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薬の効果を見るために、よくEC50を求めていますが、なぜ「最大反応の50%を示す濃度」なのでしょうか?

そもそも、最大反応というのは、それぞれの化合物の、最大効果を発揮するとき(例えば、化合物のcAMP産生力を見るとしたら、それ以上濃度を上げてもcAMP産生量が変わらなくなるとき)のことを言うのでしょうか?

化合物によって最大反応の度合い(cAMPの最大産生量)が違うなら比較できないと思うし、最大反応が同じ程度なら、50%ではなく、最大反応時の濃度を比較すればよいと思うのですが…。


初歩的な質問かもしれませんが、教えてください。よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

 比較するときには、その集団の性質を表す値、すなわち代表値がよく用いられます。

CE50は、真中ですから、平均値または中央値に相当します。

 逆にCE100なら、クラスで言えば、一番賢い人に相当します。とても賢い転校生があれば、CE100は書き換えが必要です。が、平均値に相当するCE50ならあまり変わらないでしょう。すなわち、CE50の方が、CE100よりも、その性質を代表しているからです。
 このように、用量-反応曲線は、中央が信頼性が高く、両端に近づくほど信頼性が薄れてきます。
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薬学生です。



この場合の最大反応というのは、「効果の度合い」ではなく、
「効果が現れること」を指していると思います。
つまり、母集団(ヒトでもマウスでも)すべてに効果がみられる状態が最大反応です。
母集団の数を一定にすれば、EC50を比較できるのではないかと思います。
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