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熱可塑性材料を加熱成形して冷却するときの現象についてなのですが,

このとき材料の中では「応力緩和」が起こっていると考えて良いのでしょうか?
所謂「応力緩和」が,熱可塑性材料では特に「熱可塑」と呼ばれるのであって,
「熱可塑」とは「応力緩和」のひとつなのだ,と言う認識は如何でしょうか.
それとも,「応力緩和」と言うよりも,「溶融して流れたものが固まる」と言う
見方をした方が良いのでしょうか?

また,熱可塑性樹脂を加熱成形した後には「残留応力」は残存しているものでしょうか?

A 回答 (1件)

>このとき材


加熱期間中?.成形期間中?.冷却期間中?
いずれても.ひずみが次第に取れて変形する「応力緩和」は発生していますが.さて.検出できるかどうかは別問題です。

「応力緩和」とは.プラスチック内に存在している歪みが次第に取れて行く現象です。
「熱可塑」は.熱を加えると変形しやすくなる現象で.ひずみが取れる「応力緩和」が促進されますが.場合によっては.重力等外部から加わる力によって.新しい変形を生じる場合を含みます。熱可塑を養生の場合に限るならば.「応力緩和」が起こっていると考えられます。
>良いのでしょうか?
良いか悪いかという価値判断に立てば.両者を混同することがもっとも悪いです。

>「残留応力」は残存しているものでしょうか?
程度の差はあれのこっています。ただ.検出できるかは別問題です。養生して変形が検出される場合もあれば.残留応力が小さく切れやすいので分子をそろえて残留応力を強める場合もあります。

ところで「養生」は方言ですか.成形加工した後ちょっと温度の高いところにおいて.型剥しの時にできた歪みをとる作業です。
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この回答へのお礼

>良いか悪いかという価値判断に立てば.両者を混同することがもっとも悪いです。
なるほど,そうなんです,ふと思い始めたらこんがらがってしまっ..
私,この辺専門外で「養生」と言う用語は初めて聞いたのですが,
意味は分かりました.慣れていないので面白い表現だと感じました.
理解への大きな助けとなりました,ありがとうございました.

お礼日時:2002/07/12 10:15

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