「赤西蠣太」を読んだ方～！！

国語の授業で「赤西蠣太」をやったんですが、かなり疑問なところがあるので読んだ方の意見を聞かせてほしいです！！
蠣太はほんとに腸捻転を自分で治したのか？
もしそうだったら、（作者が指摘している）出血はどうしたの？んで、何で腹膜炎にもかからずすんだの？
安甲はどうしてこの部分を蝦夷菊に話すとき、「話をひどく概略にしてしまった」の？
授業では「蠣太はほんとに自分で治した」ってことでやりましたが、上↑のような疑問があります(>_<)
どう思いますかー？？

No.1 ベストアンサー 回答者： shino911 回答日時： 2003/06/09 19:11

蠣太が自分で（正確には安甲に手伝わせて）腸捻転を治したのは、多分本当だろうと思います。

ただ、出血がとうだったかと、なぜ腹膜炎にもかからずに済んだのかは、私にもちょっとわかりかねます。

で、最後の疑問、なぜ「話をひどく概略にしてしまった」のか――

腸捻転でもはや自分は助からないと思った（死を覚悟した）蠣太は、後の、鱒次郎との会話で、「二年近くかかって作った報告書を白石の殿様に見せずに天井でねずみの糞と一緒に腐らしてしまうのは死ぬにも死にきれないよ」と言っているように、兵部一味の陰謀を探るために白石の殿様から派遣された密偵であった蠣太は、密偵としての使命半ばで死ぬのでは死にきれないという無念の情にかられ、つい、報告書のありかを安甲に打ち明けた。打ち明けられた安甲としては、大変な事を聞いてしまったと思い、さすがのおしゃべりな安甲も、この事だけは蝦夷菊には言えない、と思い、「少し落ち着かない様子になって、話をひどく概略にしてしまった」のではないかと思います。

この回答へのお礼

回答ありがとうございます(^-^)お礼が遅くなってすみません！！！
あっそうか(>_<)報告書の話を飛ばしたからなんですね。ウカツだった！（？）てっきり腸捻転を治したってのがウソだからかと思ってました。
安甲ってばおしゃべりなのにしゃべるのは下手ですね(^-^；)
スッキリしました！本当にありがとうございました♪

お礼日時：2003/06/14 11:18