めの数回転はテープに縦筋が付き易く、その部分を録音・再生に使うと雑音になるので巻き始め及び巻き終わりの部分は磁性体を塗布していないリーダーテープにしています。



また、リールの巻き始めはテンション(テープを引っ張る力)がかかり、不安定走行しがちなので録音・再生が安定しませんから、それを避ける意味もあります。

更に、リーダーテープがあることにより保管時に磁性テープが露出しないですむなど、録音テープの保護の役目も担っています。


コンパクトカセットのリーダーテープは透明とは限らず、リーダーテープのデザインはメーカー各社で工夫されてもいます。
例えば、リーダーテープをマット仕上げにしてクリーニングテープの機能を持たせるようにしたものや、4.75cmごとに目印の線(テープスピードが秒速4.75cmなので、次の線までが1秒という目安)をプリントして、音が出始めるまでの秒数をリーダーテープの巻き代により調整しやすくしたもの、短い間隔で等間隔に斜めのアルミ蒸着部分を作り、対応した機器で使用した場合にテープエンドになるとピピピピピと音が鳴るようにしたものなどがあります。


コンパクトカセットテープが市場に登場したばかりの頃は、磁性テープとの境のリーダーテープに貼られたアルミ箔のテープ(sencing tape センシング・テープ)でテープエンドを検出し、オートリバースやオートシャットオフするしくみになっている機器もありました。

ビデオテープの場合は、リーダーテープは透明で、その部分が光を通すことを利用して、テープの始めあるいはテープエンドを受光素子で検出して自動停止や自動巻き戻しなどの動作をさせるようにしていますが、コンパクトカセットテープの出始めの時代にはアルミ箔が電気を通すことを利用して、2つの電気接点の上をセンシングテープが通過すると接点間が通電しスイッチが入るという単純なものでした。
テープエンド検出については、現在では、リール回転をパルスで検出したり、ローコストのものではテープが規定以上に引っ張られるとメカニカルにシャットオフするものなどいろいろな方法があります。
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テープの両端はテンションがかかる為、どうしても録音状態が不安定になります。


このためにテープが安定走行するまでの安全地帯としてリーダーテープがあります。

また、テープ端で万が一テープが切れてしまった場合
リーダーテープが無ければ、大事な録音が復元できなくなってしまいます。
リーダーテープの部分が切れる分には、録音内容には影響が出ませんよね。

また、テープによってはリーダー部分にクリーニングテープを使用していた製品もあります
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光学式のエンドサーチ用だと思います。


ビデオテープはそうなっています、カセットもそういう方式を取っているデッキがあるかもしれないと思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

お礼日時:2007/03/21 21:04

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