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耳抜きをすると耳から空気が抜ける感覚があるのですが、実際、耳から空気が出ているのでしょうか?
だとしたら、鼓膜に小さな穴でもあるのでしょうか?
テレビで中国の人が耳から空気を出して風船を膨らます芸を見た事がありますが、それも鼓膜に穴があいて、そこから空気が出ているのでしょうか?

下らない質問で申し訳有りませんが、よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

>耳抜きをした時、その空気はどこから抜けていきますか?


>耳から空気が出ているのでしょうか?

いいえ、鼻の中(鼻咽腔)に出ます。

>だとしたら、鼓膜に小さな穴でもあるのでしょうか?

いいえ、鼓膜に穴は開いていません。

>耳から空気を出して風船を膨らます芸を見た事がありますが

特殊な人です。


中耳と外耳は鼓膜により分かれています。 鼓膜に穴が開くと聞こえが悪くなるだけでなく、中耳、内耳に水や細菌が入りやすくなり、中耳炎などにかかります。

しかし、気圧の変化などで外耳と中耳、内耳とに圧力の差が出来ると音が聞こえ難くなります。
これでは困るので、中耳側の圧力を調節する(外と同じ圧力にする)ために、中耳から鼻咽腔へ細い管が通っています。 鼻咽腔は咽頭側壁にトンネルの入口のような形で存在し、入口付近は鼻の粘膜のようなものになっていて、通常は閉じています。
この管はエウスタキオ管、欧氏管、耳管などと呼ばれています。

ものを嚥下(飲み込む)したり、あくびをしたりするとこの入口が開いて、空気が中耳に流れ込み圧力の差をなくします。

飛行機などで上昇中、外(=外耳)の気圧がさがりますと中耳の空気は耳管を通って外(鼻の中)に出ます。 出口(咽頭側壁の穴)付近は柔らかい粘膜で塞がれていますが、内部から外部へは抵抗が少なく容易に空気は出ていきます。 

降下するときは、外側の圧力が増加します。 外の空気は耳管を通って中耳に入り込もうとしますが、耳管の入口の粘膜が栓をしたような形となり、外からは簡単には入り込めません。
唾などを飲み込んだり、あくびをしたりすると、耳管の入口が開き空気が入り、いわゆる耳抜ができます。 耳抜きを怠ると益々入口の粘膜による栓がきつくなり、抜け難くなりますので、早め早めの耳抜きが肝要です。

風邪をひいたりすると入口付近の粘膜が腫れあがり、入り口付近を強く塞ぐことになり、なかなか耳抜きが出来なくなりますので、これまた要注意です。
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耳からは抜けません



鼓膜とは耳の奥にある薄い膜です
これが振動することによって音を音として捉える訳ですが

中が空洞のT字型のパイプをイメージしてください
両サイドに風船のようなゴムを張ります
気圧があがるとこのゴムは内側にへこみますよね
そこで下の穴から空気を送ってゴムを少し外側へふくらませてやります

これが耳抜きの原理です

鼓膜に多少の穴が空いていても音を捉えることはできるようです
ただ聞こえはかなり悪くなるので、(私も幼少時に鼓膜をやぶり右耳が多少聞こえ辛いです)そういう症状があれば耳鼻科を受診したほうがいいでしょう
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正常なら鼻です。



風船を膨らませる人は鼓膜に穴があり、鼻から耳に空気を送っているだけです。

正常な人がすると、鼓膜を傷めるのでしてはなりません。
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