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浅田真央選手は今季「ジャンプの矯正」に取り組んでいると言う事ですが、
それまでのジャンプに何か問題はあったのでしょうか。
オリンピックに出場して銀メダルまで獲得しているのに、
一から見直す必要などあるのかなと素人なので思います。
実際シーズンが始まっても(いい方向に向かっていると言いつつ)苦しんでいる様子ですし。
その必要があったのなら、その理由は何なのでしょうか?

A 回答 (8件)

浅田選手のジャンプには癖があると、ジュニアの頃から指摘している専門家はいましたが、”天才少女現る”との報道の方が大きく、ジャンプの癖を表立って報道される事はありませんでした。


浅田選手のルッツジャンプは、ロングエッジ(ルッツは外向きのエッジで跳ばなくてはならないのに対し、浅田選手は内側(インサイド))で跳んでいますが、ジュニアの頃は採点にも大きな影響はなかったため、矯正はあえてしなかったようです。

しかし、その後ルールが変わり、ロングエッジには採点で厳しくエラーが取られるようになり、浅田選手もそれに悩まされる事となってしまいました。
そのため、試合でルッツを回避せざるおえなくなり、さらにサルコージャンプも苦手なため試合に入れることが出来ず、逃げ場がない状態になってしまったと思います。

浅田選手はOPで銀メダルを取りましたが、金を取ったキムヨナ選手は5種類のトリプルジャンプを正しいエッジ(フリップジャンプはアウトエッジ気味という人ももいますが^^;)で跳びます。
例えば今後の試合で、5種類のジャンプを正しいエッジで跳べる選手との点差が出てしまう事はあると思います。なので、ここはきちんとジャンプの矯正が必要だと本人や周りの人達が思ったのではないでしょうか。
それに、旧採点時代は、5種類のトリプルを入れる事は必須でした。新採点になってからは言われてはいませんが、暗黙のルールとしてジャッジの間には残っていて印象度も良くなるという事も言われています。

また、浅田選手は、以前コンビネーションジャンプで3-3を入れていました。しかし、ジュニア~シニアに上がったころはそれ程採点も厳しくはなく、3-3で採点されていましたが、ここ数年は厳しく回転不足が採点されるようになったので、回転不足を取られることが多くなってしまいました。
回転不足を取られてしまう原因の一つに、助走のスピードが遅いこともあるようです。なので、現在助走のスピードを速める練習もしているようです。

また、浅田選手のジャンプは加点が付きにくいとも言われています。特に3Aが。
それは、長久保コーチも言っているように、”高さはあるが流れがない”、ということも原因にあるようです。
以上のことを改善して、高い加点がもらえるジャンプにしていくのが目標だと思います。
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この回答へのお礼

詳しく説明していだたいて、
ありがとうございました。

お礼日時:2010/10/26 09:50

浅田選手は、2007年の全日本選手権後にアルトゥニアンコーチから離れてから、ジャンプについては本格的にコーチしてもらう事なく、ほぼ独自でジャンプを修正しながらシーズンを進めてきたと聞きます。


体系的に一番変化する時期で、体のバランスなども変わる時期に毎シーズン結果を出す事を求められ、何とかここまで頑張ってきましたが、昨シーズンの段階でプログラムに取り入れられないジャンプがサルコウ、ルッツ、そして3-3のコンビネーションとなってしまいました。

もちろん、各選手ジャンプの癖というのは大なり小なり誰でもあるのだと思います。
問題なのはそれではなく、本来跳んでいたジャンプから少しずつ変化してしまい、それを独自で矯正していくのには限界を感じたのだと思います。
元々は、数年前のジャンプに戻したいと浅田選手も語っていました。

そこに長久保コーチがどうせなら、前のジャンプに戻すのではなく、基本に立ち返り、基本に忠実なジャンプにしていこうという事で、『ジャンプの大改革』に取り組む決意をしたのだと思います。

助走スピードも、時々によって違いはあると思いますが、だいぶ遅くなってしまっていて、脚力やバネで跳ぶにも限度があり、回転不足ぎみになってしまいがちになっていたと思います。

毎シーズンの結果を求めるのではなく、多分次のソチを睨んでの改革なんです。
昨シーズンのままでは、2種のトリプルをプログラムに入れることが出来ず、3-3の回転不足が解消できないばかりか、3連続のコンビネーションで第2や第3ジャンプとして跳ぶ2Loの回転も不足になりがちになってしまっていました。

これでは、ダメだと思ったのだと思います。
もちろん、大きくジャンプに手を入れる事は、更に跳べなくなるというリスクもあると思います。
浅田選手にだって、それが分からないはずはないし、考えないはずはないと思います。
実際に、2007年にルッツとフリップにe判定が導入された時に、ルッツの矯正に取り組みかけたようですが、他のジャンプに影響が出る事を恐れ、矯正を中断したようでした。
今回は本気で変えたいと浅田選手は決意したのです。
更なる成長を遂げたいと、努力をする決意をしたのです。

ただ、佐藤コーチが『ジャンプに関してはシーズン中だということもあり、今、浅田がやっているものには手を付けないようにしている。口を出してしまうのを我慢して彼女を迷わせないようにしながら、自分自身の自力での復活を待つ姿勢を保とうとしている。』とインタビューで語っていらっしゃったようですが、また独自になってしまわないか少し心配です。
佐藤コーチとの絆が築けていけば、また違った対応になるのかもしれませんが…。

ファンとしては、浅田選手の決意を尊重し、努力が実る事を信じ、長くかかるかもしれませんが浅田選手がまた軽やかなジャンプを取り戻してくれる事を信じて待ちたいですよね。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

トリノの前年、国内大会を会場で観戦しました。
浅田選手の演技の後は場内総立ちになり、
私も鳥肌が立つような感じを味わいました。
またあんな演技を見たいですね。
何より輝くような笑顔で演技を終えて欲しいと願います。

お礼日時:2010/10/26 09:54

他の方のご質問にも同じ回答をさせていただきましたが・・・・



ジャンプの矯正は、長久保コーチの指示によるものです。
真央選手は踏切のエッジが正しくなかったり、着氷後に流れないなどの欠点がありましたが、今さら矯正する必要があるのか?と私も疑問に思います。
踏切のロングエッジ(間違っているエッジ)については、これによって減点されることも多かったのは確かです。けれど直したところで、ものすごく加点されるようなジャンプが跳べるようになるわけでもありません。むしろ、これまで跳べていたものも跳べなくなるリスクがあります。

ジャンプの矯正は簡単なことではありません。わずか数ミリの細いエッジに乗るバランススポーツであるスケートは、ほんの少しの状況の変化や心の動揺で、スケーティングがまったく変わってしまうほどデリケートなものなのです。
これがまだ十代の頃ならよかったかもしれませんが、もう二十歳になった真央選手が、子供の頃から天真爛漫に跳んでいたジャンプを今さら否定され、一からやり直すというのは体力的にも精神的にも技術的にも、厳しいものだと思います。


実際、9月から就任した佐藤メインコーチは、「ジャンプの矯正は賛成できない」と長久保コーチと違う見解を示しました。佐藤コーチも基礎を重視する人ですが、もうトップ選手としてできあがっている選手を預かる時、その基礎部分にはできるだけ触れないように、良い部分だけを伸ばす指導方針のようです。
最悪、真央選手は以前の跳び方も忘れてしまって、もうあのジャンプは見られなくなってしまうかもしれませんね。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2010/10/26 09:56

テレビで見た情報です。



バンクーバーで真央ちゃんは難易度の高いトリプルアクセルを3度も決めたのにも関わらず、難易度の低いジャンプで多くの加点をもらったキム・ヨナ選手に負けました。

これに関しては世界中で議論を巻き起こしましたが、今の採点基準がそうなっているのですから仕方ありません。
真央ちゃんは加点が多くもらえるようジャンプの改造に取り組んだそうです。

荒川静香さん曰く、元々跳べるのですぐに新しいジャンプのタイミングに慣れるだろう、とのことです。

早く生き生きと、またのびのびと滑る真央ちゃんを見たいですね。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
試合後の沈んだ顔を見るのはファンとしては辛いですね。

お礼日時:2010/10/26 09:58

以前解説によりますと、浅田選手はトリプルアクセル以外のジャンプ(何種類がある)はほとんど


まともに飛べないため、アクセル以外のジャンプは結構苦手のようでしたので、いままではアクセル
を重点的に取り入れていたようです。 採点方法は最近いろいろ変わったようで(どのように変わったのか
いろいろあるようですが)、浅田選手としては以前から念願のほかのジャンプを基本から鍛えなおし、すべてのジャンプを飛べるようになりたかったのだと思いますが、いまからだとなかなか大変なのではないかと思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2010/10/26 09:49

長期的な問題なので素人にはわからんですよ。


心技一体なので物理的な現状維持方針では
闘志を保てないのかもしれないし。
金を狙ってベストを尽くした結果の銀なら満足できますが
最初から金をあきらめていたら体が動かないのかもしれません。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2010/10/26 09:59

よっぽど、オリンピックでキムヨナ選手に差をつけられて負けたのが悔しいのだとおもいます。


解説の人も言っていたのですが、ジャンプの完成度を高めるためだそうです。
想定ですが、難度も美しさも完ぺきな、”究極のジャンプ”を追求してるのではないかと思いますよ。
>その必要があったのなら、その理由は何なのでしょうか?
最終目標は、ソチ五輪での金メダルです。そのために今シーズンは成績は2の次にしてるんだと思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2010/10/26 09:58

>銀メダルまで獲得


つまりは、「負けた」ということです。
今のままで停滞していては、上の選手を抜く事はもちろん、下からの追い上げをかわすことも出来ないと言うことでしょう。
常に上をめざし、向上心を持ち、進化し続けなければ現状維持すら難しい厳しい世界を生きていると言うことです。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2010/10/26 10:00

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