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下記2つの文の敬語が正しいか、教えてください。

(1)先日、先生から親切・丁寧に指導していただきました。
(2)先日、先生がご親切・ご丁寧にご指導してくださいました。

宜しくお願い申し上げます。

A 回答 (3件)

(2) の「ご指導してくださいました」は敬語としては完全な間違いです。



「指導する」は尊敬も謙譲もない中立的な言葉ですが、これに「ご」をつけて
「ご指導する」とした場合、これは相手に対して「指導して差し上げる」という意味の
謙譲語になります。
後に尊敬語「くださる」をつけても、その部分が謙譲語であることは変わりませんので
不適切な表現です。
むやみに「ご」をつけさえすれば敬語になるとは思わないでください。

この場合、「先生」を主語にして言いたいなら、「ご指導くださいました」とするか、
または「指導してくれた」の「指導して」の部分は敢えて尊敬語にせずに
「くれた」の部分だけを尊敬語に変えて「指導してくださいました」とするか、
どちらかではないかと思います。

なお、「ご親切・ご丁寧」の部分は、敬語の使い方そのものに問題があるとは
言えませんが、わたしもやや過剰な敬語だと感じます。
却って慇懃無礼な印象を与えかねないので、
「先日、先生が親切・丁寧にご指導くださいました」
くらいの方がよいのではないでしょうか。
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かなり厳密にご回答をさせていただきます。



(1)この文章の主語は、省略されている『私』です。
『私は先生から親切・丁寧に指導してもらった』の敬語となりますので、
動詞は『もらう』の謙譲語『いただく』を使用しています。

尚、『指導する』は本来『指導(名詞)』『を(助詞)』『する(動詞)』なのですが、
助詞が省略されて『指導する』全体が動詞の扱いとなっています。

(2)この文章の主語は『先生』です。
『先生が親切・丁寧に指導してくれた』の敬語となりますので、
動詞は『くれる』の尊敬語の『くださる』となっています。

『ご親切』と『ご丁寧』については、名詞を美化語『ご』で飾った状態で、
間違いではありませんが、
助詞『な』『に』を伴って『親切な』『親切に』と形容詞や副詞のように使用し、
直後に敬語表現を伴う場合は、一般的に『ご』はつけません。

『ご指導してくださいました』は二重敬語で、誤った用法です。
『指導する』全体を動詞として捉え、『ご』で美化し、『くださる』で尊敬し、
二重に敬語表現を使用しているからです。

但し、『ご指導“を”してくださいました』と『を』を挿入すると
『指導』は名詞扱い、『くださる』が動詞扱いとなり、
それぞれ単独で美化語、尊敬語を使用することができるので、
正しい敬語となります。
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こんばんは。


どちらも正しいです。

ただ、「ご丁寧」という言葉は、
「それはそれは、ご丁寧にどうも」
という皮肉に使われることがあるので、「ご」は取ったほうがむしろよいかもしれません。
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