プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

心理学を学んでいる大学1年生です。
今、clark&chase(1972)の行った「否定文の認知」のついて実験をしているのですが、
"本実験では従属変数として反応時間と誤答率の両方を観察した。これはなぜか?またこのことは結果にどのように反映されているか?"
という課題がでました。誤答率を観察するなんて機械的にやっていたので、改めて問われると何故観察するのか分からなくなってしまいました。
どなたか教えてくださると助かります。よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

ああ、トレードオフって教えてもらえたんですね。


じゃあ言っちゃってもいいでしょう。

speed-accuracy tradeoffという言葉があります。
簡単に言うと、速さと正確さは反比例するってことです。
私の二つ目の答えは、あなたの想像の通り、これを念頭に置いたものです。

反応時間をとる実験の教示では、たいてい「なるべく早く、かつ正確にやってください」という文言が入ります。
どんなに反応が早くても、誤答だらけではちゃんと想定している処理を行っているのか疑わしい。
一方ほとんど正解でも、やたら遅いと今度は他の処理の影響が混ざってしまい、本当にみたいものだけが反映されているのかがわからなくなってしまう。
ちょっと抽象的で分かりづらいかもしれませんが、天井効果や床効果と並んで、実験屋さんが常に抱えるジレンマです。
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この回答へのお礼

反応時間と誤答率の結果を比較してみると、二律背反の関係にはないようです。これが「トレードオフが起こっていない」ということなんですね!!
有意な差が見られなかったものが若干あることを考慮しても、klarkの実験とを支持するものになりました。
助かりました。本当にありがとうございました<(_ _)>

お礼日時:2008/10/29 22:51

>反応時間に要した時間が長いのに、誤答率が低い場合



こういう場合はどっちかというと、「真面目にやりすぎちゃった」といった方がいいかもしれないですね。
さくさく判断していってくれて構わないのに、ちゃんと答えようとしすぎるとそのようになるのでしょう。

ただ、あまりにも他の人と比べて遅いようなら、結局データとしては使えません。
反応時間実験で得られる有意差なんて、せいぜい1秒から2秒あるかどうかです。
ちょっとでも考えこんでしまったら、条件間の差なんてあっという間に潰れてしまうのです。
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この回答へのお礼

なるほど。確かに使えるデータにならないですね。

「トレードオフの観点から考えるといいよ。」と別の教授からアドバイスをもらったのですが、この見方もトレードオフですか?
質問ばかりで本当に申し訳ありません。

お礼日時:2008/10/28 21:53

課題ですか。


じゃあアドバイスだけしておきましょう。
仮にやる気のない被験者がいたら、そのデータがどのようになるかを考えてみてください。

課題のフィードバックが終わってもまだわからないということでしたら、その時に改めてお教えします。
とりあえずはご自身で頑張ってください。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
なるほど!参考になりました!!
反応時間に要した時間が長いのに、誤答率が低い場合も被験者にやる気がなかったと判断しても良いのでしょうか?

お礼日時:2008/10/27 19:24

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