プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

よろしくお願いします。

本日,念願の卓上ボール盤(リョービ製)を買いました。

そこでふと疑問に思ったので,教えていただけるとありがたいです。

ボール盤の回転速度調節は,ベルトの掛け替えでおこなう機種が多いようですが,今の便利な時代にどうしてベルトの掛け替えという原始的な方法が採用されているのでしょうか?

ボール盤よりうんと安い電気ドリルや電動ドライバーでさえレバーの握り具合に応じて無段変速します。

ボール盤も,ダイヤルを回して回転数を調節するようにしたらとても便利になると思うのですが・・・。

工作も工作機械についても素人ですので,とんちんかんな質問かも知れませんが,よろしくお願いいたします。


それともしよろしければ,穴あけの対象物の素材と穴の直径と,それに応じたドリルの回転数が一覧になっているようなものをご存じでしたら,お教えいただければとても助かります。


どうぞよろしくお願いいたします。

A 回答 (3件)

例えば変速つきの自転車にたとえると



ドライバドリルなどの変速は、変速の段数はそのまま、ペダルを漕いだり止めたりで速度の調整を
しています。なのでほとんどペダルを漕がない低速時は、力がほとんど出ていない状態です。

対してベルト掛け替えによる変速の場合は、変速機でスピードの調整をしている状態です。
ペダルは常に漕いだ状態でいられるので、低速時でも十分な力を出す事ができます。

金属加工は低速高トルク(=軸を回す力)が望ましいですし、木工はある程度高速じゃないと
キレイに加工する事ができません。

ボール盤の場合、ゼロスタートやキメ細かい速度調整は必要ないので、手に持って使うドライバドリル
と違って、無段変速はあまり必要じゃないですよね


適正な回転数は樹種や厚み、切削油の有無やビットの種類etc...条件は変化しますので一覧表が
あっても仕方ないような。そもそも速度調整も4段くらいしかできませんしね。
テスト用のワークを準備して、トライ&エラーでしていくしかないと思いますよ

もっとも、家庭用なら金属、木工の2段で使い分けるくらいで十分だと思いますけど。
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この回答へのお礼

ご親切に教えてくださり,ありがとうございました。

なるほど自転車に例えてご説明いただくと,素人の私にも良く理解できました。

無段変速ドリルに木工用の錐(先が木ねじみたいな)をつけて穴あけをしていて,低速では力不足で穴が開かず,スピードを上げると一気に食い込んでいって,びっくりしたことがあります。
低速トルクって大切ですよね。

回転数については,いろいろ試してみたいと思います。

教えていただいてスッキリしました。

ありがとうございました。

お礼日時:2011/01/27 13:02

技術的に安定していて、安価に製造できるからです

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この回答へのお礼

ご親切に教えてくださり,ありがとうございました。

たしかに構造が簡単だと,壊れにくそうですし点検や修理もしやすいでしょうね。
価格も高くなると買えなくなるので,ベルト式で安くなるのであれば大歓迎です。

ありがとうございました。

お礼日時:2011/01/27 12:53

ボール盤の変速にプーリーの使い分けがあるのは、トルクを考えてるからと思います。


インバーター変速では、回転速度は変えられても低速時のトルクを大きくすることは出来ません。
ボール盤における低速回転は、トルクが欲しい時に使う場合があります。
尚、穴明けの径や素材などにも対する適正回転数については、ドリル刃の材質や刃の形状及びドリルを押す力などの条件によっても違って来ますから、一覧表などを作ることは困難と思います。
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この回答へのお礼

遅い時間にもかかわらず,早速に教えてくださり,ありがとうございました。

たしかに,電動ドリルの低速に力が無くて不自由をしたことがあります。

ベルトで回転数を下げると低速で力が出るわけですね。そう考えるとベルト式は古くさそうで実はすぐれた仕組みですね。

回転数については経験を積む必要がありそうですね。

大変参考になりました。ありがとうございました。

お礼日時:2011/01/27 13:10

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