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土木の仕事をしていますが、山岳トンネルの設計は経験したことがありません。近々、一般の方にダムの計画全般を説明しなければならなくなりました。その資料を急ピッチで作成中ですが、その中で付替道路のルート選定についてもふれる必要があります。そこで、山岳トンネルのルートを検討する場合に留意すべき事項について教えてください。特に、土被り厚については考慮すべきなのか? 考慮するとすれば、どの程度の厚さを確保すべきなのかお教え願います。

A 回答 (1件)

各事業者(国、自治体、電力会社、公団等)に環境影響調査報告書が残っていて、希望すれば見せてもらえるはずです。

(縦覧期間を過ぎていても見せてくれるはずです)
事業主は当然持っていますが、自治体の環境部、環境調整課などは関係自治体として意見を述べる立場にあるので保管しているはずです。
大抵の地元説明会ではこれらの抜粋を用いて説明しています。環境といっても動植物だけでなく文化財や交通、病院等の施設など社会的な調査と影響をふくめて評価していますから手法や理屈(理由付け)は参考になると思います。
アセス対象でない小規模の工事であっても自主アセスを行っておくことがリスク低減(予期しない猛烈な反対)などの点で(やるべきことはやった、検討すべきことは検討した、これしか方法がない、などの理由付けを行う上で)必須です。

土冠り厚をどうすべきかは専門家でないので答えられませんが、新規の問題であれば自分で理由付けするしかありません。(コンサル会社の存在意義そのものです)
既設生活道路の利用実態、代替道路案が既設と比べてどうか(所要時間、安全性)、道路自体の環境への影響(植生、貴重植物、動物の分断、トンネルの湧水など林業、農業へ影響、植生の減少や土砂崩落による流域漁業への影響等々)自分で可能性を予測する必要があります。むしろダム以上に関係者が多く影響範囲も広いのではないでしょうか。

アセスのある場合は顧問会で専門家が予測する影響と対策について過去の類例をもとに判断しますので工期を守るためには先例を調査し漏れなく予測しておくことが必須です。
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この回答へのお礼

ボリュームのあるご回答をいただき、ありがとうございました。できれば具体論をいただきたかったのですが、一般論として参考になりました。他に回答が得られないようですので、敬意を評させていただきます。

お礼日時:2003/05/24 16:53

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