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音楽性を身に付ける(高める)ために

こんにちは。
よくプロの演奏家が評価される際、「高い音楽性」(が、ある/ない)ということが言われますよね。
音楽をやっている人間の多くは、もっといい演奏がしたい、と向上心を持っていると思います。

そこで質問なのですが、この「音楽性」を「高める」ためには、どういった行動・努力・勉強などの後天的な活動が有効・可能でしょうか?

幼少時よりの環境、というものもかなり大きく影響する、(そしてそれは「先天的」なもの、と言ってしまってもいいのかもしれない)とも思います。

ですが、物ごころついてしまった人間であっても、いい演奏をしたい、という思いはあるし、子供よりも強く希求している人も多いはずですよね・・・。

何か前向きなご意見、ご回答ありましたらよろしくお願いいたします。

(ちなみに自分で考えたところ、いい音楽をいっぱい聴く、ぐらいしか思い至りませんでした。。TT)

A 回答 (6件)

「音楽性」という言葉自体が抽象的な概念ですので、「音楽性を高めるために必要なこと・もの」というのも必然的に抽象的になってしまうと思います。

また抽象的であるからこそ、それを手に入れることを目標にしてしまうと途端に難しくなってしまうか、或いはオカルトの世界に片足を突っ込むような形になってしまう気もします。はっきりとした形を持つものではなく、あくまでも感性の一つだと思いますので、自然体で身につけなければ(意図的に、人為的に身につけようとしても)本物にはならないように思います。

私も偉そうに意見できるような立場ではないのですが、あくまでも私見として「音楽性」というのは「感性の表現力」のことではないか、と思っています。
「表現」をするに際して、それが絵画という形をとるのか、文学なのか、はたまた音楽なのか。「音楽」という形で表現する時に必要な能力が「音楽性」ではないでしょうか。

結局、音楽性を磨く・高めるのであれば、「物事を表現する」力を養うと言うことではないでしょうか。
芸術と言うのはどんな分野であれ「何かを表現すること」だと思います。その「表現力」を磨くのであれば、音楽に囚われず、先に挙げたような色々なジャンルの芸術に親しむということ、「美しいもの」を見たり聴いたり、感じたりして「感受性を鋭敏に研ぎ澄ませていく」、というのが一つの方法のように思えます。

いわゆる「芸術家」と言われる人たちは、同じものを見たり聴いたりしても、凡人が感じるのとは全く異なる感じ方をするものです。普通の人からすれば、取るに足らない些細なキッカケから刺激を受け、大変な傑作を成す人もいます。
これは、音楽の演奏でも同じではないでしょうか。
ありきたりの音符の並びを見て、何も感じず淡々と正確に音に置き換えていくだけの奏者と、その「当たり前の音符」から深いインスピレーションを得て、繊細なニュアンスを帯びた演奏が出来る奏者。当然、後者の演奏の方が「音楽性を感じる」ことが出来ると思います。もちろん独りよがりの自己陶酔に終わるような演奏では駄目でしょうが、そこに奏者の虚栄心とか作為的な装飾などが一切なければ、純粋に感動できる演奏になると思います。

どんな音楽をやる場合も「他ジャンルの各種芸術作品」や「歴史的な文化遺産」、「大自然」といった、いろいろな「美しいもの」に多く接する機会を持つこと、が大切ではないでしょうか。
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この回答へのお礼

ご回答・ご意見ありがとうございました。

とても参考になる気がします。

煮詰まっていたところに、ご助言頂けた感じです。

ありがとうございました。

お礼日時:2010/03/13 19:34

音符の細かなニュアンス等はもちろんの事、心にある「表現したい事」を微細に渡り表現するには、表現力、つまり演奏力等の技術や知識が身に付いてくると最後はセンスが物を言います。



つまり非常に技術が高まってくると、言いたい事は大体演奏や作曲で言える様になってくるので、その時点で「何が言いたいか」が問われるわけです。
それが音楽性。
音楽性は楽器の練習や勉強では身に付きません。


逆に言うと、音楽をいっぱい聴いて感覚を身につけるとか、上手いとか下手だとか、表現するためのテクニックが云々とか、曲の世界感がどうとかいってるうちは音楽性もくそもないですよ。
それはただ未熟だと言う事。
プロの音楽家は、上手いとか下手とか、そういうレベルでは音楽やってません。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。
自分が未熟なのとはまた別に、仰る音楽性・センスの磨き方を広く問うていたのですが、ちょっと言葉では言い表せないものかもしれません。
ありがとうございました。

お礼日時:2010/03/14 12:42

仰るように、「いい音楽をいっぱい聴く」というのは音楽性を身に付けるために有効なことだと思います。


良い音楽というのはプロの上手い演奏と言うことと考え、私は、それに加えて「下手な演奏(音楽)を聴く」ことも重要だと思っています。
上手い演奏と言うのは表現や技術なんかも出来上がっていてもちろん参考になるのですが、
下手な演奏を合わせて聴くことにより、「ここをこうすればもっと良くなる」「ここが合ってないから下手」といった
下手な演奏である根拠が見えてくると思います。
これが分かれば、どのようにすれば良い音楽になるかということが見えてくるので、音楽性が向上すると考えます。
なので、(とても失礼な例えですが)様々なレベルの学生が演奏する場や一般団体など、
技術の問題から練習時間の問題まで、あらゆる理由による下手な演奏を聴くと良いのではないかと思います。
こういう点でも、CDより生、となると考えています。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
音楽に囲まれて、といった感じでしょうか。
ありがとうございました。

お礼日時:2010/03/14 12:32

感受性を豊かにすることでしょうか、よく笑いよく泣き幸福感や絶望感などの喜怒哀楽を多く経験したり、すてきな絵画を見たり、悲しい映画を観たり、世界各地のドキュメンタリーなどで、多くの人間の生活に触れることは大事なんではないでしょうか。

もちろん実生活での体験も大事だと思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

感情、感受性・・・

ありがとうございました。

お礼日時:2010/03/13 19:37

こんばんは。


私は、幼き頃から音楽が大好きで。自分もこういう良い演奏をしてみたいと思っていました。
もちろん、私の経験上。物心ついた時に音楽に興味を持ったり、実際にしてみたいという考えに至る人は多いです。これは、音楽に限った事でもありませんからね。
それで本題に入ると。
音楽をいっぱい聞くのも、手段の一つだと思いますが。ここは実際に自分で弾いてみたりとかはしてみませんか?
簡単なものでも大丈夫です。ピアノとか色々な楽器を自分で演奏してみるんです。
案外コツが早くつかめたりするかもしれません。
私はこれくらいしか思いつきませんでした(汗)
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
「ここはこんな感じで演奏する」みたいな感覚があると思うのですが、そんな感性の背景が知りたかったのでした。

>ここは実際に自分で弾いてみたりとかはしてみませんか?
>簡単なものでも大丈夫です。ピアノとか色々な楽器を自分で演奏してみるんです。
>案外コツが早くつかめたりするかもしれません。

もっといろいろ試してみます。
ありがとうございました。

お礼日時:2010/03/13 19:26

クラシックですか?



クラシックなら、その曲と作曲家についてよく勉強することです。
音楽性よりも、作曲家と楽譜に忠実であることが大切だと思います。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。舌足らずで申し訳ありません。
基本はクラシックです。
具体的に言うと、バッハを取り組んでいる最中です。
楽譜を見ても、演奏者の解釈に委ねる部分が多いと思えたので、質問にあげさせていただきました。

お礼日時:2010/03/13 19:04

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