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今の学生は質が低下しているというのは否めない事実だと思います。大学進学率が50%を超えてますし、入りたいと思えばどこでも入れる時代です。

一昔前(70年代から80年代後半)は進学率30%くらいで、まだ入りたいと思えなければ入れなかった時代です。それに昔の18歳人口のほうが多いので統計的に考えても質の高い学生の比率は昔のほうが高かったでしょう。

しかし就活の状況というのを考えると昔のほうがはるかに簡単だったのではという風に思います。何人かの人に聞くと就活は4年の10月くらいから初めて1社か2社くらいかで受かったという人しかまだ居ませんし、苦労したという話は聞いたことがありません。
一方今はTOEICのなどもあって学生に求められているものがさらに大きくなって就活も難しくなっていると思います。

誤解のないように、昔と比べ、今の自分の状況を悲観しているわけではないです。
自分が知りたいのは今就職が難しいのは学生の質の低下だけではないということが知りたいのです。それは就職口が減ったり、また企業が学生に求めることのレベルが上がっていることもあるのではという風にも思ったからです。

なのでもし今いわれているような就活が決まらないという学生が、数十年前に就活していたら楽に就職できたと思うでしょうか?
回答お願いします。

A 回答 (17件中1~10件)

いまは昔、石油ショックの時代に卒業し、先輩たちと同様な就職ができずに、結局ジェットコースターのような人生を送ってきたオジサンですが、みなさんとは違った観点で、今、採用を検討する側になってみて思う事を少々。



採用する側の考えとしては、「仕事があって、その仕事を処理するのに幾らの経費がかかるか」を考えます。
大昔であれば、企業の社用車を運転する運転手や、工場を警備する警備員も社員だったかもしれませんが、それらの仕事はハイヤー会社や警備会社に委託する形に代わり、経費を抑制する。食堂や社員寮の運営など、色々な局面で社員を減らしてきましたが、いまや昔では考えられなかったような、コア(中核)に近い部分も社員を充てずに、業務委託で済まそうと言う動きがあります。

たとえば、給与計算と支払いの業務は所得税・住民税関係や健康保険、厚生年金、雇用保険などの知識が必要ですが、その分野の専門である社会保険労務士の事務所に委託してしまえば、社員は要らない。
人材の採用だって、人事部の社員が季節労働者のように、年のうちの一時期が超多忙で、それ以外の時期に閑してると思えば、一層の事、人事の専門家であるリクルーティング会社に一括して業務委託してしまおうか、などと考える。ここでも社員は要らなくなる。まして業務経験、業務知識の無い大学生なんて要らない。

バックオフィスと呼ばれる後方業務だけではありませんよ。

製造業で設計の仕事といえば中核業務でしょう?
この中核業務でさえも、設計エンジニアの派遣受け入れや、部品単位での設計業務委託をすすめている。
良く見てみると、受託先は中国人の技術者を使ってコストを削減したりしている。
”日本のモノづくり、設計部分は中国人”、なんて笑えない時代がそこまできているのです。

で、本題にもどりますが、企業は、日本の大学生(=未経験者)を採用するとき、その子たちが、10年後、20年後にどのような仕事をするのか考え、その仕事を、中国人やインド人の優秀な学生にやらせた場合とどちらが良いかを考えてしまうのですね。

これは、石油ショックの時代の就職難とは次元の異なる話ですよね。

石油ショック時代の就職難は、時間軸でやがて解消されていく問題でしたが、今の就職難は日本人の外国人に対する競争力、比較優位、「人件費当たりの生産性」という根本問題から生じているからなんですね。
グローバリゼーションのマイナス面がもろに学生に向けられていると言っても過言ではない。

昨今は、東大や慶応などの一流大学の学生でも就職が出来ない子がおるそうです。

昔は、東大や慶応の学生に関しては例外で、「先行投資」とか「バーゲン品はとりあえず買っておこう」みたいな理由があって、当面の仕事が無い不景気な年でも、「とりあえず内定」を出してくれるようなところが有ったようです。
だから、東大生、慶大生などの偏差値優等生には楽な時代だったと言ってもようでしょうね。
今は、国内偏差値の問題ではなくて、インド工科大学や上海交通大学の学生とくらべて労働生産性はどちらが上か?などという比較をされてしまうので、東大、慶応、の印篭が利かなくなってきた。

二流大学以下は今も、昔も、同じですけど、昨今の就職難は、一流大学の学生にも同様に影響していると言う意味で、昔の就職難とは異なっているような気がします。
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この回答へのお礼

>人件費当たりの生産性
自分が聞きたかったのはこれであったのかもしれません。そうなると日本の大学生は海外の安い賃金で働ける学生達より優れているというところを見せなければなりませんね。遊んでなんていられませんね。競争は既に始まっているということですね。この危機感をもっと大学生は持つべきだと感じました。

また社会における企業の傾向などもわかり、大変参考になりました。

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どの意見も参考になりました。申し訳ないですが時間がないためこの方の欄で、他に回答をくださった方にもお礼を申し上げます。本当にありがとうございました!

お礼日時:2011/03/25 12:03

社会情勢の変化、国際化、IT化、自動化で、企業は、激しい国際競争にさらされ、円高による利益縮小、よって、収益が上がらないのに、人手

は足りているからです、余剰人員を削減したいからです、少子高齢化で、国内市場が縮小し、海外に販路を求めて、さらに工場まで海外移転せざるを得ないほど、企業の存続が危ういので、ソニー、マツダ、日産など、大手企業の社長は外国人になっています、数十年前には、国内に市場が十分にあり、物不足でありインフレですので、物が良く売れ、人手がそれだけ必要でした、給与は安く、住まいは公営団地、日曜日も休日も働くモーレツ社員でした、楽ではなかったです、大学では10社以上受けてやっと一社、内定をもらい、転勤生活です、当時でも英語力を求められ、英会話学校や、コンピユーターのプログラマーの研修へ自費で通う学生もいました、一社受けると、100人採用に日本全国から3000人も受験しますので、書類審査で落ちたり、一次試験の筆記試験で落ちて面接試験までたどり着けません、又、縁故採用枠があり、その企業に知り合いがいないと、受かりません、もし20年前に採用されても、モーレツな会社人間の生活に耐え切れず、中途で退職するでしょう、有給など使えないほど、熱があろうが体調が悪くても出勤しなければなりませんし、退職すれば代わりの人が自分のイスに座るだけです、採用された後は左遷という、僻地の支社へ飛ばされると、もう給与は上がらず、出世は見込めません、学生さんの言い分もわかります、確かに国際化による、激しい価格競争、新興国の追い上げによる市場の奪い合いが、採用枠を縮小させているのでしょう、現在は、長男といえども親の自営業を継ぐ人がいないので、国民総サラリーマン化したのも原因です、
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昔は機械化も進んでいないから、経理でもソロバンで行い、人も大勢が携わっていた。

工場も都会近くにあり工業地帯を作っており求人数も桁違い。それらの第二次産業が安い人件費を求めて海外に出て行くと、産業の空洞化で求人が減る。従って、サービス業にも影響する。こうしてマイナススパイラルが続き日本経済は縮小する。給料は下がる。結婚できない。できても子供産めない。人口減る。高齢化進む。国が滅びる。これが実態です。この地球規模でのグローバル経済は、もう止めようが無い、日本の政治がどうこうなどというレベルの話ではない。
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>それは就職口が減ったり、また企業が学生に求めることのレベルが上がっていることもあるのではという風にも思ったからです。



すべてではないがその要素はあると思います。

例えば為替レート
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%86%86%E7%9B%B8% …
70年代から変動相場にかわり360円から200円台に
80年代に200円台から100円台(後半)と質問されている年代の国の実力と現在の80円から90円ぐらいの実力は異なると思います。
このことから特に海外と比較される産業は求められるものが違うと思います。例えばだいぶ前から製造業の海外移転は進行しています。

イメージで言うと前は100mを15秒から13秒の実力に全員もっていければ良かったものが今は13から11秒クラスの実力を必要とされる時代になった気がします。練習やフォームの改善では全員は厳しい目標となります。

もちろん大学乱造や専門学校の増加はありますがその両方が時代と共に徐々に変化してきて現在に至る感じでしょうか。
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筆記試験(論文的な)や面接では相当数がNGでしょう。



今の学生の3割程度が合格範囲くらいかな!
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今就職できない大学生の多くは昔だったら、高校卒業で就職口をさがしていました。

20年以上前は人が不足し、賃金が上昇していましたが、ここ10年は賃金が低下し、失業率も倍になっています。ですから、今就職できない能力水準の大学生が、20~30年前に、高校卒業で就活したら、今より楽に就職できたと推測します。
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http://hamusoku.com/archives/4123267.html
流石に、こんな大学は存在しなかったんじゃないだろうか・・・。
結局は本人次第ですな。
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 入るだけならね。

今の方が絶対難しいと思うね。
 だけど、団塊の世代から平成世代までいる仕事場の根本的空気は今も昔も変わらない。
 若い同僚は弱くなったとは感じるね。「能なし!!辞めてしまえ」が逆ギレされては金にもならず面倒なのでおいそれと言えない風潮ができあがった。それは親にも怒られていない経験故、学校でも怒られれば親が怒鳴り込み「自分は悪くない」と育てられた結果だと感じる。他人がその仕事に向いてないことを見切ったとしても警告できないことの裏返しで、本人が壊れるまで待つしかなくなったわな。怒らずに関わらないっていちばん冷たいと思うからね。
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この回答へのお礼

>学校でも怒られれば親が怒鳴り込み「自分は悪くない」と育てられた結果だと感じる。
さすがにこれは少し言いすぎな気がします。このような親が怒鳴りこむような人はほんの一部だと思います。

また甘い考え方かもしれないですが、怒り方にも方法があると思います。人格を否定されるようなことを言われれば誰だって、やる気を無くしたり、キレたりするのは当然だと思います。
ただ自分もまだ学生なので、社会というものが分かっておらずきれい事をいっているだけなのかもしれません。

実際長い間働いてこられた方の意見なので、おそらく回答者様の意見の方がより現実的なのでしょうね。参考になりました、ありがとうございます。

お礼日時:2011/02/23 08:33

中卒や高卒で就職すればいいのに大卒の誇りが邪魔をして普通の就職ができないでいるのです


職場がないなんてことはありません
従業員を外国に求めている企業はたくさんあるのです
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この回答へのお礼

>大卒の誇りが邪魔をして

これはあると思います。大学をでたからと言って、何も勉強していなければ高卒と変わりませんからね。

お礼日時:2011/02/23 08:24

 どの程度昔かにもよりますが、バブルの頃と比較するなら、今の学生は就職が難しくなっているように思います。

昔は新卒にさせていた仕事も、派遣社員や外部委託で外に丸投げすることも多くなりましたからね。その結果、事業規模に大きな変化がないなら、新卒の求人数は減ってしまいますからね。
 バブル前に円高不況で新卒求人が絞られたことがありますが、それでも贅沢を言わなければ就職に困るような新卒求人状況ではありませんでしたが、今はそれとは異なった状況のようです。
 ただ、需要と供給のバランスも見逃せず、今は学生が人気企業に集中するのに対して、その人気企業が学生に求るものを見極めるとともに、ふるい落とすための道具立てとして資格保持や社会経験を学生に問うていると思われます。
 人気企業に人が集中すればそのハードルが高くなるわけで、必然的に学生に求めるレベルは高くなるでしょう。

 私の勤務先はいわゆる「人気企業」ではありませんが、最近は比較的有名な学校から入ってきます。しかながら、最近入ってくる新人は、見せかけは良いけれど、実際の適応能力といった面からは昔に比べて相対的に低下しているようにも思います。いわゆる「人気企業」から漏れた人が入ってくるからなのかもしれませんが。

 
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この回答へのお礼

人気企業への集中→人気企業がふるいにかけるために募集レベルをあげる→求める学生のレベルの向上という流れですね。なるほど。
人気企業に集中する原因は安定志向なのでしょうかね。そうだとしたらその時点で既に会社を自分で主体的に何とかしようとする意識に欠けていると思います。会社から何かを与えてもらおうとしか思っていない。守ってもらおうとしている。そういう風に感じます。

回答ありがとうございました。

お礼日時:2011/02/23 08:18

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