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こんばんわ。

米国の数学で大学院のPh.Dプログラムか6校ほど合格通知が来ました(2007 fall入学予定)。
よく、交渉次第(併願している他大学ではこれくらいの費用(授業料+滞在費)でお宅は高いので安くしてくれればお宅に入学を検討できる等)では費用が安くなるとか留学経験者の個人サイトでそのような体験話がありますが
率直に安くしてくれ等と言ってみる価値はありますでしょうか?
交渉経験者の方いらっしゃいましたら具体的体験談お願い致します。

A 回答 (2件)

合格おめでとうございます。


1番の人も書いてある通り、授業料と滞在費は基本的には交渉できません。ポイントは奨学金になります。

奨学金にもフェローシップ(完全給付型の奨学金)やアシスタントシップ(TAやRAなど労働の対価として支払われる給料の体制を取った奨学金)など、いろいろ種類があります。そして大事なことは、これらの奨学金が取れれば、大体は授業料全額免除やほぼ全額免除が自動的に付いてきます。健康保険その他の福利厚生までついてくる場合もあります。

ということで、まずは交渉を考えるより先に、どの大学で、どういった条件と額の奨学金を何年間もらえて、それとともに授業料がどれだけ免除になるかを調べてください。事前に提示されている場合もあると思いますし、問い合わせて初めて教えてくれる場合もあると思います。

合格した6校のプログラムの質や、奨学金の条件やその他諸々を天秤にかけて、一番行きたいところを選んで行けばいいと思います。
もし「奨学金があればどうしても行きたいのに、奨学金が無いから行けない」学校があれば、奨学金を何とか貰えないか交渉してもいいとは思います。日本の感覚だと「お金お金っていやらしい!」となるかもしれませんが、アメリカの大学は交渉についてそれほど気にしないので、聞いてみたければ聞けばいいと思います。

奨学金の内容に不満がある場合なども、交渉の結果で給料が上がったり福利厚生が付いたりする場合もあります(奨学金によっては交渉が一切不可のものも多くあります)。

奨学金のことは、やはりなかなかイメージが沸きにくいこともあるかもしれません。押さえておきたいところは
・どういうタイプの奨学金を何年間確実にもらえるのか。
・奨学金はいくらもらえて、奨学金の給付がある間は授業料を結局年間いくら支払う必要があるのか。
・奨学金の額はその地域の物価に連動しますので、奨学金の高いところは生活費も高い傾向にはあります。
・完全給付型の奨学金が一番ラッキーです。TAとRAなら基本的にはRAの方がラクですが全部がそうでもありません。Ph.D.コースの場合は教育経験を積ませる意味もあり何年間かTAを必須にしているところも多いと思います。

こんなもんですかね?後は留学経験者の個人サイトで何か有用なことが書かれていたら、そちらを実践してもいいかもしれません。
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この回答へのお礼

遅くなりまして申し訳有りません。
お陰様で大変参考になりました。
どうも有り難うございました。

お礼日時:2008/02/08 04:26

費用を交渉、とありますが、正しくは奨学金やRAの報酬について交渉することだと思います。

授業料自体は大学全体でレートが決まっていますから、学科や指導教授の裁量で変更する事はできません。
合格通知のオファーレターの中で奨学金やRA/TAとしての雇用条件が提示されることが一般的だと思いますが、大学の運営する奨学金やTAshipの場合は大学、あるいは学部、学科内でレートが決まっているのでこれも交渉の余地は少ないでしょう。指導教授が外部グラントで学生をサポートする場合、往々にして大学内のRA/TAよりも高い予算が許されているので、そのあたりでの交渉の余地はあるかも知れません。
但し、金銭的には魅力あるオファーでも、実際には自分の研究に関係ないRAの仕事を目一杯やらされて卒業が遅れた、なんて話はいくらでもありますし、大学の立地条件によって家賃や物価も違います。そのあたりもよく考慮した上で交渉する事をお薦めします。
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この回答へのお礼

遅くなりまして申し訳有りません。
お陰様で大変参考になりました。
どうも有り難うございました。

お礼日時:2008/02/08 04:27

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