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少子化がなぜ困るのか、未だに分かりません。 

このカテでも同じ質問が多く出されていますが、的確な回答に出会っていません。

一番多い回答は、「国の経済力や生産力が落ちるから大問題」 というものだと思います。

では人口が日本の10分の1以下の国、例えば北欧の国やニュージーランドなどでは 「国が滅びる」 方向に行っているのか? という疑問を感じます。

おそらく日本より人口が少ない分だけ経済力も生産力も劣るはずです。 では北欧の現状はどうなのでしょうか? 世界的に有名なボルボやサーブ、それにノキアやイケアは北欧の企業だったはずです。

また、それらの国では日本同様、地下資源に恵まれていない国がほとんどです。 中東のように放っておいてもカネが入ってくる国ではないはずです。 逆に北極に近いという事で自然環境は厳しいはず。 一方の日本は温帯に属しているおかげで、農業にとても恵まれた環境だと思います。

では、北欧諸国はどこも日本のように財政破綻しているのでしょうか? 

二番目に多いのが、やはり 「年金」 に関する回答でしょうか。 でも、これも今のような賦課方式ではなく、積み立て方式にすれば、年金に関するほとんどの問題は解決するように思います。

なぜなら日本の賦課方式はネズミ講と同じで、人口が永遠に増え続ける事を前提にしている制度だからです。

無論、年金の財源にどこまで税金を投入するか、また北欧のように年金や健保のために極端に高税率にすべきかどうかという議論は残ると思いますが ・・・ それでも、聞いている範囲では、北欧諸国では日本のような年金や健保に関する問題は無いように感じています。

こう考えると、「人口が減るのが、なぜ問題?」 という素朴な疑問が解消されません。

また、国が率先して 「産めよ! 増やせよ!」 と国民を煽った国で、まともな国は無いように思います。

文化大革命時代の中国、戦前・戦中の日本など、国の政策を実行するために無茶苦茶に人口を増やし、その結果、数十年して人口過多が社会問題化した国ばかりです。

「人口減少がなぜ日本にとって大問題なのか?」 ・・・ どなたか的確にお答え願えないでしょうか?

税収しか考えていない官僚に踊らされているのでは? と感じて仕方ありません。

A 回答 (11件中11~11件)

 若者が支える年寄りが多いから問題なのです。

バランスの問題です。お年寄りは薬など医療関係にお金がつぎ込まれています。生きているのですから食事もします。生産しないで消費だけの存在です。
 子供も同様ですが、将来的に労働力となります。お年寄りは今までの労働力の蓄えもありますが、残念ながら国が浪費して蓄えがあまりありません。
 この不足分と自分たちの蓄えを同時に進めないといけないのです。一人で多くのお年寄りを養えるのか?という状態に悪化したのです。
 この一人分の負担を減らす意味もあります。

 それと労働力の減少です。若い労働力が減れば不足分を海外に依存することになります。当然外国人が多数日本に入ることも意味します。それが受け入れることが出来ない人々も居ます。
 海外に依存することは、技術なども流出する恐れが出てきます。ようするに簡単にまねをされるという事態に陥ります。

 国を守る事がどんどん困難になるのです。単なる人口の数ではありません。バランスなんです。
 人口ピラミッドがコマの形ではいずれ倒れます。だからこそ少子化をまず考え底辺を強くしたいのです。

 と、私の考えです。
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この回答へのお礼

有難うございました。
ご回答を拝見して、要は「行過ぎた老人福祉」が問題になっているのでは? と感じました。
日本では、いつの間にか、高齢者=社会的弱者という間違った(?)構造が出来上がっています。
高齢者層の票が欲しい自民党政府が今のような構造にしてしまったのですが、本来は、老後の事を考えて若いうちから毎日コツコツと蓄えをしているはずですので、高齢者ほど富裕層になるはずです。
これが日本人の美徳だったはずです。
メディアが報道するとおりだとすれば、今の高齢者は、まるで「若い内から受け取った給料は貯金などしないで、全部、パーッと使ってしまっ人たち」のように見えます。

それでも、年金を積み立て方式に改める事により、かなりの部分は改善されるのではないでしょうか?

それと、若年労働者の減少の問題ですが、では北欧ではどうしているのか? という疑問が生じてきました。

イメージどおりだとすれば、北欧の方が高齢者対策に回る(一人当たりの)予算は日本より多いと思いますし、人口も日本の10分の1以下の国ですから、もっと深刻になるはずなのですが ・・・

お礼日時:2010/07/07 13:05

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