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魚肉ソーセージについて
主人が読んだ本に、「魚肉ソーセージやハム、ベーコンには、100%大腸癌を引き起こす物質が含まれている」と書かれていたそうです。
我が家は魚肉ソーセージやハムが大好きで、冷蔵庫には常にある状態。
しかも、主人の家計は大腸癌の家計(表現の仕方が適切ではないかもしれませんが、主人の父、祖母、曾祖母が大腸癌です)
本に書かれていた事が本当なら、即刻食べるのを控えなければならないかと・・・
どなたかこの件について、何かご存知の方、いらっしゃいませんか?

どんな事でも良いので教えて下さい。

A 回答 (5件)

ご主人が読んだ本は確実に「買ってはいけない」みたいなエコっぽいのを装ったいわゆるトンデモ本といわれるようなものですね。



そもそもがんというのはがん細胞そのものの正体が全くと言っていいほど分かっていません。ウソみたいな本当の話で、がんの専門家に「がん細胞ってなんですか」と聞くと「よくわからない」という答えが返ってきます。
「タバコを吸うと肺がんになる」という話を聞いたことがあると思いますが、これ、「科学的にはウソである」といわれても反論できないのです。統計上、喫煙者と非喫煙者で肺がん発生の率が違うということははっきりしています。しかし「タバコの何が、どんなメカニズムで肺がんを引き起こすのか」というのは全く分かっていません。先日亡くなった梨元勝さんのように、非喫煙者で肺がんで亡くなっている人もいます。
だから、何を食べるとがんのリスクが高まるのかなんて実際のところはよくわからんのです。魚肉ソーセージなどには確かに人工の食品添加物などが含まれていますが、それをいったらスナック菓子はもちろん、清涼飲料水も何も口に出来なくなります。

ちなみに、魚介類には水銀が多く含まれているのをご存知でしょうか。これは自然由来の水銀で、海の食物連鎖の上位にいけばいくほど含有量は増えます。近年日本の厚生労働省も重い腰を上げて「妊婦はあんまりカツオやマグロを食べないでね」と言い出しました。カツオやマグロには水銀が多く含まれているのです。これが魚介を食べる習慣がないアメリカ人の手にかかると「そもそも妊婦は魚を食うな」となってしまいます(実際、アメリカでは妊婦が魚介類を食べることを推奨していません)。これがイルカの肉なんてなると実はかなりすごい量の水銀が含まれているのです。
しかし魚介類にはDHAだのEPAだのという「頭が良くなる」なんていわれるような物質が豊富に含まれています。さて、子供には魚を食べさせるべきかどうか?悩みます。
残暑が厳しいですが、夏のスタミナ食材である鰻は、ビタミンAやたんぱく質が豊富です。しかし、あのダイオキシン(PCB)が割と含まれている食材であることも有名です。
レバーには鉄分など栄養素が実に豊富で、スタミナにはもってこいであることはご存知だと思いますが、体に取り込まれた水銀やPCBや重金属などは全てレバーで処理されます。つまり、レバーつうとこはそういった物質が最も豊富に含まれている場所でもあるのです。
人間のおっぱいからこういった物質が出てしまうので赤ちゃんに渡ってしまうという話もどこかで聞いたことがあると思います。人間のおっぱいがそうなんですから、牛のおっぱいだって同じことです。だから昔から「牛乳害悪論」というのが根強くあります。牛乳がダメですからヨーグルトやチーズなどの乳製品も同じ。
しかし、乳製品は腸内で善玉細菌を増やし悪玉細菌を減らすことでも有名です。大腸がんの予防には乳製品なんていいといわれています。

結局、こういうことを考えると何も食べられなくなるのです。いうたところで今や地球のどこでも土壌がなんらかの汚染を受けていないところなんて滅多にないのですから、自然栽培で作った野菜というたところで多少なりともそういうものは含まれています。
そこが本当のところのリスクとプロフィット(利益)のコントロールなんです。水銀を取ってしまうというリスクとDHAやEPAが取れるという利益とどちらを取るかという話です。

ちなみにがんに家系があるというのはもうなんとなく専門家の間でも常識になっているそうです。なぜがん家系があるのか特に生物学的視点では謎が多いのですが、ともあれ、ご主人の一族にがんが多いなら、掛け捨てのがん保険と生命保険の死亡保険金はガッチリかけておきたいものです。そして、魚肉ソーセージをいっぱい食べさせれば・・・(笑)
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この回答へのお礼

とてもわかりやすい回答、本当に有難うございます。
おっしゃる通り、そんな事気にしていたら、何も食べられませんね…。
神経質になりすぎて、病気になりそうですね…。
(私は面倒臭がりなので、主人に言われた時はげんなりしました。)
『そんな事気にして生活したって、癌になるときゃなるやろ』と心の中では思っていました。
気にはかけつつ、あまり気にしないで生活します。
本当に納得のいく、わかりやすい回答有難うございました。ちなみに、最後の文章は大笑いしちゃいました。

お礼日時:2010/09/21 08:06

好意的な解釈をすれば、その著者は嘘は言っていません。


魚肉ソーセージなどの製品のうちすべて(100%)に、大腸癌を引き起こす物質が含まれている。
という解釈です。このように解釈すれば「食品には100%大腸癌を引き起こす物質が含まれている」だってほぼ正しいといって良い文になりますが。

量の議論抜きにして危ないだのなんだの、信用性ゼロの情報源です。
そんな非論理的な文章に食生活を左右させられる、
消費者として最低限持っておくべき知識がないということもあまりほめられたことではありません。
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http://www.aa.alles.or.jp/~palette/ecology/eco-a …

ソーセージ 発がん物質 で検索するといくつか見つかりますね。

 ただ、100%という表現は問題が有ります。成らない人も居るのです。

 発がん性物質の事を気にしすぎると、すべての物が食べる事が出来ません。生き物は多少の有害物質でも除去しようとする力があります。100%になるのなら、もっと問題になっています。
 それと、実験はどのようにしたのかを明確にして100%とした基準が分かりません。その数値を見る限り不安を煽った本だと思います。
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この回答へのお礼

回答有難うございます。
私も、100%ならもっと問題になってると思います。
あまりに神経質になってると、何も食べられませんね。
細かくチェックして食べる物を選んで生活していても、癌になるときはなるような気がします。
主人にも話してみます。
有難うございました。

お礼日時:2010/09/21 08:12

魚肉ソーセージやハム、ベーコンは、全国津々浦々にあるスーパーやコンビニ、肉屋、デパートで必ず売られていて、お中元、お歳暮やパーティーなどで更に大量に消費されています。


そういう状態がこの国では数十年続いています。

「魚肉ソーセージやハム、ベーコンには、100%大腸癌を引き起こす物質が含まれている」

それが本当なら、過去数十年にわたり日本全国に毎日大量の大腸癌患者が発生し、ばったばったと死んでいっている。
私と、私の家族も含めて。
そんな事態になっているという事になりますが。

また、それを消費している人口数、年齢幅から想像すると、その問題の重要性や緊急性は、現在非常に多くのキャンペーンや対策が進行中の分煙問題の比ではないでしょう。
更に、国の関係省庁でも放置し、完全に沈黙。輸入も許可し続けてきた。
その事に関して仮に集団訴訟が起った場合、その規模は過去の公害、薬害裁判を遥かに超える規模に膨れ上がると思います。
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この回答へのお礼

有難うございます。本当におっしゃる通りだと思います。『そんな危険な食品を、この時代に公に販売する?』と主人には抗議したのですが、『とにかく、そんな可能性のあるものは食べない方が良い』と取り合ってもらえず…。
回答いただき、安心(納得)しました。主人にももう一度話してみます。
魚肉ソーセージやハムが食べられないのは厳しいですもの…。有難うございました。

お礼日時:2010/09/20 19:02

その本に書いてあること自体が非常識です。



百歩譲ってそのような物質が含まれていたとしても、
毎日何十kgも食べなければならないとか、そんなオチです。
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この回答へのお礼

有難うございます。その通りですよね。安心しました。主人にも話しておきます。

お礼日時:2010/09/20 18:58

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