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 国連軍に関して

最近、米韓共同軍事演習に関係する報道で、しばしば”在韓国連軍”という言葉を耳にします。
 朝鮮戦争当初、派遣された国連部隊は、国連憲章43条が想定する国連指揮権の部隊ではありませんし、43条が指摘する国連軍などは一度も創設された例がありません。

 つまり、”在韓国連軍”という名称は正しくないと思われますが、なぜ、通俗的に国連軍といわれるのでしょうか?

 湾岸戦争の時に、多国籍軍という言葉が一般的になってから”PKO部隊を国連軍”と言わない正しい呼称が馴染んできたにも関わらず、朝鮮戦争関連では未だに使用されていることに違和感を抱きます。

 本件に関して、論理的に回答できる方の回答をお待ちいたしております。

関連条文
 国連憲章 第43条〔特別協定〕
1、国際の平和及び安全の維持に貢献するため、すべての国際連合加盟国は、安全保障理事会の要請に基き且つ一つ又は二つ以上の特別協定に従って、国際の平和及び安全の維持に必要な兵力、援助及び便益を安全保障理事会に利用させることを約束する。この便益には、通過の権利が含まれる。
2、前記の協定は、兵力の数及び種類、その出動準備程度及び一般的配置並びに提供されるべき便益及び援助の性質を規定する。
3、前記の協定は、安全保障理事会の発議によって、なるべくすみやかに交渉する。この協定は、安全保障理事会と加盟国群との間に締結され、且つ、署名国によって各自の憲法上の手続に従って批准されなければならない。

A 回答 (13件中11~13件)

朝鮮半島は、戦争状態であり、mk57pvlsさんが説明している安保理決議83号がまだ生きている。


安保理決議83号に基づき国連軍で出動ているので、安保理決議83号に基づけばいつでも国連軍で出動できる。

従い、安保理で安保理決議83号の取り消しや変更の決議がないと、決議83号が継続されているのだと思いますが。
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この回答へのお礼

質問をよく読みましょう

そもそも、朝鮮戦争は、休戦状態ではありません
なにより、休戦協定に当事者である韓国・北朝鮮両国が批准してないからです。
そして、本件の質問は、国連軍という呼称の問題です。
国連憲章43条に想定されない「国連軍」などという呼称は、日本以外には存在しないことを問題にしているのであって、朝鮮戦争の経緯を問題にしていません。

質問の趣旨は、朝鮮戦争ではなく、国連軍の呼称の適否です。
質問を理解してから回答してください

それくらいできませんか?

お礼日時:2010/08/04 10:17

こんにちは




> つまり、”在韓国連軍”という名称は正しくないと思われますが、
> なぜ、通俗的に国連軍といわれるのでしょうか?

1950.6.27(採択)の安保理決議83号(UN Doc. S/1511)によって
武力攻撃を撃退し、当該地域における国際の平和と安全を回復する
ために必要と思われる援助を韓国に与えることを、加盟国に対して
勧告し、次いで
1950.7.7の決議84号(UN Doc. S/1588)で、83号の決議に従って兵力
その他の援助を提供している全ての加盟国が、それらを米国の下に
ある統合された司令部に提供することを勧告し、合わせて米国に対し、
その軍隊の司令官を任命することを要請しています。
そしてこの決議では"統合された司令部に対して国連旗の使用も同時
に許可"しています。

多分これ(決議84号)が 直接のキッカケになったのではないでしょう
か?

ただ、ご質問者がご指摘の通り、いわゆる"在韓国連軍"は憲章43号の
「特別協定」に従って組織された"正式の国連軍(?)"ではござい
ません。


> 朝鮮戦争関連では未だに使用されていることに違和感を抱きます。

なるほど。

もうすっかり定着してしまった呼称ですので、おいそれと変更する
ワケにもいかないのでしょう。

確かに、朝鮮戦争当時に兵力を派遣していた国々(米韓以外には、
確か15カ国)は、アメリカを除きとっくの昔に兵力を引き上げていて、
現在は事実上司令部機構(在韓国連軍司令部:UNC)しか残っていない
とは言え、前述のように"そこには依然として「旗」がたなびいて"いま
すので・・・。

この回答への補足

 UNCは国連軍ではありません。あくまでも、国連が指定する憲章7条による各国の軍派遣行為に過ぎず、多国籍軍と呼んで差し支えないはずです。
 そもそも、旗の問題は、法的には全く機能性はありません。
戦時国際法においても正規軍を規定する役割もありませんし、旗は、公海上の船籍を示す機能性しかありません。
 したがって、UNCの旗がたなびくことには、国連軍の意味はありませんし、UNCの意味しかありえません。
 
 なお、通俗では、国連軍は諸外国では43条規定のことを指しますので、巷説が単純に、歴史的経緯から国連軍の名称を継承しているだけに過ぎないと当方は解釈しています。

 ちなみに、PKO活動では、様々な拠点で国連旗が掲揚されていますが、それをも国連軍というならば、湾岸戦争・イラク戦争当時のCPAなども国連軍・国連軍司令部ということになるのでしょうか?
 そのような極端な理解は、報道でもされてないのですが?

補足日時:2010/08/04 10:26
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この回答へのお礼

お礼遅れて申し訳ありません。
回答ありがとうございました

補足質問を受けての回答も併せてお礼申し上げます

お礼日時:2012/02/26 14:38

1950年6月25日、北朝鮮軍が北緯38度線を越えて韓国領内に侵攻したのを受


けて、安保理はソ連が中国代表権問題で欠席する中、決議82 を採択し、決議前
文で北朝鮮軍による行動が「平和の破壊」を構成するとの認定を行った。そして
本文で、敵対行為の即時停止と38 度線への即時撤退を北朝鮮に求めるとともに、
国連加盟国に対しては、決議の履行において国連にあらゆる援助を与えること、さ
らに北朝鮮への支援を慎むことを要請した。しかし、北朝鮮が決議に従う姿勢を見
せなかったため、安保理は27日に決議83を採択した。同決議は、武力攻撃を撃
退し、当該地域における国際の平和と安全を回復するために必要と思われる援助を
韓国に与えることを、加盟国に対して勧告した。その後、安保理は
決議84 を採択し)、前記の決議に従って兵力その他の援助を提供している全ての
加盟国が、それらを米国大統領の統帥権の下にある統合された司令部に提供することを勧告し、米
国に対しては、その軍隊の司令官を任命することを要請した。さらに安保理は、統
合された司令部に対して国連旗の使用を許可し(authorize)設立された国際統合平和守備隊を国連軍と呼称し、また米国に対しては、
同司令部の下にとられた行動の経過に関して、安保理に報告書を提出することを要
請した。
こうして朝鮮戦争における「国連軍」は、安保理決議83および84の勧告に基
づいて、極東米軍を中心に組織されることとなった。そして、北朝鮮軍の侵攻から
1ヵ月後の7月25日付の極東軍司令部コミュニケ第135号23)において、米軍のマ
ッカーサー将軍の指揮の下、東京に、米極東軍司令部を改組した国際連合軍司令部(United Nations Command)
が置かれ、38度線を挟んで北朝鮮軍と対峙することになったのである
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この回答へのお礼

回答は、国連軍と呼ばれるいきさつであって、国連憲章43条の指摘する国連軍とは別物です。
私からすれば、質問の回答になっていないのですが、
質問文を全部読んでから、国連軍とは何か?について回答してください。

お礼日時:2010/08/03 15:43

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