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初めて書き込みさせて頂きます。
私はフランス文学を専攻している大学4年生です。
現在はカナダ・ケベック州にて8ヶ月間フランス語を学んでおります。

現時点でのレベルは日常会話程度ですが、勉強を続けいつかは通訳・翻訳者になりたいと思うようになりました。

ただ、経済的な理由や企業での仕事経験を積んでからでも遅くはない、と思うためまずは就職をしようと思います。
今年に入ってから少し始めた就職活動を今年5月に帰国後は本格的に行い、来春卒業予定です。
通訳・翻訳者としての入社は私の実力・フランス語の需要の少なさ・景気からみて難しいので、フランス語圏と関わりのある旅行会社や輸入業・化粧品関係を中心に幅広くみています(関係のない企業もみています。好きなものが、これも旅行・化粧品なのでその業界が多いです)。

そこで、現在通訳や翻訳のお仕事をされている方・目指されている方にお伺いしたいのが、

*「通訳・翻訳者にはプラスアルファの専門性があると有利」と聞きますが、需要の高い専門性は何か、またそれを身につけるのにお薦めの業界・企業

*現在のお仕事をされるまでどのようなキャリアを積まれたのか

*お薦めの学校(日本だとサイマルインターナショナルなどでしょうか。海外であれば、フランスで日仏翻訳を学べる所は難関のESITだけだそうですが…他にベルギーの学校など検討しております)

などご教示いただけませんでしょうか。

また、本当は「通訳ガイド」にも興味がありますが、

*収入が不安定と聞いたこと(1人で生計を立てたいのです)
*通訳・翻訳家であれば将来在住するのが日本でなくてもやっていけるのではと思うこと

から足踏みしております。もちろん当人の実力次第だと思いますが…。
通訳家・翻訳家と2つの業種についてまとめて質問してしまい申し訳ありませんが、何かアドバイス頂けたら幸いです!

A 回答 (5件)

翻訳(英語)の仕事をしている者です。



英語ができることが前提で、+αフランス語であれば比較的探しやすいかと思います。逆に言うと、フランス語一本で通訳者・翻訳者として生計を立てるのは難しいのではないかと思います。

私の知り合いの英語以外の言語の通訳・翻訳をしている人も、英語9:英語以外1、良くて8:2という感じみたいです。ヨーロッパの言語だと、日本にくる文書はだいたい英語に直されていますし、英語が普通に話せる人も多いからだと思います。


>*需要の高い専門性は何か、またそれを身につけるのにお薦めの業界・企業

英語だとよく言われるのは医薬と特許だと思います。フランス語についてはまた事情が違うと思いますが…

なお、需要のある業界や言語についての情報は「つうほんジャーナル」などによく載っています。それらの情報源をきっかけにご自身でリサーチされるのが一番良いと思います。

いくら需要があっても自分のアンテナに引っかかるものでなければ興味を持てないと思いますし、興味を持てずに十分な実力がつかなければ、いくら翻訳者が不足している分野でも仕事はもらえません。逆に、需要が少なくてもその分野のスペシャリストになれば仕事はたくさんもらえると思います。


>*現在のお仕事をされるまでどのようなキャリアを積まれたのか

一般企業に就職し、一般業務の傍らときどき翻訳(コレポン程度)もする、というのがはじまりでした。この頃、初めて3ヶ月程度の翻訳講座を受講しました。

その後、技術翻訳者を募集していた一般企業に転職し、そこで技術翻訳を身に付けました。このときも携わっていた専門分野に特化した翻訳講座を受講しました。

そして、現在の職場に転職しました。現在は特許翻訳をしています。


>*お薦めの学校

これも言語や目的によって違ってくると思います。分野が決まっているのでしたらその分野に強い学校を選んだ方が良いと思いますし…
というわけで、特定の名前は挙げられません。すみません。

ただ、個人的には、実務と学校の二本立てが一番力がつくし、近道にもなると思います。海外の学校についてはわかりませんが、日本の翻訳学校・翻訳講座は、特定の目的(翻訳の基礎の形を勉強したい、ある分野の「型」を学びたい、など)のために利用するには効果があると思いますが、逆にそれがないとなかなかモノになりにくいと思います。そして、その「特的の目的」は実務で悩んだことがないとなかなか見つけにくいと思います。

あと、2年間翻訳学校で勉強した人と、半年間実務を経験した人では、後者が有利です。とにかく「実務」の経験がないと入り口にも立てません。一般企業のコレポンでもちょっとした書類の翻訳でもいいので、「翻訳経験者です」と言えるようになることがまず必要だと思います。これはたぶん通訳でも同じなのではないかなーと思います。
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この回答へのお礼

こんにちは。

英語はやはり必須言語なのですね!
前述しましたフランス・パリの名門学校ESITでは、入学時から英語が完璧でなくてはならないそうです。
また、就職活動にあたり在日仏系企業を多く探していますが、これも多くの場合先方との会話は英語のみとのことです。在仏日系企業ならともかく、もっともですよね…。

将来は英語も話せるようになりたいので、現在も努力しています。
ただ、社会人となり仕事を始めれば余計に、英仏2ヶ国語を日常会話レベルから通訳・翻訳者レベルに押し上げるのは並大抵の努力では難しいのだろうと思います。
全てが中途半端にならないか怖いですが、それくらいの覚悟が必要ですよね。

「つうほんジャーナル」、名前だけしか知りませんでした。
最近になって夢が具体化してきた為、どのような本を選べば良いのかと思案しておりましたが、早速購入したいと思います。

まずは需要のある分野を調べ、自分の好きな分野と照らし合わせて将来の学校選択の参考にします。
私としては日仏通訳・翻訳を志望しているのでその学校に通いたいのですが、日英通訳・翻訳の学校にも通うべきなのでしょうか…これも、多くの先輩、特に現在日本語×英語以外の言語の通訳・翻訳をされている先輩のキャリアを参照し慎重に検討します。
また、ボランティアからでもどんどん実務経験を積めるよう積極的に行動していきたいと思います。

丁寧にご回答下さりありがとうございました。
現場でご活躍されていらっしゃる方のご意見を伺いたかったので、本当に参考になりました!

お礼日時:2010/02/08 21:28

英語以外の言語の翻訳者です。

(この仕事だけで生計を立てています。)

下の方がおっしゃる通り、フランス語の重要はあまりありません。
翻訳・通訳で生計を立てることができているのは、たいていが英語・フランス語の両方をやっている人です。
加えて、化粧品、旅行などの分野を希望するならば、さらに激戦となります。
だって、フランスにあこがれて、化粧品や旅行が好きでその分野の仕事につきたい人などどれだけいると思いますか。

英語以外の言語で、通訳・翻訳をしたいならば、科学技術系の仕事にも果敢に取り組む覚悟が必要です。
かなりのベテランを除いて、仕事のえり好みをしていては、エージェントとの関係が築けないからです。
まず、英語以外で専業の通訳・翻訳者になりたいなら、次のことに留意してください。

1.専門分野を持つよりは、どの分野の仕事が来ても、その内容をある程度理解しようとする覚悟が必要です。
つまりその都度、とことん調べて、理解しようとする根性が必要なのです。
2.特定の専門分野の知識では勝負ができませんから、「語学」の能力を磨きあげてください。つまり、文法書をなめるように勉強して理論武装することです。「慣れ」で訳すのではなく、すみずみまで「理屈」で訳せるようになってください。
3.翻訳や通訳の専門学校に通うなら、十分に文法を勉強してから通わないと技能が身に付きません。
4.良書を読んで、日本語の表現力を磨くこと。「国語はもう一度母国語を選択できるとしても日本語にしたいと思うくらいです。」のような意味のとれない表現はいただけません。
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この回答へのお礼

ruruko2008様、
まずはお礼が遅くなりました事を深くお詫び申し上げます。
せっかく丁寧にアドバイス下さったのに、申し訳ありませんでした。

ruruko2008様や他の方から頂いた現場のお声を参考に、自分は今後どうしたいのかじっくりと考えました。
その結果、自分には「ベテランとなるまで金銭的に少々厳しくても、様々な文章を訳すその作業自体に喜びとやりがいを見出せる」…つまり通訳者・翻訳者に大切な資質・やる気が欠けている事に気付きました。
同時にプロとして現在活躍されている方への尊敬の念がさらに強くなりました。

海外に留学した事で数カ国語を自在に操る方も大勢目の当たりにし、生まれ育った環境の違いが影響する「言葉」に不条理さも感じました(例えば、ハーフの方・複数の言語を国語として指定している国出身の方は語学力という点においては恵まれているケースが多いです)。
そんな方たちのなかで私は何ができるか、何がしたいか。
語学力の高さ、正確さのみで勝負するより、外国語を学び始めたきっかけである「より多くの人とコミュニケーションがとれるようになりたい」という想いを軸に就職口を探したい、そんな風に思います。

貴重なご意見を頂き、
自己分析をし、
やりたいことが明確になりとてもすっきりしました。
今後も悩む事があると思いますが、後悔しないよう進んでいきたいと思います。
本当にありがとうございました。

お礼日時:2010/03/15 16:19

いまぼくの回答を読み返してみたところ、これから通訳になろうとする人の意欲をなくすかもしれないと気付きました。

補足いたします。
通訳にはいろいろあります。
1.先日ある通訳と話をしました。難しい日本語がわからず漢字も読めませんでした。どういうことかというと、
ある工場でブラジル人の労働者が20名ほど働いており、彼もその一員でしたが、彼は日本語が一番上手で、世話好きで、社長から気に入られていたので工場の労働を免除され、通訳の任務を与えられておりました。

2.プロ野球の通訳などは、英語力はさしたることなく、アメリカのプロ野球と日本のプロ野球に詳しく、実際に野球をやっていた人で監督と面識のある人がなったりします。

通訳といってもいろいろなレベルがあります。わたしが書いたのは、
フリーの通訳としていろいろな方面から実力で仕事をもらえ、尚且つ通訳の収入で十分暮らしていける人のことです。これは少ないです。通訳のほとんどは、会社に勤めるサラリーマン通訳かもしくは主婦のアルバイト通訳です。

この回答への補足

こんにちは、丁寧なご回答有難うございます!

挙げて下さった事例、とても運が良いですね。
1の方、さらにその運を掴むために日頃から人脈を広げるなど営業努力をしていらっしゃったのだろうと思います。

先日、社内通訳をしている友人を持つ知人から「社内通訳には契約社員も多い」という話を聞きました。
皆様の意見を総合すると、大変優秀で勉強を怠らない、人脈が豊富である、そして訳をする事が大好きである、などが条件となるのでしょうか。

自分は「どんな業種の会社でも、どんなジャンルでも、多少のリスクを背負ってもビジネスとして訳に携わりたい!」かどうかと問われると、そうではないような気がします。

知的好奇心が旺盛で学ぶ事が好き、
コミュニケーションが好き、
外国が好き、
旅行が好き、
化粧品が好き、

こんな私には、例えば旅行や化粧品会社に就職し、社会人として経験を積みながら英語・フランス語を学び海外へ駐在する機会を窺うなどという選択肢もあるのかなと思います。

外国語を武器にし職を得るのは難しいですが、武器にするためではなく大好きであるから学んできたのですし、選択肢を狭めないよう学習は続けます。そして同時に、通訳、翻訳者の方の様々なキャリアを調べて自分にとって何が最良であるのか考えていきます。

現時点では想像できませんが、もしかしたら外国人と結婚したり、現地に移住し運良く日系企業へ就職出来たり、結婚して主婦となり訳のアルバイトを始めるかもしれません(笑)努力をしボランティアから実務経験を積み、正社員として一般業務の傍ら社内通訳…などというポジションがいつか見つかる可能性も、ないとは思いません。
何が起こるか分かりませんから、難しく考えすぎないようにします。

貴重なご意見嬉しかったです。
厳しい現実を前もって把握出来た事で、自分の将来について見通しが立ちました。
心より感謝致します。

補足日時:2010/02/11 20:17
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この回答へのお礼

*****【間違えて「補足」の形でお返事を投稿してしまい、削除方法も分からないためもう一度「お礼」欄から書かせて頂きます。内容は同じです】*****

こんにちは、丁寧なご回答有難うございます!

挙げて下さった事例、とても運が良いですね。
1の方、さらにその運を掴むために日頃から人脈を広げるなど営業努力をしていらっしゃったのだろうと思います。

先日、社内通訳をしている友人を持つ知人から「社内通訳には契約社員も多い」という話を聞きました。
皆様の意見を総合すると、大変優秀で勉強を怠らない、人脈が豊富である、そして訳をする事が大好きである、などが条件となるのでしょうか。

自分は「どんな業種の会社でも、どんなジャンルでも、多少のリスクを背負ってもビジネスとして訳に携わりたい!」かどうかと問われると、そうではないような気がします。

知的好奇心が旺盛で学ぶ事が好き、
コミュニケーションが好き、
外国が好き、
旅行が好き、
化粧品が好き、

こんな私には、例えば旅行や化粧品会社に就職し、社会人として経験を積みながら英語・フランス語を学び海外へ駐在する機会を窺うなどという選択肢もあるのかなと思います。

外国語を武器にし職を得るのは難しいですが、武器にするためではなく大好きであるから学んできたのですし、選択肢を狭めないよう学習は続けます。そして同時に、通訳、翻訳者の方の様々なキャリアを調べて自分にとって何が最良であるのか考えていきます。

現時点では想像できませんが、もしかしたら外国人と結婚したり、現地に移住し運良く日系企業へ就職出来たり、結婚して主婦となり訳のアルバイトを始めるかもしれません(笑)努力をしボランティアから実務経験を積み、正社員として一般業務の傍ら社内通訳…などというポジションがいつか見つかる可能性も、ないとは思いません。
何が起こるか分かりませんから、難しく考えすぎないようにします。

貴重なご意見嬉しかったです。
厳しい現実を前もって把握出来た事で、自分の将来について見通しが立ちました。
心より感謝致します。

お礼日時:2010/02/12 05:42

ポルトガル語の通訳です。


フランス語の通訳や翻訳家というのは食べられません。
フランス語に精通することは素晴らしいと思いますが、それでメシは食べられません。
フランス語の知識でメシを食べられる人はフランス語の大学教授か、もしくは、フランス語の知識がとんでもなく豊富な人でしょう。
英検で言えば英検一級は当たり前でその中の更にトップクラスということになります。
かく言う私も通訳だけでは食えずにブラジル製品の個人輸入を兼業してやっと食えているレベルです。通訳仲間で通訳だけで立派に食べている人を二人しか知りません。一人は中国語の法廷通訳で法廷通訳の研修会があれば講師になるような人です。もう一人はペルシャ語の法廷通訳ですが、超一流の通訳です。被告がイラン人、証人がブラジル人という裁判がありましてその人とともに通訳をしたことがありますが、まー素晴らしい通訳でした。
貴方の場合はフランス語が堪能なのであればそれを武器として用いることのできる職場を選んで就職することです。通訳や翻訳家になるのは次の場合です。
1.女性なら、結婚して家庭に入った場合。
2.男性なら、60歳を過ぎて定年になった場合。
3.英検一級の中で更にトップクラスになるほどフランス語が堪能になった場合。
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 こんにちは。


 少々厳しいことを書かせていただきます。しかし、これは考え方の一つであって、鵜呑みにしないで下さい。
 あなたは日本語をしっかりと学びましたか? 「大学生」と書かれているので、ある程度は日本語を知っていることと思います。しかし、通訳になるには日本語で「広辞苑」や「大辞林」などをすらすら読める位の力が欲しいです。(私は読めますが……)
 ある大学教授が大学院で「翻訳」の勉強をしていた時の話をします。彼は英文和訳をする際に自らの日本語力の低さに驚き、国語辞典を読むようになったらしいです。「調べる」ではなく「読む」です。それも日常的に。ですので、翻訳・通訳の際はそれ位の日本語の力が必要になるということです。
 ついでに「翻訳・通訳」をする時にはあなたの知らない方面の知識が必要になるでしょう。旅行会社に勤めて日本を紹介する際に「日本は島国だけど、海外から攻め込まれたことはある?」と聞かれたらどうしますか? 「日本史」の知識が必要になります。この話で突っ込まれたら「中国史」はたまた「世界史」の知識が必要になるかもしれません。
 <通訳・翻訳者にはプラスアルファの専門性があると有利>と書かれています。その通りです。物理・化学・数学などの学術書を訳さなければいけない場合もあります。他の方もあなたと同じように考えている可能性が高いので、仕事は片っ端から奪い合う可能性も否定できません。プラスアルファどころか、ありとあらゆる学問をより多く知っていることが重要になると思います。
 厳しいことばかり書いてしまいましたが、翻訳はとても楽しいです。ある人はこの様に翻訳した。自分だったらこの様に翻訳する……という発見の連続です。あなたが語学を好きで、一生を捧げる情熱があるのなら、是非やってみてください。
 また、あなたが学問を全て「今」学ばなくても良いと思います。少しずつ、楽しく学んでいけば良いのではないでしょうか。私もそうでしたし今でもそうです。
 職業については答えかねます。と、いうのも「フランス語」の場合を私は知らないので。
 説教くさい上に厳しいことを書いてすみませんでした。参考にして下さい。
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この回答へのお礼

こんにちは!
そうですよね、外国語の能力が100点であるとすれば日本語の能力は150点、200点は必要ですよね。

私は新しい事を学ぶのが大好きで、特に国語はもう一度母国語を選択できるとしても日本語にしたいと思うくらいです。
地理歴史や政治経済、芸術にも強い関心がありますが…残念ながら物理・数学・化学といった理系の科目はとても苦手です。
自分の幅を拡げる意味でも、これらの科目がフランス語の通訳・翻訳市場においてどれくらい重要であるのかを調べながら勉強してみたいと思います。

私には、学んだ事を日々の仕事に生かしていける通訳・翻訳業はとても魅力的に映ります。
楽しさも辛さもご存知の、現役でお仕事されていらっしゃる方からのアドバイスは大変参考になりました。
まずは就職をして見聞を広め(もしかしたら、思いもよらなかった道が拓けたり考えが変わるかもしれません)、辞書を読む意気込みで頑張りたいと思います。
ありがとうございました!

お礼日時:2010/02/08 20:49

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