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「土佐犬に襲われ男児らけが 重過失傷害容疑で飼い主逮捕」
7日午後4時55分ごろ、大阪府松原市立部1丁目の路上で、通りかかった小学3年の男児(9)と、配達中の郵便局員の男性(23)が土佐犬にいきなり襲われた。男児は首など数カ所をかまれて重傷、郵便局員は右ひじをかまれて軽いけが。
http://www.asahi.com/national/update/1027/OSK200 …

毎年耳にしますが、またか、というニュースです。
土佐犬はどうして人間を襲うんでしょうね。
これだけ事故が頻発しているわけですから、土佐犬飼育を禁止したほうがいいんじゃないでしょうか。
そこまでする必要はありませんか。

A 回答 (11件中1~10件)

こんにちは。


私は以前動物病院に勤めていました。

今回ニュースになっている土佐犬も病院で診察した
事があります。

土佐犬は、確かに闘犬としての強さを求められ、
強い個体同士を掛け合わせられて、より強い土佐犬が
作られたりしていました。

ですが、育て方を間違わなければ人間に忠実な
犬種です。

ニュースになっている土佐犬に関してですが、土佐犬は
「闘犬である事」「体が大きい事」などからどうしても
危険だという認識が強くなってしまっている気がします。

実際にニュースにならないだけで、温厚であるはずの
ゴールデンやラブラドールが人を噛んで大怪我を
させている事だってあります。

私がいた動物病院でも、「温厚」と言われる犬種にも
関わらず、手のつけられない犬を何頭も見てきました。

現在、多くの外来犬の勢いに押され、秋田犬、土佐犬を
はじめ、日本犬の数が激減しています。

私は「土佐犬の飼育を禁止」という事には反対です。
犬の育ち方は飼い主次第です。

今回のニュースに関しても、きちんとした飼育環境に
置かなかった飼い主の責任だと思います。

「人を噛んだから」という理由でその犬種の飼育を
禁止してしまっては、犬自体日本からいなくなって
しまいますよ。

実際に私のいた病院でもダックスやチワワ、ゴールデンに
ラブラドール、柴犬やポメなど、多くの種類の犬に噛まれ
一生消える事ない傷を身体に残しているスタッフはたくさん
いましたよ。

その犬種を全部禁止したらどうなるでしょう?
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土佐犬は、闘犬ように交配させて作った犬種です。


もともとが、闘犬なのですから、闘争本能が非常に強い犬の一種です。
縄張り意識が強く、特に繁殖期の雄が雌を巡って争うときには非常に攻撃的になります。
その一方で、臆病なところもあり、何かの拍子(他の犬に吠えられる。車のクラクションなど大きな音に驚く)に興奮状態に陥ることもしばしばあります。
その闘争本能の強さや繊細さから、飼育は難しく英・仏・独などは「危険犬種」として輸入を規制しているくらいです。
そうした現状から、日本でも規制すべきじゃないか?という議論があるのも事実です。

その一方で、飼い主と認めたモノや自分より上位のモノには、従順でおとなしく従うため、事故が起こるのは飼い主の管理の問題という意見も根強くあります。


因みに、欧州では土佐闘犬の他に、秋田犬、ジャーマン・シェパード、ドーベルマン、グレートデン、セントバーナード、ピット・ブル・テリアなども規制の対象になっているようです。
ブルドックなどは、元々闘犬用でしたが、20世紀初頭頃に愛玩用として品種改良されて規制の対象にはなっていないとか。


英国では、19世紀に闘犬が禁止されていましたが、根強い人気があって闘犬も飼われていました。
ただ、闘犬飼育の規制の動きが出始めたのは、1990年代に6歳の子供がケガをしたのがメディアで騒がれたのが引き金なようですけど。
とはいえ、それ以前からそうした事故もありましたし、闘犬で傷ついた犬を捨てるという不届きモノも現れたりして色々社会問題化してたみたいです。

犬は、元々人間のパートナーとして、狩猟用・牧畜用・番犬用・闘犬用・愛玩用などなど、様々な目的で品種改良がされてきました。
当然、そうした目的に応じた性格があります。
やはり、それぞれにあった躾けや管理が必要になってきます。
つまり、その犬種にあった躾けや管理の知識が必要になってきます。
飼い主がそのことを自覚しないと、こうした事故は無くならないと思いますね。
また、こうした事故は犬にとっても不幸ですね。
場合によっては処分されちゃいますし。
そう言った意味では、土佐犬のような飼育の難しい犬は、飼い主にきちっとした躾けや管理の知識を身につけさせる規制というか免許制みたいなのを導入する必要はあるのかもしれませんね。
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>事故が頻発しているわけですから、土佐犬飼育を禁止したほうがいいんじゃないでしょうか。



線引きが難しいですよね。
それなら動物園の象が逃げ出して人を殺すなどもありますから象の飼育を止めた方が良いでしょう。と言いますか、ペット全般の飼育を禁止する必要がルカも知れません。


確かに事故を防ぐために規制するという考え方はありますが、あまりにもそれをやりすぎてしまうと窮屈な社会になってしまいます。
また、規制を行うときに根拠が曖昧だと、他のものとの整合性が取れなくなってしまい、規制するはずでなかったものまで規制してしまうことがあります。(個人情報保護法やら改正建築基準法などで発生している問題です)


また、【事故が頻発しているわけですから】という理由で禁止を考えると、自動車事故では年数千人(多い年は1万人以上)が死亡しているのですから、車の利用の禁止についての議論も必要でしょうか。昔の人類は車なんて無くたって生きていけた実績がありますので、決して人類の生存に必須ではありません。
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>土佐犬はどうして人間を襲うんでしょうね。


他の犬種と同じく人に噛み付きやすい血統はあります。
それよりもその犬の生活環境や飼い主の影響が強いです。
犬はよく覚えていますから、子供などに苛められた経験があると襲うようになります。防衛本能ですね。

じゃれる事が多く活発な犬種ですから、日頃から適正な運動をさせなければなりません。
また、他の動物には襲い掛かりますので、運動の際には首輪に近い所でコントロールし、危険を察知したら首輪を上に引き上げて前足を宙にうかせるようにしないと行き足を止めることは困難です。
弾かれるままにすると大人でも引きずられることもあります。

>土佐犬飼育を禁止したほうがいいんじゃないでしょうか。
そこまでの必要はないと思いますが、届出制にして飼育環境や、運動させる場所など制限する必要はあります。
犬の幸せのためにも密集住宅地では飼う事は難しい犬種と思います。

きちんと飼うと従順で子守も可能なくらいですし、主人を身を挺しても守ります。
しかし、単なる愛玩犬としては不適ですね。
飼育するには充分な知識が必要です。これは土佐犬に限りませんが…
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そうですね、良い案だと思いますよ。


蒟蒻ゼリー禁止を訴えている馬鹿議員様あたりに御願いすれば頑張って法案設置を呼び掛けてくれると思います。

ついでに、犬なんかより遥かに愚かで凶暴で狡猾な人間という生き物は飼育禁止なんて生易しい処置ではなく、殲滅処分した方がいいんじゃないでしょうか。
そこまでする必要はありませんか。
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土佐犬でもコンニャクゼリーでもパンでも ちょっと何かあると


すぐに騒ぐ最近の風潮に大いに疑問があります。

人間のエゴもいい所だと思います。(特にこの件に関しては)
ワニガメ同様に土佐犬にも届けを義務化しますか?

何でもかんでも規制規制では自由がなくなりますよ?

当然 今回の飼い主は厳重に処罰されてしかるべきでしょうが
その人のせいで 他のきちんと土佐犬を飼育している人まで飼えなくなるのには
納得のいかない所ではないでしょうか???

本質から改善しようとしない安易な発送が多いですよね。
本質は「きちんと飼育しない人には厳罰を」という事でしょう。
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>土佐犬はどうして人間を襲うんでしょうね。



土佐犬は、闘争用に色んな犬を交配して誕生した犬種です。
ですから、闘争意識は非常に強いのです。

>土佐犬飼育を禁止したほうがいいんじゃないでしょうか。

そもそも、人に危害を加えている犬は土佐犬だけではありません。
犬を調べると解かりますが、小型・愛玩用に分類している犬種でも人を襲っています。
全国的な警察の統計では「土佐犬に噛まれる被害は、(土佐犬数に対して)案外低い」のです。他の犬種の方が比率が高いのです。
土佐犬だけを禁止しても、意味がありません。
私も土佐犬を飼っていましたが、近所の園児・児童などに人気者で、小学低学年生までは(土佐犬の)背中に乗って遊んでいましたよ。

犬に関しては、人的被害がなくても物理的被害で悩んでいる人が多いのです。
他人の敷地内での(ペットの)排尿・うんち。某新聞社の記事では、過半数に近い飼主が「後始末をしない」現実があります。
公園の砂場には、堂々とペットを放して「排尿・うんち」をさせています。
この砂場で、幼児・園児が「砂あそび」をするのです。

全ては、常識を知らない無知なる飼主が原因です。
(反論が多いと思いますが)ペットは、家族であっても人ではありません。
厳しくしつけを行なう必要があります。当然、誉める事も必要ですよ。
犬は畜生であり、人間の方が偉い!という事を教える必要があります。
犬は群れをなす階級社会に住んでいます。(元は狼です)
この人間は、俺(犬)よりも弱い地位だ!とペット(犬)が判断すれば、迷わず攻撃を加えます。
「切れる犬」は「切れる子供」を連想しませんか?
全ては、犬が悪いのではなく、飼主・保護者が悪いのです。
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日本の犬飼育事情は野放しに近いというところに問題があると思います。


こちらでもよく問題になりますが、

・ノーリード
・糞尿の処理
・飼育の放棄
・素人による交配
・自称ブリーダーが商売としていくらでも交配でき、
 その結果、病気遺伝子を持つ血統が広がっていく
・毎年十万頭にのぼる殺処分など

売主、飼い主ともに規制がありません。
毒蛇を自宅マンションで勝手に飼って噛まれた人がいましたが、
あれと同じ状態が当たり前になっているのです。

土佐犬については闘犬として気性が荒くなくては意味がないのです。
見た限りでは若い犬が興奮して飛び出して、ちょっと噛んだという
程度ですが、それでも噛まれた子供さんなどは重傷を負いました。
土佐犬がその気で噛んでいたら死んでいてもおかしくないはずです。

その意味では、飼い主には厳格な規制を設けるべきであり、
罰則も設けた上で、責任を取れる人だけが飼うようにするべきでしょう。
小屋の構造や自宅の柵、万一のため保険の加入や、飼育者の性格、
飼う動機など、さまざま規制があるだけで違います。

だいたい道路のようなところに小屋をおいて飼っているような
画像をみただけで、この飼い主に飼う資格がなかったと思うのはわたしだけでしょうか。
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>土佐犬飼育を禁止したほうがいいんじゃないでしょうか。


はい、そうです。
今後土佐犬は小型の犬種と交配させて「新土佐犬」として飼育すればよいです。
チワワサイズの土佐犬ならそんなに危険はありません。
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調べてみました


横浜市ダケで
犬による咬傷事故件数件数は
 平成17年 121件
 平成18年 121件
 平成19年 133件

茨城県だけで
 平成17年 165件
 平成18年 143件
 平成19年 151件

で、犬種による統計では特定犬とよばれる犬種
 (1)秋田犬 (2)紀州犬 (3)土佐犬 (4)ジャーマン・シェパード (5)ドーベルマン (6)グレートデン (7)セントバーナード (8)アメリカン・スタッフォードシャー・テリアは
 必ずオリの中で飼うことになっています。

そして土佐犬は件数にして少ない部類です。

他に、ベットによる事件と、その件数、そしてペットの総数から計算すると
土佐犬を禁止・・・する場合
犬という種類をかなり飼育禁止しないと矛盾が生まれます
 少なくとも中型犬は全面飼育禁止ですね。
 海外ならともかく日本古来の犬種である土佐犬を初め、秋田犬、紀州犬などは飼育禁止なら絶滅ですかね
 

怪我の度合いもともかく人間の事故件数だけで言うなら
 ネコが非常に多いですので、当然ネコも禁止です。
  野良猫は全部処分ですね、、三毛猫等も絶滅危惧種になるでしょう

で・・ないと法における平等の原則が失われます。

ついでに、人間に少しでも害のある生物 全部絶滅させちゃいますか?
ツキノワグマとか、ニホンザル・シカとかいっぱいますよ

この回答への補足

ありがとうございます。
土佐犬のニュースばかりが目についたもので。
http://www.google.co.jp/search?q=%E5%9C%9F%E4%BD …
土佐犬ばかりではなかったのですね。
でも、咬まれた結果、重症、死亡率は高いと思います。
「こんにゃくゼリー」より危険度が高い気がします。
土佐犬関連のニュースをこれからも毎年見続けるとおもうとうんざりします。

補足日時:2008/10/28 03:55
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