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至急お願い致します。
私の祖母が7ヶ月前に未破裂脳動脈瘤の開頭手術をしました。一ヶ月程度の入院中顔面がひどく腫れ上がっていましたが、それは手術の後遺症であって直ぐに引くとの事で、実際に現在ではほとんど引いています。(まだ若干瞼が腫れています)
しかし、クリップでとめるはずであった動脈瘤は、開頭手術最中に医師が確認したところ、外側にあったため、すでに開いてしまった開頭手術を途中で中断したとのとこです。クリップでとめた場合には後遺症があるかもしれない。というお話は聞いていましたが、途中で中断したのでクリップはとめておらず動脈瘤はそのままです。
外側にあるので破裂しても問題はない。と聞かされた時点では家族全員ほっとした気持ちでしたが、退院間近となり、祖母の瞼の腫れがようやくに引いてきたと同時に片方の目が失明していることに気付きました。病院から電話があった時、私はとてもショックでしたが、祖母はもっとショックだったと思います。
手術をした先生は2,3ヶ月で見えるようになります。片目で済んだのだから良いじゃないか。と言います。実際、7ヶ月たった今でも全く視力は戻りません。数ヶ月前に眼科にいったところ、ぷっつりと視神経が切られていました。

これは医療ミスですよね?しかも、手術した医師は視神経を切ったことを言いませんでしたし、2,3ヶ月で回復すると言いました。神経が切れているのに、視力が戻るわけがありません。手術前に何度もレントゲンを撮っているにもかかわらず、何故動脈瘤が外側にあることが解らなかったのかも疑問ですし…

祖母は76歳になります。裁判を起こそうにも、もうそんな元気もお金もありません。
何処か、良い病院やお医者様、相談場所等何でも良いです。何か情報をお持ちの方は知恵を貸して下さい。このままでは祖母が可哀相で仕方ありません…。

A 回答 (3件)

同じ脳神経外科専門医です。

私も同じ医師として同情を禁じえません。

経過をお聞きしますと、正直、残念ながら視力の回復は困難でしょう。おそらくどこの病院であっても。

視神経は実際に切れたというわけでは(おそらくですが)ないと思います。ただし視神経が切断されていなくても、お話の限りでは失明までいたっているとなると回復は困難かと思います。


下で回答がありますが、それに加えて可能性を言うと
(1)動脈瘤の近くの骨を削ったときに熱・力で視神経を損傷した。(下でありえません、とのことですが熱がでる機械で処置を行っている施設もありますし、それ以外にも外力で損傷してしまうこともあるでしょう)
(2)手術中に目が(物や頭皮で)圧迫された。
も考えられます。

眼科での診察である程度推察がつく場合もあります。


お話からすると動脈瘤が脳を包む硬膜の外側にあったのでクリップを断念した、との内容ではないかと推定します。
76歳という高齢で、結果的に手術でクリップが完遂できない可能性があったのに手術を行った(また動脈瘤の場所を厳密に把握せずに手術を行った)とのことですが、手術を受ける意義をどう説明されていましたか?
破裂(からのくも膜下出血)を予防するために手術を受けているのであれば、どれくらいの確率で破裂するとお話を受けていましたか?

いくつか不明な点があります。脳動脈瘤の場所、大きさ、頭を開いた場所(頭の両側まで手術の傷が及んでいるか、大体片方で終わっているかでもある程度わかります)です。

私自身は下記の先生がおっしゃられるような理由、ないしは(2)の場合で頭皮での圧迫での理由は頻度から考えると医療ミスとまではいいにくいと思っています。
(1)は視神経の周囲の骨を削るとなるとある程度の確率で起こります。勿論手術自体が下手でも起こりますが、避けがたいこともあります。


実際の手術がどうやらこうやらというより、なぜ手術(我々には手術=リスク)という選択枝を選択するに至ったのかが重要だと思います。


治療以外ということで今後どうするかはみなさまの考え方しだいです。
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脳神経外科の専門医です。



通常、脳動脈瘤に対して手術を行う場合には前頭側頭開頭という開頭の仕方をします。
皮膚を前頭部から耳の前辺りまで開頭部を囲むように切開した後にこめかみの辺りを中心に頭蓋骨が除去されることになります。目の周りが腫れたのは手術時の皮膚からの出血が眼球周囲の柔らかい脂肪組織の部分に貯留したために起こることでこのこと自体は問題になりません。失明の原因にはなりません。

頭蓋骨と脳の間には頭蓋骨側から硬膜・クモ膜・軟膜と3枚の膜があり、それぞれ脳を被って保護しています。脳の中に到達しようと思えば当然これらの膜は切開することになります。脳動脈はクモ膜の下にありますので、動脈瘤の手術の場合は硬膜とクモ膜を切開することになります。

この部分の硬膜は通常、中硬膜動脈という血管で栄養されています。頭蓋骨を除去した後には通常、手術野の中心にこの中硬膜動脈が確認されます。硬膜を切開する際にこの動脈は切断されますが、ここからの出血は頭蓋骨の内側の出血となりますので、術後に頭蓋骨の内側に血液が貯留しないようにかなり念入りに止血されます。術後に硬膜外ドレーンという管が挿入されていたと思います。それはこの部分に貯留した血液を体外に排出させるためのものです。

さて、この中硬膜動脈ですが、網膜を栄養する眼動脈と共通幹を形成している場合があります。
この辺、一般の方には理解が難しいかもしれませんが、同じ動脈が網膜にも硬膜にも分布する場合があるのです。
従って、中硬膜動脈を切断しなければならない前頭側頭開頭を行う場合は稀ではあるものの術後に失明する症例がある一定の割合で必ず出てきます。これはある意味避けられないのですが・・・・・

ただ、このことは術前に脳血管撮影をすれば事前に察知が可能です。
主治医の口ぶりから察するにこうしたことが全く認識されていなかったのではないかと思います。
同じ脳神経外科専門医として少し悲しいです。

最後に、動脈瘤の手術中に誤って視神経が損傷されることはありません。

何かの参考になれば幸いです。
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TVでは、脳動脈瘤の手術にかけての日本の第一人者は、北海道旭川赤十字病院の上山博康医師だとよく報道されています ヤフーやグーグルの

検索窓に脳動脈瘤手術と入れて検索してみたら?・・・脳や心臓を下手な医師に失敗されると命にかかわるので大変です
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