No.11ベストアンサー
- 回答日時:
人体内部での伝達方法は、化学的(化合物)、物理的(電気的信号)によります。
その濃度にしても、以前ご紹介したパルス波(電気的信号)にしても、ある身体の安定状態から、その細胞や組織などに信号が到達することにより、安定状態が崩れ、興奮状態になります。その興奮が頂点に達し、それが徐々に減衰してゆくという仕組みです。
その細胞や組織が興奮している最中、次に信号は受け付けない(化学的飽和状態)なので、その情報が一定時間保存されるということになります。
No.12
- 回答日時:
このような説明のサイトがありましたので。
ワーキングメモリ
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BD%9C%E5%8B%95% …
記憶
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A8%98%E6%86%B6
要は、細胞1単位のみではなく、組織として、特に、複数の組織や部位が連携して働く(興奮)することにより、その記憶や意識を作り出しています。
No.10
- 回答日時:
>入ってきた情報が何処へ出て行ったのかな~?
Webをいろいろ調べたのですが、わかりやすいサイトが見つかりませんでした。
視覚系には、VIS(Visual Information Storage)というものがあり、非常に短いある一定の時間、視覚情報を保存する所があります。
その時間が経過してしまうと、それまでの情報は失われてしまいます。
この回答への補足
>視覚系には、VIS(Visual Information Storage)というものがあり、非常に短いある一定の時間、視覚情報を保存する所があります。
その時間が経過してしまうと、”それまでの情報は失われてしまいます。”
どこへなんだ~w?????????????????????
非常に疑問です。
やはり中和的にすべて消えるのでしょうか?もちろん前回の1・3番以外でということでたびたび申し訳ありませんがん~哲学の問題でしょうか?解答お願いいたします。
No.8
- 回答日時:
脳神経学者のアントニオ・ダマシオという人がいるのですが、その人によると、末梢感覚器官からの情報を、以下のように記しています。
・信号検出(身体の反射的(無意識)反応を起こす。知覚なし)
・信号検知(痛みなどとして知覚意識する)
・身体状態の認知・認識(身体変化を感じ、感情を引き起こす)
ここで注目するのは、「検出」と「検知」との分類です。姿勢制御など身体状態の維持という体内部分は無意識の反応で、外界からの働きかけなどに対するものは、意識します。
さらに、意識という部分に注目し、その認識を誤った場合に、見間違えや勘違いということが起こります。その原因が心因的なものであれば、その認識(知識、判断過程)を訂正することにより正しい認知が可能ですが、組織の損傷などによるものは、疾患となります。
>入力されて1・3以外の方法で削除されているパターンは無いのでしょうか?
心因的なものによる認知の失敗などあり、有名なものは、航空機による「ニアミス事故」「交差点での衝突事故」が同じ原因(認知過程)によるものと知られています。
相手の速度とこちらの速度とがある一定の状態で、その距離感覚がつかめなくなり、まるで相手が止まっているかのように”見える”そうです。削除されているというより、相手の変化に”気がつかない”という例です。
*信号は検知している(相手が見えている)が、認知に失敗している(相手の変化;だんだん大きくなる)ということです。
この原因は、過去の情報と今の情報とを比較し、その違いを析出する能力に由来し、大きな変化には反応するが、小さな変化が続くと気づきにくいということです。
この回答への補足
いや・・いろいろな例ありがとうございました。
大学の授業受けてるような感じがしましたw。
ですが自分が思うのは意識できていないものでは無くてどちらかという
と意識できているものが五感+第六感から入力されなくなるととたんに
意識から外れますよね。これは何ででしょうか。
自分が思う不思議だなーというのは例えば目の前に何かあったとしてその目の前のもの横に逸らしたとしましょう。
そうすると視覚情報から外れますよね。しかし目の前にあったものの情報は何処へ行ったのかな~という質問です。
なんというか入ってきた情報が何処へ出て行ったのかな~?という質問です。
No.7
- 回答日時:
>その他にはないですか?
「情報の無意識の選択」というものがあります。
認知心理学に近い内容だと思うのですが、見ているのだけど見ていない。聞いているのだけど、聞いていない。というものです。
有名なものは「カクテルパーティー効果」と呼ばれているものですが、雑然とした喧騒のパーティー会場において、遠くから聞こえる、聞きなれた声だけを聞き分けることが出来るというもので、裏を返せば、その他の声や音楽などは聞き流されている(意識していない)ということになります。
なるほど良く判りました。
結論から言うと
1・情報が脳へ入力されていない部分
2・神経科学的に中和されている状態
3・脳の情報が何らかの形で変化し出力された状態。
この三つだということがわかりました。(3は初めから自分が知っていたもの)そうすると基本的に情報が入力されて完全に消えているのは2ということだということですね。
良く判りました。
しかしなんというかこれだけなのかな~というのがありますね。
もし入力されて1・3以外の方法で削除されているパターンは無いのでしょうか?
回答ありがとうございました。
No.5
- 回答日時:
神経細胞と神経細胞の間を繋いでいるのは、「シナプス」という結合形態というのはご存知ですか?
ビジュアル生理学-神経細胞
http://bunseiri.hp.infoseek.co.jp/Sinkeihp.htm
化学物質が放出されることにより、情報(信号)が伝達されています。
神経細胞内(神経といわれている繊維状内部など)では、電気的伝達により、信号が伝わって行きます。
神経細胞は、上掲のように伝達を促進(興奮)させるもののほか、伝達を抑制させるものがあります(信号を打ち消してしまう)。 上掲サイト下段辺りの、EPSPとIPSPを参考に。
それら、科学的な飽和(欠乏)状態や、抑制細胞の亢進などにより、信号が伝わりにくくなったり、伝わらなくなります。
No.4
- 回答日時:
「視覚システム」と「脳神経の機能」深く関係していると思います。
新しいものや、見たことのないものなどに注意を惹かれます。
その際には、間違いなく記憶をしています。
しかし、見慣れたもの、興味のないものに関しては、じっと見つめることはありません。
実は、この「じっと見つめ」るという所に、視覚の巧妙な情報を選択する仕組みがあるのです。
普段意識してはいないと思いますが、風景を見ているようで、実は『見ていない』のです。
というのも、目の構造を解析するとわかるのですが、目(外部に露出している部分)から情報が入ってきて網膜という目の後ろ側にスクリーンのように画像が映り、その情報を、一つひとつの細胞が感知して脳内でそれを再構成して風景として認識するのですが、目の光が当たる部分により、その感度が違っています。簡単に説明すると、目に中心部分がピントが合った状態(細かい部分まで識別可能)で、周辺部分に広がるにしたがって、ぼやけた様に感じているのです。
これにより、見ているようですが、視界の横から急に飛び出してくるものに対する「判断」が遅れる理由なのです。
そのような構造によるものののほか、脳の機能で、脳に入ってきている情報信号自体を無視してしまっているという状況もあります。ある意味「ボケ」ている状態なのですが、視覚のほか、聴覚、感覚など脳に報告される情報すべてを解析記憶していると、エネルギーを消費すると共に、非常に脳が疲れ、処理能力を超え、活動が低下してしまい、生命の危機(頻繁に休んでいる所を襲われるなど)を招くことになってしまいます。恐らくそれを避ける為、情報を無視することにより、脳の活動・身体状態を安定させているのかもしれません。
この回答への補足
とても詳しい説明ありがとうございます。
文章はよく判ったのですが、良く判らないのが入って来た情報が電気信号に変わって何らかの形をとりますよね?どうやったって視覚で見ている情報は何らかの形で映ります。ではその情報がどのように消えてるのかというのが判らないのです。
なんというのか哲学的トラップみたいな問題で判りやすく表記すると
情報A現象→情報A神経→情報A脳(もしくは意識)→
とここまでは判るのですがこの先が判らないのです。
情報Aはどうなったのでしょうか?という疑問です。
No.3
- 回答日時:
「ビデオカメラ」に例えると、わかりやすいのではないでしょうか。
ビデオカメラで撮影する時、「録画」ボタンを押さなければ録画されませんよね。
taked4700さんが仰るように、見てはいるけれど、記憶(長期)はしていないのです。
録画ボタンを押すというきっかけが、注視であったり、覚えようという意思であったりします。ですから、意識して識別・認識しなければ覚えません。
覚えた情報はどこへ行ってしまったのかとのことですが、録画の時間が積み重なると、情報量が増え、古いものほど取り出すのに時間がかかります。更には、その情報が物理的に劣化・毀棄・破壊されてしまっている場合もあります。
ANASTASIAKさんが仰るように、記憶されたままというのも正しい見解です。
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