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理学部(物理学科、化学科、生物学科、地学科)、工学部(機械工学科、電気電子工学科、材料工学科、建築学科、土木工学科、応用化学科、情報工学科)において、高校数学・物理はどのくらいの頻度で必要になるのでしょうか。
次の数値で、あなたが知っている学科の、高校数学・物理の必要になる頻度を表してください。
5.常に必要  
4.かなりの頻度で必要   
3.時々必要になる   
2.ほとんど必要ない
1.まったく必要ない
また、可能ならば「機械工学科の材料力学で高校物理の力学をつかうぞ」というふうに科目名などの具体例を示したり、「微積分は4年間通して必要だぞ」というようなコメントも示していただけるとありがたいです。

A 回答 (7件)

工学部(機械工学)在籍です。



機械工学に関して
数学5,物理5です。
流体力学、材料力学、静力学などの授業で物理と数学は必須です。物理計算を行うには数学が必要だからです。とくに微積は重要!数学ができない人は物理もできません。
なお数学と物理は最低でも高校レベルが必要です。ただ、高校レベルの数学&物理をまったく理解してないようでは、大学の数学&物理を理解するのは非常に難しいと思います。
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工学部(応用化学)出身です。



高校数学は基礎教育の時点で一通り必ず必要です。判っていないと基礎教育の単位取得に相当苦労することになるでしょう。
更に専門教育(必修)では、基礎教育の微積が判っていないとついて行けない部分がかなりあります。
結局“5”となります。

高校物理は必修の専門教育で使いました。化学工学は高校物理・力学の概念がないと厳しいようでした。また基礎電気工学といった講義も高校物理・電気が判っている前提での講義でした。
“3”と言ったところでしょうか。
すべて進級に必要な必修に必要となっていました。

化学系ですので高校で化学・生物しか取っていない同級生もいましたが、相当苦労していました。
高校数学・物理はそのまま使える訳ではありませんが、大学で講義を受ける為には判っていることが前提になっています。
4年間通して考えると、1~5と言うより必ず知っていないと話にならない(進級できない)と言ったところでしょう。
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工学部(制御系、情報系)出身です。



制御系に関して
数学5
物理5
です。
熱力学、材料力学、電子工学などの授業で物理は必須に成ります。しかも数学も必須です。物理計算を行うには数学が必要だからです。とくに微積は重要!
数学ができない人は物理もできません。
※ちなみに熱力学は化学も必要になります(^^;

なお数学と物理は高校レベルでは話になりません。もっと上のレベルが必要です。ただ、高校レベルの数学&物理をまったく理解してないようでは、大学の数学&物理は手がつけられないと思いますよ。

情報系に関しては
数学は3
物理は3
くらいです。純粋に情報だけやるなら物理の利用頻度はもっと低いかもしれませんが、情報工学科だって物理が必要な授業はあります。(一般教養の授業もありますしね)
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例として出ている各学部は、いずれも



現象を微分方程式、積分方程式 で表す
次にその方程式を解法可能な形にする
最後にそこに数値(または条件式)を入れて実用上の解を出す

という形を必要とする処ですね。
受験勉強の微積分はパズルですが、こちらの微積分は
概念から数値を導き出すものです。

よって、数学に関しては 全部「5」

高校の物理は、すでに方程式が解法可能な形になっています。
そこに数値を入れるだけですから、
大学の概念物理(今、勝手に作った言葉です)とはかなり違いますが、
最終的に帰結するところは一緒です。
高校の物理では使い物にならない部分もありますから、どの学科に言っても
「4」でしょう。ただし、必要でない部分というのは
もっと頭を使うことを要求されるところなので、
「5」より厳しい話です。

物理、数学が苦手でしたら、情報系学科に行く手もあります。
でも、苦労する事を覚悟の上で理学、工学部に行く手ももちろんあります。
私はそうしましたが、やっぱり論文は書けませんね。
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工学部(電気電子工学科)出身の電気電子応用機器のもと技術開発屋です。


在学中は、高校数学・物理は常識と言う感じで、再び教養課程で物理も数学ももっと系統的レベルアップしたものを勉強します。
このとき、数学も物理も高校の範囲は、網羅しますが、高校の勉強が必要ないことにはならず、理解できていないと楽ではないでしょう。

工学部の専門では、電気磁気、回路理論、交流回路、材料力学(電気でも材料力学を知らないと電気電子デバイスが作れません)、電子工学、電気機器、限が無いので全部といってよいでしょう。全部5以上です。

超、必要なのを揚げると微分積分、代数方程式、三角関数、力学でしょうか。

この学部この科では、数学、物理が必要ないぞという回答を見たいですね。
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機械工学・物理工学出身の基礎工学の研究・開発屋です.


#1の方の仰る通りです.
高校の数学や理科を習うとき,小学校で習ったことをどれだけ使うか?
と問われるに等しいほどです.

具体例は多過ぎて書けない程ですが,一例挙げれば,
電気回路を設計するとき,インダクタンスの計算などで
代数・幾何を用いることも出来ます.

道具は揃えている程に使い勝手がありますよ.
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物理屋の siegmund です.


大学で物理の研究と教育をやっていて,理工系学部の基礎教育も担当しています.

5どころじゃなくて,高校レベルの数学・物理の知識じゃ全然足りません.
特に,数学(微積や線形代数)は理工系人間の基礎体力みたいなのものです.

> 機械工学科の材料力学で高校物理の力学をつかうぞ
大学基礎教育レベルの力学の知識は必須です.
高校の物理は残念ながら知識の寄せ集め的なところがありますが,
大学の基礎教育で統一的視点を学ぶでしょう.
材料力学の授業でしたら,そういう知識を持っているのが前提です.
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