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私は、「決算整理をして財務諸表作成しなさい」というありきたりな商業簿記の問題を解くのがとても遅いです。日商1級の商業簿記でも20分くらいかかります。
何故遅いかはハッキリしていて、1つ1つ仕訳を下書きしています。私は独学なので、他人が解いている様を見たことがありませんが、会計士受験生や税理士受験生は「頭の中で瞬間仕訳」が普通なんですよね?
下書き仕訳なしで、財務諸表に数値を記入する際に間違えませんか?
瞬間仕訳のコツのようなものがあれば何でもいいので教えて下さい。
お願いします。

A 回答 (2件)

はじめまして。


私も同じ問題にぶつかった時期がありました。
確かに、会計士受験生は1つ1つ全て仕訳を下書きする人は
いないでしょう。ただ、必要な部分だけ仕訳を書く人は案外、
多くいたと思いますが。

では、まず仕訳についてですが、瞬間仕訳・・・残念ながら、
これは練習あるのみとしか言えません(><)ただ、反復練習で、
身につくものです。

続いて、下書きについてです。これは、多少なりともテクニックや技といったものがあります。
ここで、私がよく顔を出す他の掲示板で、
紹介した方法を参考にしてみて下さい。

>ちなみに、以下は受験時代に私が試した方法です。参考になれば幸いです。
>1.仕訳方式
>この方式、時間はかかりますが一番正確性が高いの魅力です。
>2.仮決算方式
>試算表と同じ表を下書き用紙に書く(あと、科目名)。問題で出る仕訳金額を前述の表に書き込み、最後に各科目の合計をとる。
>問題用紙の試算表を汚さずかつ検算もしやすい。
>1と3の方法の長所短所を半々にもつ方式かと思います。
>3.直入方式
>これは最終的に私が採用した方法です。周り(会計士受験生)でもこの方法が多かったかなと思います。
>どんな方法かというと、仕訳は頭できります。
>そして、数値だけ算出したら問題用紙のT/B(試算表)に+や△で数値を加減します。
>後は、合計を取り解答用紙へ。
>この方式では、下書き用紙にはほんと計算過程の下書きしか残りません。
>時間はどの方法よりも早いと言えます。
>ただ、+と△の方法を間違ったり、後で見直しをする場合には不適です。

と、上記のような方法が仕訳の下書きとしてはあります。ただ、こればかりは、人それぞれ好みがあるので、
いろいろ試してみて、自分に合う方法を見つけるしかないかなぁというのが本音です。

長文となりましたが、少しでも参考になれば幸いです(^^)
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この回答へのお礼

3.直入方式
こりゃいいですね!
足りない科目は下書き用紙で補ってやればイイ!!
早速やってみたところ倍速くらいになったと思います!
有難うございました!!

お礼日時:2007/06/19 09:57

 >会計士受験生や税理士受験生は「頭の中で瞬間仕訳」が普通なんですよね?


 「いえいえ、そんな優秀な人は滅多にいないですよね」と否定したいところですが、
 残念ですが、現行の会計士試験では(もはや日商簿記1級でも)、それが現状のようです。
 もちろん、初めから頭の中で仕訳の組み立てが可能な人などいませんが、
 それが当たり前となるべく、専門学校の簿記講師からノウハウを叩き込まれます。
 私も、講師から『日商1級も会計士簿記も計算力が命・スピードが合格を決める時代』と強く諭されました。
 『初心者だから無理、は言い訳。初期段階から、仕訳を頭の中で作る訓練を始めないと、上級コースに進んでからでは手遅れなんだ』と。

 では、簿記の総合問題から、効率的に合格点を稼ぐためには、具体的に何をすればいいのか。
 ご一読下さい。

●問題用紙を隅から隅まで観察する
 
 簿記の総合問題は、個々の論点の集合体で成り立っています。
 その論点の内、簿記ではなく「算数で解ける問題」をピックアップしてみて下さい。
 
 例)現金預金・有価証券・社債・退職給付・貸倒見積高の算定・外貨建・リース・デリバティブ取引

 これらの問題は、まず仕訳を書かなくても解けるはずです。
 また、「現金預金」「貸倒見積高」は別として、ひとつの資料を基に、解答用紙に書ける金額が、殆ど算定可能なのも、算数問題の特色です。
 まず、そうした問題に目をつけ、そこを得点源のスタートにします。
 間違っても、「現金預金」「貸倒見積高」など、一見とっつきやすいが、算定資料が飛び飛びな形で与えられがちな論点から、先に手を出さないことです。

●試験に用いる下書用紙は、問題を解く時はもちろん、練習のあとの復習にも有効活用

 効率重視なのは本番の試験だけでなく、日頃の復習の仕方でも同じです。
 日商簿記のみならず会計士試験まで受験する場合は、より膨大な量を学習しなければなりません。
 そのためには自分の得意分野・不得意分野を、自分自身で明確にし、不得意分野に力を入れた効率学習を心掛けなければ、
 時間がいくらあっても追いつかないでしょう。
 総合問題を解く前には、まず下書用紙を折ったり、線を引くなどして、設題別の区切りを入れておきます。
 その区切りに沿って、問題別に計算過程を書くようにします。
 本番で試験を解くつもりになって、手を抜かずに書いて下さい。
 時間を計って問題を解いたあと、用紙を見直してみると、自分が間違えやすい部分・解くのが遅い分野が見えてくるはずです。
 その問題にチェックを入れ、今度、問題を解く時は、そこを重点的に復習します。

●日頃の練習を侮るな

 通信や独学の受験生にとって、最大の不利点は「本番の緊張感に馴染めない」ことです。
 受験は、本試験会場で、日頃の力を発揮してナンボの世界です。
 大衆に交じって試験を受ける雰囲気を知らない分、自宅の机の上でも、緊張感を持続する心掛けは必要です。
 ストップウォッチを常に横に置き、時間を意識して反復練習。
 しかしながら、「速さ」だけにこだわって、「アバウトな方法」に馴れてしまうと、本番でもその癖はしっかり出るようです。
 例えば、どうせ練習なんだから、と、(千円)単位で下書きを書く受験生は多いが、面倒でも(円)単位で書くように。と、私も注意を受けました。
 日頃の訓練の油断が、本番で思わぬ命取りになり、後悔している受験生が少なくないようです。

 また、水を差すようで大変申し訳ないですが、
 問題用紙の科目の横部分に『+・・』『△・・』とメモ書きして、解答用紙に書き写す方法は、
 私も一時期、試していました。しかし・・・。
 “今は時代遅れの方法。その攻略で合格はありえない!”
 と、私は講師から叱られました。
 本試験会場では、誰でも緊張して頭がまっ白になります。
 日頃、自信満々で機械的に解いていた部分ですら、???となる場合もあるようです。
 本番でそうなったら、あなたは問題用紙のメモ書きだけで、対処できそうですか?
 計算過程で不安を覚えた時、途中段階からの見直しが出来ますか?
 私を含め、メモ書き・直写しの癖を持った受講生は、皆、“下書用紙と頭を活用しなさい!”と、講師から根性を叩き直されているところです。

●問題文の一瞥で、科目別の集計過程が頭の中で整理できる訓練を

 財務諸表を完成させる問題は、科目ごとの残高数値を拾う作業の繰り返しです。
 その中でも、例えば、経過勘定項目など、よく総合問題のおしりにくっついているサービス問題は、電卓いらずで集計も出来ます。
 問題ごとに、細かく数字を拾うべく勘定科目は、設問ごとの問題文の流れを見て、大体判りますよね。
 総ての設問を解き終える途中段階からでも、残高集計が可能な科目には、当初から目をつけておき、
 下書用紙が未完成でも、電卓を叩いて数字を集計し、解答用紙に記入していきます。
 もちろん、下書用紙には、転記済と判るチェックを入れておく。
 私の場合、頭の中だけで科目集計するのはまだ不安を感じる力量ですので、手がかかりそうな科目にはあらかじめ、科目別のT勘定を作っています。その際、相手科目は全て書かずに、自分で見て判る頭文字を作り、時間の短縮を図っています。

●攻めるべき箇所、捨ててもよい箇所のメリハリが大事

 ここだけは、簿記講師の指導も試験合格者の証言も同じはずです。
 60分の練習問題に、60分費やして、満点を狙う練習はあまり意味がありません。
 60分の練習問題に、40分費やして、合格点を確保する練習が大事なのです。
 ひとつの科目の完璧にこだわると、他の科目が疎かになります。
 全ての科目を安全圏にすることで、初めて土俵に上れる試験です。

 また、余った時間を、どう使うのかも鍵です。
 捨て問題である難解な論点に手をつけて、より高得点を狙う攻め作戦の人、
 確実に取れる部分を確実に押さえているか、じっくり見直す守り作戦の人、
 個人の性格や、学習進度に合わせ、選択は自由のようです。

 なお、ご存知だと思いますが、日商1級も会計士試験も、偏差値順位の競争試験です。
 皆が取れるところを確実に押さえることを、意識した作戦が必要です。


●公認会計士用短答式練習問題は、論点整理に有効

 これは、自分が気付いたことです。
 簿記は範囲が広く、少し時間が空くと計算過程を忘れることもあります。
 専門学校が発行している財務会計用短答式問題集には、
 簿記の論点ごとに、受験生の不得意分野・見落としがちな論点・計算過程で道に迷わせる分岐点のエッセンスがつまっており、個々の要点の復習に便利です。
 インターネットでも購入できます。自分は、日商2級の頃から、実は使っていました。

●自分を変える勇気を持ってみる

 「簿記は仕訳を切ることが大事」自分はそう信じていました。
 でも、あなたと同様、それでは時間がかかり過ぎることに気付いた時、思い切って、その信念は捨てました。
 最近まで独学でしたが、仕訳が反射的に浮かぶ訓練を、何度も繰り返しました。
 私が今、履歴書に書ける資格は、日商簿記2級です。
 しかし、個別論点から連結会計まで、今では仕訳を書かずに解けるようになっています。
 その代わり、タイムテーブルやBOXやT勘定は、必要に応じて、丁寧に書く手間は惜しまないようにしています。

 「性格は良いままで(初心を忘れず・謙虚な気持ちでこつこつと)
 しかし、試験問題に対しては、ずる賢くなれ(熱くなりすぎず冷静沈着に・取れるところは貪欲に)」
 それが、難関試験に挑む受験生に必要な心構えだそうですよ。
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