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ステルス戦闘機の飛行実験がされたってニュースがあったんですが

米軍の専門家の人の解説で、実践で使えるには後10年~15年かかるって

言ってたんですが、そんなに技術習得って時間かかるもんなんでしょうか?

日本でも同じように、最新の兵器等を独自に開発する場合には同じような時間が

かかってしまうのでしょうか?

A 回答 (5件)

 そりゃあ、かかりますヨ。


 今の兵器はほとんどソフトウェアのかたまりですから。外観が似ていることの意味はほとんどなくなっている。
 そもそも外観からして難しい。アメリカのステルス戦闘機でさえ日本の電波吸収素材がなければ出来なかったし、中国でも出来た出来たと喜んでいるみたいだけど、そもそも電波吸収素材がまともなのか、とか根本はゴム・プラスティックなんだけど、そんな繊細な加工が出来たのか疑問(スキマなく埋めるためには、摩擦熱による伸縮も計算に入れないとだめ。スキマがあるのではステルスではない。)。
 ソフトウェアではもっと大変。アメリカの太平洋艦隊のドッグヤードは、対岸のアリゾナ記念館や戦艦ミズーリから丸見えで、写真OKですが、だからといって同じ機能を作れるかどうか疑問。特にアメリカが世界中の戦場でテストしてきた兵器システムの戦闘データやその他のメンテナンスデータなど絶対にオモテに出ることはないし、同盟国でも不可能。
 その他にも、海洋データ(塩分や温度、潮流)大気データ(気象情報)、重力データ(ICBMの飛行に関係)、大気圏外のデータ、さらには戦死傷者の発生原因や治療データ(このへんはイスラエルが上手い)など、ほとんど門外不出。だから自前で取り入れるしかない。最近の大陸棚や南沙の中国船に海洋調査船がいるのは偶然じゃあない。
 最近(2010末)ロシアが国防産業をオープンにして、外国の産業とも協力する姿勢を打ち出しましたが、あの連中がどこまで協力できるのか見モノでしょう。
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こんにちは




> そんなに技術習得って時間かかるもんなんでしょうか?

まず、戦闘機も含めた航空機の構成要素の中で、重要なパーツ
のひとつでもある"エンジン"って、かなりの技術ノウハウが集ま
っているモノだ、とよく言われます。

高温、高回転、高出力、というおおよそ機械にとっては最もダメー
ジがありそうな事を"逆に目的(使命)"とせねばならないワケで
すから、一般的な機械設計のノウハウに加え、かなり多くのプラス
αのノウハウが必要な事は、容易に想像出来ると思います。

加えて昨今では(戦闘機の場合には必ずしもまだ必須条件では
ありませんが・・・)燃費だとか、クリーンだとか、(^^ゞ という 今まで
目をつぶってきたような条件も考慮せねばならないご時世になって
きましたので、事態はより一層複雑になってきています。

そして近年とみに複雑怪奇なのは"ソフトウェア"
飛行(機体)制御はもちろん、センサーからの各種情報の処理、
通信コミュニケーション、武器(攻撃)管理、電子戦闘 等々、年々
やることが増えてきて、それらの仕事をこなす電子機器と制御する
ためのソフトウェアのウェイトが加速度的に増えてきました。

以前別の質問への回答でも参考として挙げたのですが、例えば
F-35の場合は
「・・・現時点の予想では、最終的にプログラムのコードは800万行
になると思われ、今ようやく半分の400万行までは出来た・・」と
F-35プロジェクトの副部長さんがインタビューで、答えています。
(↓ 参照 2011/2/8付 Aviation Week)
http://www.aviationweek.com/aw/generic/story.jsp …

F-35の開発って、もうそろそろ10年になろうとしています・・・。(--;)
完成(Block3c)までは「あと4年はかかるね」って、この担当者さん
は言ってます (;´_`;)

あのアメリカでさえこんな調子ですから、まだまだ経験の少ない中国
なんか、いくら人材は豊富でもそうそう簡単にはいかないでしょう。

まぁ、こんな具合にエンジン、アビオニクス、を筆頭に、機体、翼、
脚、兵装、など個々の技術の習得もさることながら、やはり、それら
をまとめて"ひとつの完成品にする"ってところが 結局いちばんたい
へんでしょうね。


> 日本でも同じように、最新の兵器等を独自に開発する場合には
> 同じような時間がかかってしまうのでしょうか?

先日 防衛省が発表した「将来の航空機(戦闘機)ビジョン」によれ
ば、次世代戦闘機(仮称:i3ファイター だったかな (^^ゞ)が配備され
るのは順調にいって2030年代、となっていました。

まぁ、でもそれもまた何年か経つと ガラッと変わってしまうんでしょう
が・・・。(有人の"親機"と、複数の"無人子機"、でエレメント組む、
とかね・・)
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アメリカですら、F-22ステルス戦闘機をモノにするのには15年以上かかりましたし、F-35戦闘機に至ってはさらに伸びそうな気配…



中国はバブル景気に任せて様々な機種を開発しているようですが、ガワだけであればコピーしたりそれを派生させたりは可能ですが、戦闘機は外観だけでなく中身のほうがむしろ重要です。

アビオニクスは現代の戦闘機では最重要部分ですし、ソフトのバグつぶしもかなり掛かるでしょう。そうしているうちにハードが陳腐化し…この繰り返しなんです。

そしてやっと実戦配備になったとしても、今度はその装備の運用などでまた試行錯誤が始まります。
戦力化ってのはどの国でも時間がかかるのです。

日本も同様で、少ない研究開発予算から日本向け専用の装備の開発をするため、時間がかかってしまいます。一部電子装備では日本はトップクラスですが、兵器はそれらの集合体として機能させなければならず、結果的にはアメリカなどの後追いでの開発となっていることが多いです。
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形は真似られるんですって


例えば真似できないものは化粧品など
あと一つ覚えてませんが、自動車の衝突実験などを試せば格段に差があるとは思いたいです。
周辺国は形やスタイルは簡単に真似られるとのことでコピーのような車やバイクは一杯ですねえ。
ステルスは音も静かでトップシークレットで米国は他国に売ることなど考えていないようです。
真似できるような単純ではない高度な飛行物体ですって
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日本の製品を真似た中国のコピー商品などがよくニュースに流れますが、生産・製造に高い技術が必要な場合には、実物を入手しても、そう簡単に精巧には真似することはできないのではないでしょうか。

最先端技術は、長年積み上げた基礎研究・技術開発を元にしていると思います。
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