プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

一応FP資格(まだAFPですが)を持つ者です。
FP、FPと叫ばれつつも、一般論としては、日本で独立FP(保険の代理店ではなく)としてビジネス的に成功するのは困難だと聞きます。
一方アメリカでは、独立FPは人気業種で、年収も平均で10万ドル以上などと言われます。(どこで利益を上げているか不明ですが。)

皆さん、(特にFP関連業務をされている方)、はこの差は一体なんだとお考えですか?

よく、「日本人はコンサルティングにはお金を払う習慣・文化がないから」、「確定申告をしていないのでお金に対し探究心がないから」、「まだ貯蓄比率が高いのでさほどニーズがないから」、「米より時間的に遅れているだけなのでそのうち盛り上がる」、などと言われているかと思います。

あくまで憶測になるかと思いますが、ご意見拝聴したく思います。

A 回答 (7件)

あげられた理由の他に、存在が知られていないことがあります。

街を歩けば「税理士事務所」「司法書士」「行政書士」などのカンバンを見ますが、FPさんのカンバンは見たことがないです。また、家を買えばほとんどの人が司法書士にお世話になるというようなことも、FPさんにはありません。
何をやっているのか、どこにいるのかすらわかりません。ですので、もっと存在をアピールしないと、FPと言う人は保険か投資信託を売る人に過ぎなくなってしまいます。また、テレビに出てくるFPという人も、大したこと言いませんよね。専門家として、尊敬される必要があります。

法律上、独占的な業務が何もないというのも原因でしょう。

最大の理由は、お金のことは他人に話をしないという行動様式だと思います。これは、世代により、意識が変ってきていると思います。

このマネーカテゴリーで、FPと名乗って回答している方がいますが、なるほど専門家だというような回答にあったことがありません。プロはタダ働きしないのでしょうけど。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。私も同意します。
今後の消費者(投資家)の意識改革を期待するとともに、FP(FP業界全体を含む)からも更に効果的、具体的なアピールを世間に対し行う必要がありそうですね。

お礼日時:2007/03/25 13:23

>一方アメリカでは、独立FPは人気業種で、年収も平均で10万ドル以上などと言われます。

(どこで利益を上げているか不明ですが。)

アメリカでは投資が盛んですね。一口に投資といっても不動産、貴金属、債券、株、各種投資信託やヘッジファンドなどがあります。

アメリカでは金融資産をどういう配分で投資すれば一番効率が良いか、いつ頃幾ら必要になるのかというライフプランと絡めアドバイスするFPがいます。不動産売買が成立すれば提携不動産会社から、投資信託が購入されれば信託会社からフィーが入ります。億万長者の顧客が数人いれば食べていけます。

日本のFPは生活診断みたいな事しか出来ない人がほとんどで、投資に関しては私より知識のない人が多いので、がっかりします。(ライフプラン表だったら保険会社で無料で作ってくれますし)税法や法律にも疎いので1円も払う価値がないなーと感じます。

でも、少数ながら日本でも投資顧問業で食べているFP、AFPはいます。彼らは生命保険や投資、税金に関しても知識がすごいです。医者や社長といった高所得の顧客を持っているようです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
需要(相談者)と供給(FP)の双方の更なる育成が必要なのかもしれません。

お礼日時:2007/03/28 14:35

日本でそれなりの資産を持っている人は、下手なFP程度の知識は持っている場合が多いと思います。

私自身、雑誌等でFPの書いたものを読んで特に感心したことってないですね、正直言って。自分の資産運用は自分のことだから真剣です。人のアドバイスなんてアテになりません。

じゃあ海外では何故FPが成り立つのかって言われると分かりませんけど、日本でFPが流行ることは、なさそうな気がします。
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この回答へのお礼

そうですね。運用自分でやっている人は、他人に言われなくてもわかっているでしょう。
たぶんお金はたくさんあるのだけど、本業が多忙で、いちいち細かい運用まで考えている暇がない(でも運用で増やしたい)ような富裕層ならある程度のニーズはあるもかも。。。????

お礼日時:2007/03/28 14:30

私は成功しようと思っていますが、成功してはいません。



個人の相談料では日本だけでなく、おそらくアメリカでも生活できないと思います。

相談料で生活するなら企業と顧問契約するしかないと思います。
実際にトヨタはFP事務所と契約しています。

老後対策というニーズはあります。その掘り起こし方がわかれば私も成功者になれます。
営業とコンサルティング部門は和歌得た方が良いと思いますが、個人で開業しているところがおおいのが実態です。
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私もFPです。



アメリカのFPについて詳しいわけでありませんが、顧客が10人でも生活できると聞いたことがあります。

どういう意味かというと顧客の財産の運用を任されているのだと思います。
日本とは全く別物と考えた方が良いでしょう。

FP協会のメンバーのページでそのあたりのことを議論したりしています。
一度読んで見ると良いでしょう。

>10万ドル以上
1ドル110円で計算すると
1100万円のコンサルティング料を稼ぐためには逆に1件いくらで毎日何件の仕事をしなければならないか計算してみてください。

FPの資格試験と収入を得る技術は全くの別物です。
資格をとっても勉強不足の方も多いのが現状のようです。
収入を得ようと考えるなら最低1年の勉強と準備と戦略・計画は必要です。ここで回答するのも経験のひとつです。

FPで1100万円稼ぐ困難さと会社を起業して1100万円稼ぐ困難さを比較してみないと本当に日本では困難かとういう検証はできないと思います。

1100万円稼ぐためには何をすればよいかから考えた方が良いと思います。

参考になるかどうかはわかりませんが、私は昨年週パンの原稿を持って角○出版の編集長と面談までこぎつけました。今年はそれを上回る内容の原稿を書くつもりでいます。
共同出版では3社から採用通知はきています。
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この回答へのお礼

貴重なご意見ありがとうございます。
たしかに独立FPをするというのは、まさに起業して成功するわけですから、FPという側面よりもむしろ、起業して成功するのがどれだけ困難か、ということでもありますね。
kirara3970は成功されている中のお一人だと思いますが、やはり執筆が主な収益源のようで、本来のFP業務であるコンサルティングで生計を立てている方は少ないようですね。(「コンサルティング」が本来のFP業務というのは全くの私の私見ですが。)
ほとんどの「成功者」の方は、「講師」や「執筆」が主な収益源だと聞いております。

お礼日時:2007/03/25 13:43

1,2の方の意見に賛成ですが、付け加えるならば



・ここ15年は「失われた10年」の株価下落、ゼロ金利、デフレ下のせいで「何もしない」のが最高の資産形成術であった。だから保険ぐらいしか売るものが無い。
・日本は会社も政府もやることなすこと不透明で、日本で投資する気が根本的に起こらない。
 →昨今のライブドア経営者は実刑、検察官の天下りを雇った日興の経営者は無罪という官の不透明。
 →公認会計士は関与先会社にまったく逆らえない言いなり決算という民の不透明。

今までは、あえてコンサルティングフィーを払って、いかさま博打に参加するようなものでした。

実際、銀行の高額預金者向けの無料資産運用相談だって行く気がしませんでした。ニーズが増えるには社会がもっと多様化・混沌としてコンサルティングフィー以上のインセンティブが無ければいけないでしょうね。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
最近は格差社会と言われ、日本も本来の資本主義へやっと移行する気配があります。FPへのニーズも増えてくるのではないでしょか。

お礼日時:2007/03/25 13:29

>よく、「日本人はコンサルティングにはお金を払う習慣・文化がないから」、「確定申告をしていないのでお金に対し探究心がないから」、「まだ貯蓄比率が高いのでさほどニーズがないから」、「米より時間的に遅れているだけなのでそのうち盛り上がる」、などと言われているかと思います。



この通りではないかと思います。
日本人の中には資産を運用するという考えのない人が多くいますし
何もしなくても国がなんとかしてくれるだろうと思っている節があります。
しかし、年金の問題や国の不祥事などでだんだん自分のことは自分で守る
という考えが強くなってきているので今後ニーズもでてくるのではないかと思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。私も同意します。
今後の消費者(投資家)の意識改革を期待するとともに、FP(FP業界全体を含む)からも更に効果的、具体的なアピールを世間に対し行う必要がありそうですね。

お礼日時:2007/03/25 13:24

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