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今、日本史の勉強をしているのですが、
官省符荘と免田の言葉の違いがよく分かりません。
同じことを言っているように思えるのですが、
違いの分かる方がいらしましたら、教えてください!
教科書には、「太政官符と民部省符によって不輸の特権を
認められるようになった(官省符荘)。この租税を免除された
田地を免田という。」と表記されていました。

よろしくお願いしますm(_ _)m

A 回答 (1件)

端的にいえば、官省符荘は不輸租の「荘園」を指し、免田はその結果不輸租になった「田」を指すという違いです。



太政官符や民部省符は今の法律でいう政令や省令のようなもの、つまり政府の命令です。
その命令でもって、○○荘については租を課さないということを荘園領主に認めた場合、その荘園は官省符荘になり、その荘園の中の田は免田になります。

なお、免田を認められた荘園には、官省符荘のほか、国司に認めてもらう国免荘もありますが、これは官省符荘に比べて効果の期間が短かったようです。
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この回答へのお礼

とても分かりやすい回答ありがとうございました!
お蔭様で、すっきりしました^^
歴史に詳しいなんて羨ましい限りです。
ここまで理解すると少しは楽しくなってきますよね。
ありがとうございました。

お礼日時:2009/09/23 22:22

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