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CSでナチス関係の映画が多かったので見てたのですが、分からなかった事があります。

ホロコースト アドルフ・ヒトラーの洗礼という映画で、
主人公(親衛隊)がローマに行くために外出許可証をもらいに行った場面です。
それまで和やかな感じだったのに、主人公が親衛隊にいると知った瞬間、
相手の表情が急変、書きかけていた許可証をくちゃくちゃに丸めてしまいました。

軍の中でも、親衛隊は異質な存在だったのでしょうか?
服装とかは、ぱっと見では同じように見えたのですが。
背景が分からないので、そのシーンがどういう意味だったのか理解できずに困っています。

もうひとつ、ナチスはどうやってユダヤ人を見分けていたのですか?(密告以外で)
ユダヤ人がドイツ人に成りすましてバレないシーンもあれば、
人ごみの中からユダヤ人を見つけるシーンもありました。
何で判断していたのか不思議です。

A 回答 (4件)

親衛隊(SS)ナチス党に所属する武装機関で、国防軍(正規の国軍)とは違う組織です。


元々ナチス党には突撃隊と言う武装機関が存在し、党幹部の警護や演説会場の警備などを行っていましたが、ヒトラーが首相になった後に突撃隊が補助警察に任用されるようになると、指揮官のエルンスト・レームは突撃隊を国防軍に取って変わる国軍化しようと考えるようになり、政権維持に国防軍の支持が必要なヒトラーと対立するようになります。この時、ヒトラー個人の警備部隊の名目で組織され、突撃隊の下部組織として急速に拡張しつつあった親衛隊をヒトラーが利用します。ハインリヒ・ヒムラーに指揮された親衛隊によって、突撃隊幹部は一斉に粛正されます。
戦争が始まると、親衛隊も親衛隊特殊部隊を組織して戦地に赴きますが、1940年末には武装親衛隊として正式な軍事組織になります。
武装親衛隊に対して、国内の治安活動や強制収容所の管理などを行っていた親衛隊は一般親衛隊と呼ばれていますが、武装親衛隊の将兵も一般親衛隊から選抜された人員ですので根は同じです。武装親衛隊は装備や待遇の面で国防軍より優遇されており、エリート部隊として戦場で活躍する一方、差別待遇による国防軍との軋轢もあったようです。
親衛隊はこのような流れで拡大して行ったのですが、映画の内容から察するに、親衛隊の勢力がまだあまり大きくなっていない次期の話ではないかと思われます。
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この回答へのお礼

成り立ちが分かると、両者の違いが分かりますね。
ありがとうございました。参考になりました。

お礼日時:2007/08/21 14:53

既に他の人が回答していますが、我々日本人が道行く人を見て「この人は韓国人だな」とか「この人は台湾人だろう」というのが何となく見分けがつくように、欧米人は顔を見ると「こいつはユダヤ系だな」と何となく見分けがつくそうです。

「ドライビング・ミス・デイジー」という映画ではユダヤ人のおばあちゃんと黒人の運転手が南部を旅行するときにユダヤ人のおばあちゃんはドイツ系だというニセの身分証を持っていました。南部の警察官に身分証の提示を求められたとき、警察官は表面上は普通に接しましたが、ふたりが去った後傍らの同僚に「ユダヤ人のバアさんと黒人の運転手だよ」と吐きすてるように言っていました。
ちなみに、あまりこんなことをおおっぴらにいってはマズいですが、京都辺りのお年寄りは顔を見るとこの人は部○の人だな、と分かるそうです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
今までずっと不思議でしたが、アジアに置き換えると、想像が容易になりますね。
ドライビング・ミス・デイジー、面白そうですね。それも見てみたくなりました。

お礼日時:2007/08/21 14:59

基本はフィクションなので、まぁ何とも言えません。



親衛隊の位置づけ。
ナチス党の私兵である突撃隊から、ヒトラーの身辺警護のために選ばれたのが、親衛隊ということになります。
本来の国防軍から見れば「この前まで、暴走族で、警察に取り締まられたやつが、なんで軍隊並みになっているんだよ」ということになります。
親衛隊も(記憶では)三つほどに分かれます。
一つが本来の身辺警護的なもの
一つがゲシュタポや憲兵的なもの
→ここから、治安部隊的なものが派生し、ホロコーストの実行部隊になります。
一つが、戦闘SSというやつで、これは通常の軍隊です。通常といっても、通常の国防軍より装備がよかったですが。

服装は 軍服ならば SS と 入っているはずです。

作品を見てないので何とも言えませんが、悪いドイツ人もいたが、よいドイツ人もいた。という主張かな?映画。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
>本来の国防軍から見れば「この前まで、暴走族で、警察に取り締まられたやつが、なんで軍隊並みになっているんだよ」ということになります。
なるほど、そういう背景もあるんですね。
SS入ってるかチェックしてみます。こういう細かいことを知ると
今までとは別の角度から見られて面白いです。
参考になりました。

>悪いドイツ人もいたが、よいドイツ人もいた。という主張かな?映画。
そんな感じですね。あと教皇とのからみですね。

お礼日時:2007/08/21 14:44

親衛隊


国防軍と親衛隊(SS)は反目していたとは言いますが(警察でも内務調査班とか戦時中の特高警察が嫌われるようにアラ探しをする奴はいつの時代でも恐れ嫌われます)、親衛隊の方が権力が強かったようで、<許可証をくちゃくちゃに丸めてしまいました>とは戦争の初期の頃でしょうか。(末期でしたら許可証を発行しないと言うだけで対ロシア戦線行きに飛ばされるか、刑務所へ投獄されるかも)

見分け方
顔つきでわかる場合があるようで、日本人から欧米人を見てイタリヤ、フランス、ドイツ、アメリカ(イギリス)人などの区別がわかりませんが、欧米人から見るとドイツ、フランス、イタリヤ人など大体わかるそうです。
逆に日本人は日本、中国、韓国人の区別がつくことがありますが、欧米人から見ると、全くわからないようで、日本人役に韓国人を使って平気な映画も見かけます。
ユダヤ人もわかる場合もありますよ(鼻が鉤鼻とか)。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A6%AA%E8%A1%9B% …

制服
親衛隊は黒っぽい制服を着用しています。
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この回答へのお礼

この映画はクルト・ゲルシュタインの話なので、1941年以降だと思います。
なるほど、日本、中国、韓国人については、なんとなく分かることがありますね。顔つきだけでなく、服装、仕草からも。(はずれることもありますが)
そんな感じだったら納得です。
制服の色は違うんですか。もう一度そのへんも気をつけながら見てみたいと思います。
参考になりました。ありがとうございました。

お礼日時:2007/08/21 14:33

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