No.6ベストアンサー
- 回答日時:
今までにお答えになっている方々とは違った角度からアドバイスさせていただきます。
私はリフォームを仕事としている者ですが、将来の増改築を考えると2×4は在来工法よりも不利です。壁で構造が成り立っているため、増改築の際にはどうしても撤去できない壁があります。耐力壁と言います。また、撤去できたとしても天井に梁型が残ってしまい、広い部屋にしたつもりでも天井を見上げると下がり壁ができてすっきりしない場合があります。その点、在来工法は柱を撤去する場合でも、梁を補強すればいいわけで、構造的にいじったとしても2×4よりも増改築の際には自由度が高いといえます。20年、30年とお住まいになると思いますが、あなたのご家族の10年後或いは15年後はどのような家族構成でしょうか。小さかったお子さんも成人しているでしょうし、ご家族の人数も変わっているかもしれませんね。ひょっとしたら二世帯住宅にする必要に迫られているかもしれません。2×4が増改築不可能というわけではありませんが、多少制約を受けることを覚悟しなければなりません。将来のことも少し配慮して検討することが大切かと思います。No.8
- 回答日時:
まず、住み心地の良い家を建てるのが一番でしょう。
2x4工法はアメリカで発達した工法でアメリカの風土に合った家造りです。在来工法は日本の気候にあった家造りです。千数百年の生活の知恵が全てに入り込んでいます。金額は在来工法が高いと思われていますが、耐用年数から割り出したら安くなるでしょう。
日本建築の形はすばらしいものです。城、神社、仏閣はその際たるものです。
後々悔やまない家造りをした方がいいでしょう。
特に今問題になっているシックハウス、新築病等には考慮すべきでしょう。
参考URL:http://homepage2.nifty.com/marue/index.html
No.7
- 回答日時:
過激なことを申しあげます。
2X4工法はアメリカの西部開拓時代に大工のいない西部で人々が自分で家を建てるために開発された住宅の建築工法が基本です。当然アメリカにもまた欧州にもその地方の気象、生活に則した"在来木造工法"があります。レンガや石だけではありません。材木の輸出国が丸太のままではなく、製材して付加価値を上げることを計画して、製材規格を自国に合させるために2X4を"啓蒙"したのです。私は陰謀だと言っております!かなり乾燥する地方での生活に合せたものです、湿潤な国では色々生活上の(使用上の)注意が必要でしょう。また前の方の解答にあるように、改造は殆ど不可能です、出来ないことはありませんが、補強はかなり難しいのです。改造の場合、一般的にかなり広範囲に手を入れる必要があります。
この回答へのお礼
お礼日時:2001/02/17 13:09
ご回答ありがとうございます!とても貴重なご意見を聞かせていただきました!
末長く暮らす家であることを考えて、よく検討いたします。
No.5
- 回答日時:
迷ってみえるのは良く分かります。
みなさんもなかなか核心を言ってみえますね。
私も20年住宅に携わって来ましたが、本当に難しい問題です。
長所もあり短所も双方にあります。
2×4は構造的に屋根裏部屋が大きく作れますし、
屋根の急な角度で作れますので独特な外観にもできます。
木造でも当然できますが大工さんは嫌いますね。
No.4
- 回答日時:
以前、住宅関係の仕事をしておりました。
もう、皆さんからのお答えにあるとおりなのですが、一般的に『2"×4"工法』は、ご存知も通り、もともと北米で発達してきた建築形式で、自然環境(寒さ、風、等)から、居住空間を守ることを目的として確立されている工法だと思います。また、誰でも簡単に作ることができるように(コミュニティ内の人手でできるように)確立されています。
長所としては、工期が短い・地震+台風に強い・気密性が高いなどです。
短所は、木材の接続に大量の金物を使用している・外壁内に結露を起こしやすい・純和風の和室は、どうしても表面上の造作となってしまうなどが上げられるかと思います。
『在来工法』は、昔から日本に伝わる工法で、今まで比較的大工さんの経験と、カンに頼って作られてきていますが、日本の気候・風土にには、適した工法だと思います。長所としては、高温+多湿の気候風土に適した構造・風通しが良い・続き間がとり易い
短所は、気密性にかける・屋根かわらが重いため、地震の際に揺れる・木材の質によっては、非常に高価になる。などでしょうか?
あくまでも一般的な話なので、最近の住宅メーカーの作る建物であれば、基本的にどちらで建てても、さほど変わりは無いかと思います。
○防音性能・遮音性能は、壁体内の断熱材の厚み・質・断熱工法(壁体内断熱OR壁体外断熱)によるところが大きい。
○最近問題になっている、『シックハウス』(アレルギー)は、建設時に使われる、各種接着剤・塗装材によるところが大きい。
○各種構造による、耐震性能・耐風性能は、メーカーによって様々な工夫を凝らしているため、一概にどちらが強いとは、言い切れない。
○天井の高さ等は、メーカーであれば、あくまでもメーカーの基準になってしまうが、基本的に、使用する材料の長さによるため、どちらが天井が高いとはいえない。
○外装・内装材料は、各種あるため、どちらも好みの外見を作ることができる。
総じて、金額の高い建物には、やはり何らかの理由があります。逆に安くてよいものを探す(作る)のは、難しいと思います。
大手メーカーであれば、どちらの会社に信頼がおけるのか、どちらの工法が、心理的に安心できるのか、の差になってくるかと思います。(やはり和室が好きなら、在来工法のほうが、本物ですから・・・。)
もしどちらかお決めになったら、その後、建築現場に足繁く通って、大工さん・職人さんと仲良くなることをお勧めします。(作っているのは、人間ですから、出来栄えにかなり感情が入ってきますよ!)
(ちなみに、モデルハウスは、個人的にあまり参考になるものではないと思います。(何せ、夢のありすぎる建物になっているはずですから。それに、間取りなど、かなり大きく出来ていますし)見るのならば、そのメーカーの建築現場を個人的に、営業さん抜きで見学しに行くことをお勧めします。そのほうが、実際どのように作業されているのかが分かると思いますよ!)
この回答へのお礼
お礼日時:2001/02/17 13:16
ご回答ありがとうございます。安くて良い建物を作るということは本当に難題だと実感しているところです。ご意見を参考によく検討いたします。
No.3
- 回答日時:
数年前、木造在来工法で家を建てた者です。
やはり、最初わが家も在来か2×4で悩みました。
どっちが優れているとはいちがいにはいえないと思います。建築にあたってyoandlkazさんがなにを優先されるかで決まってくると思うのですが。わが家は高温多湿の地域性と子供のアレルギーを考えて在来にしました。(しかし、覚悟の上とはいえ、冬の寒さがストレートなのはこたえますネ・・・笑)
おおまかで申し訳ないのですが
”建築費の安さ””間取りの自由さ””通風性”でしたら「在来工法」でしょう。
”機密性””断熱性””大きい部屋の間取り、高い天井”をお望みでしたら「2×4」でしょう。細かいこと、その他専門的な問題点に関しては下のページをごらん下さい。(ここから、農林水産省、農林水産消費技術センターのページに飛ぶことが出来ます。)家の外観に関しては、いくらでも工夫ができますのでご心配はいりません。うちもレンガ壁に複雑な洋屋根をつけてますので、在来で建てたというと人に驚かれます。
なお、在来は基礎を立てて、柱、骨組みを作り、屋根をかぶせてから壁にとりかかりますので、建築途中で長雨があっても中の建材がぬれません。(これは自分の目で見て確認済みです。)それに対して、2×4は家全体を支える壁から(つまり、側面から)作って、最後に屋根をつけるらしいので、その間雨が続くと木材がぬれて乾かすのに時間がかかってあと大変だと聞きました。
よく、検討されて後悔のない家作り頑張って下さい!
参考URL:http://www.cam.hi-ho.ne.jp/maruki/twobyfour.htm
No.1
- 回答日時:
在来工法に対して2×4のメリットは、
(1)高い防火性能。
(2)高い断熱性。
(3)高い耐震性。
(4)規格化された材料の使用→合理的。
(5)作業が簡単→高度な大工技術を必要としない。
などが挙げられます。
機能面で見れば2×4の方が、特に日本ではメリットが大きいことがわかります。
ただ、高度な技術を持った大工が作った在来工法の住宅の場合コストを別にすれば十分補うことができますし、雰囲気、味といった見えにくい面で良さがあることもたしかです。
住宅展示場などで実際に住むことをイメージしながらよく観察してみてはどうでしょうか?
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