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寄付金の勘定科目の表示について

損益計算書で寄付金を一般管理費と営業外費用に
表示するのでは、どちらが正しいんですか?
どちらでも表示可としても判断基準がわかりません。教えてください。

うちの会社は営業外費用に表示してます。

A 回答 (1件)

>損益計算書で寄付金を一般管理費と営業外費用に表示するのでは、どちらが正しいんですか?どちらでも表示可としても判断基準がわかりません。



簡単明瞭な判断基準はありませんが、基本的な考え方を示します。


◇会計上は、「主たる営業活動による」寄付金を一般管理費に、「主たる営業活動以外の原因による」寄付金を営業外費用に表示します。ただし、営業外費用に表示すべき寄付金のうち、通常の原因とは異なる原因によるもの、あるいは通常の金額よりも多額であるものは特別損失に表示します。

「主たる営業活動による」寄付金とは要するに、営利事業を実施する上で直接的に必要と考えて支出した寄付金です。


◇税務上は、どちらでも表示可です。一般管理費に表示しても営業外費用に表示しても損金に算入されることに変りはないからです。


……………………………………………………………………………………………

《註》

企業会計原則と関係諸法令との調整に関する連続意見書

連続意見書第ニ 財務諸表の様式について〔抜粋〕

  損益計算書は、少なくとも、営業損益計算と純損益計算に関する区分を設け、営業損益計算の区分には、株式会社の主たる営業活動による収益と費用を、また、純損益計算の区分には主たる営業活動以外の原因から生ずる損益を記載すること。
  この場合、営業損益計算の区分は、売上高、売上原価、一般管理費及び販売費に分かち、また、純損益計算の区分は、営業収益と営業外費用に分かって、それぞれ、内容を正しく示す名称を付して、収益ならびに費用を示すこと。
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