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測量の「遣り方」について教えてください。
建物の外周部から、数十センチ程離した所に木杭を差し込み、板で建物の周りに囲いを作ることを「遣り方」というようですが、目的は何なのでしょうか?
板で周り囲う必要性もいまひとつ理解できません。
また、合わせて「遣り方」について文献等教えて頂きたくよろしくお願い致します。

A 回答 (4件)

いろんな回答があると思いますが、一番いいのは近所に現場があれば実際に見て職人に聞くのが理解への近道です。



遣り方とは
ヌキ材(平たい木材)を建物となる角に四方を囲むように同じ高さで組みます。
この時に、敷地に対して建物の位置を決定付ける段取りにも使います。

目的は
ヌキの天端へ通り芯や逃げ墨を付け、対面するヌキの天端間に水糸を張って通りをわかるようにすること。
その水糸を基準にして土工事から基礎工事までの仕上げ高さをコンベックス(メジャー)を当てるだけでわかります。
当然、水糸の高さから○○cm下がりが基礎の仕上り天端とした見方になります。

板で囲うことで、
(1)どこの場所でも高さの基準を知ることができます。
(2)東西・南北の両方向の通り芯位置がわかり次の段取りがし易い。
なにせ、一番最初におこなう肝心な工程です。これがテキトーだと、計画とちょっと違うものになってしまうかもしれません。

文献なんてのは、・・・建築知識(エクスナレッジ)の何月号だったかつい最近のバックナンバーで現場管理についての特集がありました。ちょっと調べてみてもいいかもしれません。
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遣り方は建物位置を地面からあげた位置に高さ方向同一レベルで出すものです。


遣り方は通常建物位置(縄張り)から離して設置します。重機で掘削する範囲を超えて設置します。
叉重機が入る部分は抜きます。そうすることにによって建物位置部分を壊すことなく基礎掘削完了で使える
為です。昔はそのようにするのが主流でした。現在でも目安にしようしています。
通常の工程はm縄張り→掘削→捨てコン打→墨出し→基礎型枠配筋、型枠組立て→基礎コン打→型枠解体
ここまで遣り方設置
墨出し時 遣り方を基点としてトランシットという測量機械をつかって墨出しをすれば、撤去しても問題ありません。
遣り方 は水平方向、レベル方向の基点として使用しています。
遣り方に天端に糸をはっているのを見かけることが多いと思います。
これは遣り方天端GL+300 とか450とか基準地盤面から高さ方向の上がりをしめしています。
これから基礎掘削面までいくらという目安で工事しています。
捨てコンレベルはレベルをつかって出すのが普通です。
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地縄 やり方で検索すれば参考になるHPは


たくさんヒットすると思いますが

本屋に行って建築施工法の本を買っても
最初に書いてあると思います。
 

建物を建てる時に基準となる墨を出しているのであって
囲うことが目的ではありません。
通常は建物を避けた外側に木杭を打って
GL、もしくはFLの逃げた寸法で水平に高さの基準となる
貫板を打ちます。
GL+1,000とか1FL+600とかです。
その貫板に測量して通り芯を出して釘を打っておきます。
その釘に水糸を張れば
通り芯(或いはその逃げ)の墨がレベルで張られることになるので
土工事の際にこの水糸から測れば掘削する位置や深さも
砕石天端も捨てコンクリートの高さも
その場でわかります。
測量のポイントを表した重要な物なので
故意に動かされたらわかる様に木杭の天端を斜めに切ります。
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測量ではなく、遣り方は土地に墨出しをしているのです。


実際の工事をするにあたり、直角を出し、基礎の通りの寸法を出します。
その印に糸に張って、それに沿って基礎を掘り、型枠を組み立てていくのです。
掘り起こす土に印は打てませんから、その周囲に固定した板を立て、そこに印を打つのです。
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