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こんにちは。
母がC型肝炎の治療でインターフェロンを投与していました。
期間は半年間の予定で特に副作用もなく順調に進んでウイルス
が検出されなくなって来ていたのですが、残りあと4回と言う
ところでKL-6の数値が上昇して治療の継続を断念しました。

900台だった数値が1ヶ月後の前回の検査では1000を超えていた
ようです。

最初は少し動くだけで息が上がるとか呼吸が苦しいとか言って
いたのですが、インターフェロンを中止してから治まったよう
です。CTでも影はなくベルクロラ音もなく、呼吸器科の医師
には「100%喘息でしょう」と言われたようですが、呼吸も楽に
なったのにKL-6数値だけが下がらず不安に思っています。
他の数値は正常範囲内だそうです。

確かに前から喘息は持っているのですが、今は症状はほとんど
ないようです。

こんな状態で間質性肺炎の可能性はあるのでしょうか?
今は念のためステロイドを服用しているようですが、数値が
下がっていません。CTにも写らないベルクロラ音もなくKL-6
だけが上がっている状態で他に何の病気が考えられますか?

とても不安です。
どなたかアドバイスを頂ければありがたいです。

A 回答 (1件)

KL-6の感度、特異度については、アミオダロンという薬による薬剤性肺炎についてはよく調べられており、感度100%、特異度92%(遠藤康弘ら:呼吸器科4:40-44,2003)というデータがあります。


これから、類推すると間質性肺炎である確率はきわめて高いのですが、実はこれをこのままインターフェロンによる薬剤性肺炎について応用していいかというと問題があります。
なぜなら、C型肝炎だけでもKL-6が増加し、肝硬変が進行すると特にあがるからです(Intern Med. 2003 Aug;42(8):650-4.)。人によってはC型肝炎自体が間質性肺炎を惹起するからKL-6が増加するという人もいますが、肝臓自体の線維化を反映している可能性もあるらしいです。
他の肺の検査、例えばDLCOなどを測定すればはっきりするかと思います。

この回答への補足

アドバイスありがとうございました。

その後、大学病院へ行き鮮明なCTやその他検査で
間質性肺炎と診断されました。

が、適切な治療により今はほぼ完治と宣言して頂く
少し手前まで来ました。

不安な時に詳しいお話を聞かせて頂いてありがとうございました。

補足日時:2009/08/11 16:29
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この回答へのお礼

とても専門的なお話しを聞かせて頂いてありがとうございます。

やっぱり数値は正直に状態を表しているんですね。
病気の治療でC型肝炎になり、その治療の為のインターフェロン
で病気になってしまったとしたら本当にショックです。

安易にインターフェロンを勧めてしまった自分も浅はかだった
と後悔しています。

今まで数年間、血液検査などで様子を診て来ましたが数値が
激変したことはありませんでした。C型肝炎自体がKL-6の
数値上げているとは、なかなか思えません。素人なので心情
的に....なのですが。

肺一酸化炭素拡散能(DLCO)をインターネットで調べてみました。
ちゃんとした検査が出来る大きな病院に行って現状を知るように
します。

間質性肺炎というと生存率が低く予後の悪い病気と出てきます。
薬剤性肺炎だったとしても、命が短いことに変わりはないのか
と恐怖でいっぱいです。

早く今の病状を知りたいです。
アドバイスありがとうございました。

お礼日時:2009/05/16 10:44

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