プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

今ではミリオンセラーを連発するグループになりました。
雑誌ではAKBのグラビアや特集が毎週・毎月、複数の雑誌で
組まれる状態が1年以上続いています。
ゴールデンタイムのメジャードラマやバラエティ・情報番組で
引っ張りだこで、その上冠番組を何本も持つほどの絶大な人気です。


最初の頃は劇場に5人しかお客が入らなかったというエピソードもあり、
初めから人気があったわけではありません。

AKBグループの活動を「AKB商法」などと称し批判する人もいます。
握手会等のおまけがCDの売り上げ数を押し上げていることは間違いない
とは思いますが、それをすれば誰でも売れるわけはないと思います。
CDや写真集の発売時にサイン会や握手会をやる「AKB商法」は、大昔から
多くのアイドル・アイドルグループ・タレントがやっています。

多様なキャラクターの子がいる、成長するグループという意味では
アイドリングも同じような感じだと思いますが雲泥の差がついています。
またある番組でアイドリングが「AKBさんと同じように握手会とか
やっているのにどんどん差をつけられてどうしていいかわからない」
とさんまさんに相談しているシーンを見たことがあります。


質問は以下です。
・AKB(グループ)はなぜ特別に人気を得たのか
・AKBだけが持つ特別なものは何か
・アイドリングやその他のアイドルグループと何が違うのか
・アイドリングはどうしたら売れるのか(無理なのか)

これを教えてください。よろしくお願いします。

A 回答 (4件)

暇なのでまた出てきました。

(^^;これを書いたら出かけます。

>最初の頃は劇場に5人しかお客が入らなかったというエピソードもあり、
>初めから人気があったわけではありません。

 ご質問の中にあったこの部分↑ですが、これは重要なポイントですね。ここ一、二年の間にデビューしていきなりもてはやされるようになったわけではないんです。
どの時点で大ブレークしたととらえるかは、人によって見方が分かれるかもしれません。
ですがどうでしょう、昨年の第二回選抜総選挙が世間的に注目を集め、ここで決定的に全国区へと躍り出たのではないかと考えています。
 で、オリメンのデビューから5年目でそこまで登ってきたとなりますと、それなりに”助走”をつけて走ってきたということですから、この人気はそう簡単には陰らないと思うんです。”付け焼刃”ではないということなんです。(NHK紅白にももう3回出ています)
 前回もお話しましたが、研究生を経ずにメンバーとなった娘達、つまり3期生までのメンバーが中心となって固く結束しています。とりわけ中でも、オリメンがまだ結構残っていてしかも人気もあるということで、磐石な体勢となっています。



・AKB(グループ)はなぜ特別に人気を得たのか

 前回の回答の繰り返しになりますが、この人数規模の大きさが一番だと思います。私は現場は未経験ですが、映像で見る限り振り付けがカッコよかったり、かわいらしかったりして、パート割りもかなり複雑に組まれていて、総じて見ていて楽しいです。
何列かに分かれて歌い踊る中で、前列が踊りに徹して後列がボーカルを受け持つなんていうのも、イケてます。
しかも、女の子の集団なのにその女の子達の中にもファンが少なからずいます。同性に受け入れられたら、人気は本物です。

・AKBだけが持つ特別なものは何か

 単に人数が多いだけではありません。この中をチームA,K,Bと3班に区切ってそれぞれにキャプテンを置き、それぞれが独立して公演を行っています。また、同じ事務所に所属している者同士を結びつけて派生ユニットも積極的に展開しています。
AKB48を航空母艦とするなら、この3つのチームはさしずめ右舷・左舷・後方を分担する守備/攻撃隊。
ノースリーブス、渡り廊下走り隊などの派生ユニットは強襲揚陸部隊。
メディア選抜チームは上陸後の執行部隊。
そして、一人ひとりのメンバーは、それ自体がまさに空母艦載機です。(あくまでも、一つのものの例え方です。お遊びとして読んでください)
 選抜チームの存在ですが、AKB48はむやみと大人数を引き連れて回るのではなくて、選りすぐったメンバーでの出演です。ですから、テレビの中での躍動感とおもしろさが担保されています。
メンバー間の相関関係、人間模様も、これだけ大人数ですといろんな切り口があって見ていて楽しいと思います。
さらに、ユニット全体としてのパワーアップを図ると各個人の魅力もさらに高まるといった感じで、全体と個人が共に成長していることも見逃せません。
総選挙19位の娘が自分の番組を持たせてもらっているなんていうのも、事務所の力だけではなくて彼女の個性があってこそのことです。
 
 ”アイドリング”については、私つい先日調べて知ったのですが、元々芸能事務所に籍を置いている人を対象にオーディションを行ったという経緯があったのですね。なるほど、したがって、全員まとめて同じ事務所に在籍しているわけではないということです。
 で、素人を対象に採用活動を行っているAKB48も、やはり、メンバーがあちらこちらのプロダクションに分散して在籍しております。これは、将来、それぞれが自分の目指す道へ踏み出す際に動きやすいようにとの計らいだそうですが、このように所属事務所が分かれていることで活動に柔軟性が出てきます。
総選挙一位と二位、宿命のライバル同士が蓋を開けてみると実は同じ太田プロダクションというのも、なんだか微笑ましいと言いますか、おもしろいなと思います。(^^

 AKBだけが持つ特別なもの、それは総合力と機動力の高度な融合だと思います。金融機関に例えると、大手都市銀行、第二地銀、信用組合にいたるまであらゆるニーズにここ一社で対応してしまっている状態と言えます。
およそ、ガールズユニットに求められるもの、ファンが欲するものをここで一手に引き受けてしまっているように見えます。

 私がアイドリングファンの方の気分を害してはいけませんので、そちらの今後については特に述べません。
ただ、もしもAKBの有力な対抗軸が現れるとしたら、私はそれはまだ少し先の話ではないかと思います。同じカテゴリに現存するニットではなく、これから生まれるユニットではないかと考えています。(お付き合いありがとうございました)
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この回答へのお礼

#”アイドリング”については、私つい先日調べて知ったのですが、
#元々芸能事務所に籍を置いている人を対象にオーディションを行った

そうなんですか。これは知りませんでした。ここは大きな違いですね。この違いがどう影響しているかは、はっきりとは分かりませんが、少なくとも「素人(っぽい子)が育っていく姿を楽しむ」という点では、アイドリングにはない(もしくはやや少ない)魅力なのかなぁと思いました。


#AKBだけが持つ特別なもの
#・それは総合力と機動力の高度な融合
#・あらゆるニーズにここ一社で対応してしまっている
#・ガールズユニットに求められるもの、ファンが欲するものを一手に引き受けている

これもなるほどと感じました。


あとこれは私見・余談ですが、私はモー娘も最初の頃は好きだったのですが、初期メンバーが誰一人としていなくなった頃には興味がなくなってしまいました。また、isuzu310さんが「オリメン」という言葉を何度も使用しているのを見て、道を切り開いてきた初期メンバーの存在はファンにとっては大きいのかなと改めて思いました。


ちなみに私は、チーム入りしている48人の正規メンバーは、8割ほど顔と名前が一致するのでAKBを知っているほうだとは思います。(先ほど試したら、現在正規メンバー中名前をきちんと書けたのは33人、「あー忘れてた・そういえばいた」が10人、「分からん」が5人でした)。一方で劇場にもコンサートにも握手会にも行ったことのないまだまだ浅いファンです。(まゆゆ推しです)

ですので、熟知されている方からのご意見は大変参考になりました。
いろいろな観点から豊富なご意見をいただきありがとうございました。

お礼日時:2011/04/04 16:12

 No.2の続きです。

よろしくお付き合い願います。m(、、)m

 昨年、チームA,チームK,チームBの間でメンバーシャッフルを行いました。いわゆる「AKB新内閣」の発足です。
それまで、一期生は全員チームAに、二期はチームKに、三期はチームBに と完全に分離していました。(厳密に言うと、人数調整のためにチームBに異動したオリメンがいますが)
これは、まず2005年の暮れにスターティングメンバーによってチームAを旗揚げし、次に二期生によりチームKを結成し・・・と1チームづつ順々に作っいたためです。
で、4期以降のメンバーについてはランダムにA,K,Bのいずれかに振り分けられていました。
これを、昨年シャッフルによってごちゃ混ぜにしたのですが、ここでのキャプテンの選出方法がまた興味深いものでした。つまり・・・
チームAのキャプテンに、オリメンの高橋みなみ
チームKのキャプテンに、二期の秋元才加
チームBのキャプテンに、三期の柏木由紀
と、全体的にはシャッフルしたもののキャプテンについては元々そのチームにいた人を選んでいます。
この結果、キャプテンであっても必ずしも一番の先輩ではないという状況が生まれました。このことが、メンバー間にいい刺激をもたらしているように思うのですね。

 このように、魅力いっぱい、パワーいっぱいの彼女達をメディア各方面が様々な角度から切り取り、調理し、脚色したりして取り上げているのが現状です。
スポットが当たれば、またそこで新たな魅力が発散されます。新たな可能性が見出されます。いい循環(=良循環)が確立されたのです。
歌番組と対極的な、例えば「AKBINGO!」、「週刊AKB」のような番組が果たした役割は、私はかなり大きなものがあると思っています。


 長くなりました。最後に、もう一点。
これだけの人数規模がありながら、主力級メンバーがまだ結構残って頑張っていることも、大きな力となっています。まさにAKB48のメインエンジンです。
たしかに、あまり目立たないメンバーの中には辞めて行ってしまう人もいます。
しかし、”表看板”はあまり(ほとんど)変わらないのですよ。メディア選抜と言われる上位12名は、SKE48の2名を除くと全員3期生までで占められています。つまり、このユニットの母体を作り上げてきたメンバーが今なおこのユニットを引っ張り、そしてファンからも熱く支持されているのです。
毎年メンバーがコロコロ変遷しますと、応援していてもイマイチ身が入らないファンが増えるでしょう。また、メンバー達も集中できないと思うのですが、AKBはあれだけ人数が多い割には人事的には落ち着いていると思うのです。
ファンの熱意の上に成立している商売である以上、これは大事なことだと思うのです。

 ちなみに、あたくしは たかみなちゃんが大好きですよ。(^^
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この回答へのお礼

「魅力いっぱい、パワーいっぱい」
これいい言葉ですね。AKBを良くあらわしているように思えます。

> 歌番組と対極的な、例えば「AKBINGO!」、
> 「週刊AKB」のような番組が果たした役割は、
> 私はかなり大きなものがあると思っています。

そうですね。私は歌番組はほとんど興味が無いのですが、
上記2つの番組をみてメンバーの名前とキャラを覚え
どんどん好きになって行きました。

参考になりました。ありがとうございました。

お礼日時:2011/03/27 12:33

 こんこんば。

一番さんのご回答をうなづきながら読ませていただきました。
それを踏まえまして、あたくしからも少しお話させていただきます。

 まず、あの大人数による強烈なダンスパフォーマンスを指摘したいと思います。思惑がハズレた場合には大きな”荷物”を抱えてしまうことにもなりかねない中、秋元先生の読みが当たったのだと思います。
10人、15人といういわば”中途半端”な人数規模にせずに、思い切って移動にバス一台必要なほどの規模にしたのがミソです。

 さらに、このメンバーを一度のオーディションで一気に採用したのではなく、これまで幾多の募集で徐々に増やしてきたという点を指摘したいと思います。
現在、正規メンバーで一番最後に仲間入りした人は9期生です。年齢も、デビュー時期も、当然出身地も多彩なお嬢さんたちが同じグループを構成しているのですから、見ていて面白くないわけがありません。(^^

 プロデューサーの秋元さんも、またメンバー達も、AKBでの活動は将来本当に自分がやりたいことにたどり着くまでの通過点だと考えています。歌以外の世界で活躍したいと願うメンバーも大勢いるようですが、そのことを公言できる環境があります。このことが、彼女達の中にある意味”風通しの良さ”をもたらしているように思えます。
また、かつて私がモーニング娘。を見つめていた経験からつい比較してしまうのですが、AKB48は人事的局面においてメンバーやファンが「どうして今こんなことをするのか!?」と疑心暗鬼になるようなことがあまり(と言うか滅多にと言うか)ないように見えます。
このことにより、メンバーもファンも安心して”活動”が出来ているように思います。それぞれの”持ち場”に専念できるのですね。

 一方で、アイドルである以上好き勝手な行動は許されません。両想い禁止、仲間内以外でのプリクラ禁止などの規律を守れるものだけがAKB48の一員でいられるのです。
わたくしは、プロデューサーとアイドル達との間に強い信頼関係があるように思えて、本当にこれは大事にしていただきたいと思うのです。

 先に「一つのグループ」と言いましたが、この中を チームA,チームK,チームB と三つの小隊に分割しそれぞれにキャプテンをおき、それぞれが独立して公演を行うこともポイントの一つです。
アイドルユニットの応援においてはファン一人ひとりの心に「お気に入りメンバー」が芽生えますよね。”推しメン”とも言います。前出のように本隊の中に小隊を設けることで、この推しメンに加え”推しチーム”という意識も生まれてきます。ファンの中により一層愛着がわくわけです。
大人数のパフォーマンスで見る者を圧倒し、ユニット内グループ、あるいは「ノースリーブス」に端を発する派生ユニットの機動力でファンの心を掴む。いわばシナジー効果が見事に発揮されていると思います。
かつて、モーニング娘。にも「モーニング娘。さくら組」、「モーニング娘。おとめ組」がありました。しかし、こちらの活動は一時的なものでせっかくの企画、素材の魅力を活かしきれませんでした。

 これまで二度にわたり「選抜総選挙」を実施しました。要はファンによる人気投票です。これも、ある意味冒険だと思います。まともに順列をつけるわけですから、メンバー間に微妙なあつれきをもたらしてしまうかもしれません。また、握手会もメンバー一人ひとり個別に時間枠を設けるというやり方で、こちらも人気不人気が一発で露呈してしまうという、ちょっと酷なやり方をしています。
しかし、さすが名プロデューサーの考えることで、結果的には一位以外のメンバーのやる気、向上心を引き出しユニット全体のさらなる推進力へと結びついているようなんです。 
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この回答へのお礼

・ダンスの質
・ルール
・チーム制
・派生ユニット

この辺のキーワードからは統制・結束という言葉が思い浮かびました。たくさんのメンバーがいながら一方で、まとまりもある。あれはすごいことなのでしょうね。たかみながよく「メンバーは家族だ」といっていますが、そういうところも関係しているのかなぁと思いました。

参考になりました。ありがとうございました。

お礼日時:2011/03/27 12:15

演出と良い楽曲によって売れたのだと思います。



他のアイドルグループが中身も見た目も今一つな状態ながら、体裁上は昔ながらのアイドルを気取ってやっていたところに、素人丸出し、素人で良いじゃん的な開き直り、言うなれば隣の可愛いクラスメイト、というスタンスでの身近さを演出することで成功したのではないかと思います。
しかし、それだけでは今の人気には届かなかったと思います。上記に加えて、彼女達に提供された楽曲が人の心を掴んだのでしょう。
この2点が合わさる事で今の人気を得たのでは無いでしょうか?

アイドリングが売れるためには、やはり楽曲が鍵になるのではないでしょうか?
良くも悪くも突出した楽曲が何曲かあれば世間は注目すると思うのですが・・・。
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この回答へのお礼

なるほど演出と楽曲ですか。

楽曲で大きな差がついたとすると、いい作曲・作詞家を
つけてもらえたことが良かったのでしょうかね。

総じて、プロデューサーの力や
「秋元康プロデュース」という「ブランド」も
影響していそうですね。

参考になりました。ありがとうございました。

お礼日時:2011/03/27 11:59

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