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楽譜に、「Largo しかし遅すぎず」という指示をしたいのですが、その表記に困っています。

「Largo, ma non troppo」
とすると、似たような指示にはなるとは思うのですが、これだと、
「Largo しかしやりすぎず」
のように、Largoの「はば広く」といった意味をほどほどに、というように読めてしまいます。

僕がやりたいのは、
Largo の「はば広く」といったニュアンスは、そのままで、テンポだけを「あまり遅すぎないように」という指示をしたいのです。


ここで、
Largamente
という副詞を使うのもありかとは思いましたが、やはり、音楽全体に、大きな指示として、Largo という「はば広く」といった表情を持たせたいので、何か、いい表現方法はないでしょうか?

それとも、
Largo, ma non troppo
で、「Largoのようにはば広く、しかしテンポはそれほど遅くならないように」といった意味が出るのでしょうか?

A 回答 (3件)

Larghetto(ラルゲット)


(ややLargoに・Largoより速い)の意味があります。

あるいはテンポを指定してラルゴを付ける。

Largo, ma non troppo
(しかし)あまりはなはだしくなくだと確かに幅広くやり過ぎないのニュアンスがありますね。
最近は英語で記述する作曲家が増えています。

この回答への補足

ありがとうございます。
ところで、
Larghetto
にすると、「はば広く」といった意味はどうなるのでしょうか?
Largoに対して「はば広く」の意味も弱まってしまってしまう、といったようなことはあるのですか?

補足日時:2009/10/15 20:58
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ma non lentamente


はダメです。
lentamenteの中には悠然としてという意味と、遅いという意味が共有しているので、largoとは意味合いが異なると思います。

また日本ではma non troppo以外にma nonを使いませんから、文法的にもおかしい表記になると思います。

Largo, ma non lentamente
の意味合いとしてはラルゴより速く(人によっては少し遅くと解釈する可能性があります)、あまり悠然ではなく。
という風に解釈出来ますが、恐らくこのような表記はあまりしないでしょう。
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この回答へのお礼

丁寧に回答していただけて、とてもありがたく思っております。

やはり、外国語は難しいですね。

お礼日時:2009/10/23 21:33

Largo mosso(ラルゴ モッソ) 速めのラルゴ


という意味になります。
ラルゴ自身に明確なテンポの指定はありませんので、私ならそのままラルゴと書きますが、「独仏伊英による音楽用語辞典改良版 速度発想奏法 遠藤三郎 編 シンコー・ミュージック」で調べてみましたら、モッソを速度記号の後につけると速めという意味になるそうです。

ラルゲットはやはり、ラルゴよりやや速くと書かれているので、ラルゴと同じ意味を含んでいると思います。
ただしマイナーな記号なので理解されにくいと思います。

この回答への補足

ところで、
Largo, ma non lentamente
というのは意味をなすのでしょうか?
ma non lentamente
は、
「しかし、遅くなく」
という意味にとれませんか?

補足日時:2009/10/17 21:14
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この回答へのお礼

mosso
ですか。
色々と勉強になりました。

ありがとうございました。

お礼日時:2009/10/17 20:59

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