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ホームページ制作の会計上の「売上」の考え方について教えてください。
いつの時点で「売上」を計上すればよいのか、わかりません。

依頼を受け、見積りを出し、受注・契約をした時点で報酬は確定しています。
この時点で「売掛金」で売上計上してよいのでしょうか?
後日ホームページの内容に変更があり、報酬が増えることはあっても、減ることはありません。

例えば
報酬が確定したとき   売掛金 200000 / 売上  200000
支払いを受けたとき   現金  200000 / 売掛金 200000
と仕訳してよいのでしょうか?

受注時(報酬確定)、請求時、納品時、入金時
のどの時点で仕訳をするべきなのでしょうか?

初歩的な質問かとは思いますが、調べているうちにわからなくなってしまいました・・。
どうぞよろしくお願いいたします。

A 回答 (3件)

>いつの時点で「売上」を計上すればよいのか



企業会計の基本の命題であり、最重要のポイントです。

売上計上基準は、次に書くものの中から各社が自由に選択することができます。しかし一度選んだ計上基準は、よほどの事情が生じない限り、守り続けなければなりません。


企業会計原則では、売上高は『実現主義』の立場で計上するのが原則です。

一般の販売形態においては、
(1)出荷基準…会社から商品等を出荷した日。
(2)納品基準…商品等が顧客の手に渡った日。
(3)検収基準…顧客による商品検査が合格になった日。
が実現主義による計上基準です。

またイレギュラーな販売形態においては、
(1)委託販売…受託者が委託品を販売した日
(2)試用販売…顧客が買取りの意思を表示した日
(3)割賦販売…一般の販売形態における売上計上基準を準用。ただし入金分だけを計上することも可能。

最後に、土木、建築、造船、航空機製作のように製品の施工に長い年月を要するものは、工事完成基準のほか、工事進行基準による分割計上も許されます。

(以上、会社の場合も個人事業の場合も同じです)

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さて、ホームページ制作の業務の場合は、納品した日に売上高と売掛金を計上するのが良いのではないですか。

受注時(報酬確定)………受注は売上の実現を意味しない。

請求時………請求も売上の実現を意味しない。

入金時………入金日に売上を計上する方法を『現金主義』といいます。八百屋や魚屋ならば売上実現の日と現金入金の日が同じですから、入金日に売上を計上しても構いませんが、ホームページ制作においては、現金主義は避けるべきですね。
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この回答へのお礼

ご回答、ありがとうございました。
「実現主義」という言葉も、聞いたことはありましたが、よくわからず・・
わかりやすい説明で、おかげさまで理解が深まりました。

お礼日時:2010/05/08 23:20

>受注時(報酬確定)、請求時、納品時、入金時のどの時点で仕訳をするべきなのでしょうか…



個人事業主の方かと想像しますが、青色申告で、かつ現金主義の届けを出してある場合を除いて、納品時です。
http://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/2100.htm

>報酬が確定したとき   売掛金 200000 / 売上  200000…

いったん請けたとしても、急病や事故など何らかの事情で翌年に持ち越したり、あるいはキャンセルすることもあるでしょう。
画餅で納税額を決めるようなことをしてはいけません。

税金について詳しくは、国税庁の『タックスアンサー』をどうぞ。
http://www.nta.go.jp/taxanswer/index2.htm
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この回答へのお礼

ご回答いただき、ありがとうございました。
売上は、納品時に計上すべきなのですね。
国税庁のHPは、内容も多く、検索が下手なのか知りたいことになかなかたどり着けないのです。
参考URLものせていただき、ありがとうございました。

お礼日時:2010/05/08 23:14

お客様に「納品書兼検収書」または「検収書」に印をもらった日。


「検収書」とは「注文書(発注書)に記載の製品(成果物)を品質に問題なく受領しました」との記載があるものです。
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございました。
お客様のもとに、問題なく制作物が届いてからということですね。
勉強になりました。

お礼日時:2010/05/08 23:10

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