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出版業界での一般常識でうかがいます。
私の周りでは出版業界でフリーで仕事をされている方(ライターやカメラマンなど)ってあまり書面での契約書をかわしませんが、それは普通ですか?ギャラの支払いや著作権のことなど心配ではないですか?

もし、ギャラのことなどの契約書を作成するとしたら常識的にどの辺りから支払いが生ずるようにすれば良いのでしょうか?
データを入稿した時点(もちろん製作に入ってからがベストでしょうが
この業界ではむずかしそうなので)とか、書店に並んだ時点とかいつが妥当でしょう?

A 回答 (4件)

 契約書を交わすとしたら、印税が発生するときくらいです。


著者にならない限り印税契約はないので、ライターやカメラ
マンではまずありえないでしょう。

 建前で言うと、2年前に下請法( 下請代金支払遅延等防止法 )が
改正され、ライターやカメラマンでも必ず契約書を交わすことが
義務付けられました。でも実際には業界の慣例がいまでも通用して
いるため、契約書を作ることは通常ありません。

 今回は幸いにも契約書を作るそうですが、一般的には納品の時点で
ギャラが発生します。納品さえすれば、たとえ本が出なかった場合で
あってもギャラは支払われます。ただし支払日は、掲載誌の発売後と
いうことは珍しくありません。

 一般的に、どんな企業でも毎月 20 日や 25 日といった締め日が
あるので、掲載誌発売後の最初に来る締め日が基準になります。
そこで請求書を締めて、翌月払いが通常の流れでしょうね。

 なお、契約書を作ってあっても、請求書はまた別途必要です。
(※印税契約なら不要) 請求書を出し忘れる人も多いので、
気をつけましょう。また、消費税を載せるのは当然の権利では
ありますが、一般的には嫌がられます。
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この回答へのお礼

わかりやすいアドバイスありがとうございます。

> 建前で言うと、2年前に下請法( 下請代金支払遅延等防止法 )が

そうなんですか、こういう法律があるなんて全く知りませんでした。

> 一般的に、どんな企業でも毎月 20 日や 25 日といった締め日が

知り合いが受けているところは発行日か基準日で翌々月の支払いなのでかなり先になるそうです。危ない会社だと本当に心配ですよね。

> なお、契約書を作ってあっても、請求書はまた別途必要です。

私の場合は支払いが編プロやフリーの方からですと必ず請求書は必要ですが、出版社によっては請求書が必要ないところもあるのはなぜなのでしょうか、いつも疑問に思っております。
(印税契約とかではないのですが)。

お礼日時:2007/06/26 10:45

再び、renmom41です。


私のトンズラされた編プロは、後で被害にあった人々に聞いたら、全く同じようなひどい状況だったようで、少額訴訟を起こした人もいたらしいですが、こちら側が勝訴しても「お金が無いから払えません」で結局なしのつぶてだったらしいです。
で、私も金額が大きくなかった事から、少額訴訟も起こせず泣き寝入りでした。契約書を交わしても怪しいところは怪しい手を使って逃れてしまうこともあるようです。
制作段階から変な対応のところは結局変な結果になるような気がします。お互い気を付けたいものですね。
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この回答へのお礼

たびたびありがとうございます。

>こちら側が勝訴しても「お金が無いから払えません」で結局なしのつぶてだったらしいです。

ですよね。
知り合いもその出版社では何冊か出版していたのですが、最近社長が代わり、ごたごたし始めたそうです。
今回の本で最後にする予定だったのですが、予想以上にごたごたしているようなので焦ってしまったようです。

>制作段階から変な対応のところは結局変な結果になるような気がします。お互い気を付けたいものですね。

まぁ、仕事が忙しいときは見向きをしなくても、ちょっと暇になると怪しくても受けてしまうのがフリーのつらいところですよね。

お礼日時:2007/06/22 21:35

フリーのイラストレーターをしています。


私も、出版社と仕事を依頼された段階で、契約書を交わしたことは一度もありません。
(書籍出版にあたって、印税についての契約書でしたらありますが。)
インターネットのリサーチ会社から依頼があったときは、一番初めに契約書が用意されていて、
「そうそう、本来はこうあるべきだよな」と思ったほどです。

過去に一度、原稿料について編プロとこちらの記憶の行き違いがあってからは、
契約書とまではいきませんが自主的に書面を用意し、原稿料・納期・連絡先などを最初の打ち合わせ後に記入してもらっています。
それで嫌な顔をされたことは一度もありませんし、トラブル防止になるのでお薦め出来ると思います。

中にはこちらから言い出す前に、発注書を用意して送ってくれる出版社もありますが、
まだまだ少数派のようです。
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この回答へのお礼

アドバイスありがとうございます。
私も特に新規のお客さんとはまずお金の話をして(先方から予算などを提示してくれることが多いので)いますが、メールなどが多いので書面ではあまり交わしたことありません。
電話で金額などを確認しても念のため必ずメールで確認する(いざというときはメールでも証拠になるというので)ようにはしています。
でも、やっぱり不安はありますよね。
一度、信頼できるところからも信じられない理由(請求書はメールでといわれて、メールで送付したら保存していたHDDがクラッシュしたとか)で支払いが遅れ、それもこちらから入金がないから問い合わせたら発覚したことでした。

昔からの暗黙の了解というのはわかりますが、いやですよね。

お礼日時:2007/06/22 15:33

私はフリーデザイナー歴9年ですが、出版社や編プロと契約書を交わしたことは一度もありません。


何だか業界の暗黙のルールのような感じで、こちらから言える雰囲気ではありませんでした。残念なことに去年、編プロが支払いをしないままトンズラしてしまい、結局被害者は泣き寝入りでした。。。
不安は多々ありますが、クライアントとの信頼関係の中で仕事をするといった感じですね。また、あまりこちらからいろいろ言うと嫌われてしまうかもしれないという弱い立場でもあります。
支払いについてもクライアントの予定に従う事が多いです。長い場合は、発売日の翌々月とか言われますので、入金はだいぶ先になると思っていた方が良いですね。始めてのクライアントの場合、それとなく「御社では契約書などは交わさないのでしょうか?」くらい聞いてみてはいかがでしょう。

この回答への補足

早速のアドバイスありがとうございます。
私もこの業界で15年以上フリーで働いていますが1回だけ念書にサインしてもらったことがあるだけで、あとは一切ありませんでした。

今回の質問は知り合いから相談を受けたんです。
7月に出版予定のムックの製作をしているのですが、その出版社が今現在金銭的なトラブルをたくさん抱えていて、非常に不安を抱えているそうなんです。前からうわさはあったのですが、そこまでひどい状態というのはわからなかった(今回も入稿予定などなかなか連絡がなかったため問いただしたらわかったそうなんです)そうなんです。

契約書は出版社側から言ってきたそうなのですが、内容はこちらにまかせられていて、はたしてどのような内容にしていいのか相談されました。変な話ですが、社長のワンマン会社らしく、編集担当者もこちらに同情してそのようなアドバイスをしてくれたそうです。
なので、たとえばその会社がこちらに支払う前に倒産なんてこともありえるそうなんです。
でも出版が決定している本をこちらから断ることもできません。
そんなことになったらこちらが賠償金を請求されてしまうかもしれないので。
どちらにしても、倒産したら諦めるしかないのでしょうかね。

補足日時:2007/06/22 15:19
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