アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

胸焼けが度々起こります。
以前、診療を受け逆流性食道炎と診断されました。
その時処方されたのは「タケプロン」で処方期間通り服用すると
症状は改善され治った様に思えます。

しかし、胸焼け&一口ゲロが続いたため、

「ガスター10」:H2ブロッカー
「ガストール」 :M1ブロッカー

の両方を試しました。

いろいろな症例はあると思いますが、

そもそも
H2ブロッカーとM1ブロッカーは何が異なるのでしょうか?

A 回答 (1件)

>H2ブロッカーとM1ブロッカーは何が異なるのでしょうか?



薬の成分が違います。作用起序が基本的に異なります。
以下は詳しい説明ですが、あなたが理解できるかどうかは解りません。
薬学部レベル?の説明になります。

■H2ブロッカー(ヒスタミンH2受容体拮抗薬)
胃の壁細胞にあるヒスタミンH2受容体を競合的に拮抗する。
これにより平時の胃酸の分泌および食物による胃酸の分泌の双方を抑制する。
これには2通りのしくみがあると考えられている。
・ヒスタミンがH2受容体に結合するのを妨げる
・ガストリンやアセチルコリンの持つ胃酸分泌刺激作用が弱まる

■M1ブロッカー(選択的ムスカリン受容体拮抗薬)
胃細胞壁、ECL細胞(ヒスタミン分泌細胞)のムスカリン受容体と
アセチルコリンの結合を阻害し、胃酸分泌を抑制する。

※拮抗薬とは…受容体に結合はするが、生体物質と異なり生体反応を起こさず、
 またその結合によって本来結合すべき生体内物質と受容体の結合を阻害し、
 生体応答反応を起こさない薬物。

どちらがあなたに適しているのかは医師の診断によりますが、
OTC(市販薬)を服用されたのでしょうか。

補足ですが、タケプロンは「プロトンポンプインヒビター(PPI)」という
また違う種類の薬で、胃酸分泌抑制薬としては第一選択薬となります。
胃壁細胞のH+分泌の最終段階にあたるプロトンポンプを特異的に阻害し、
非常に強力な酸分泌抑制効果を示します。
    • good
    • 2

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!