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最近ある意味注目されている原子力発電ですが、原子力発電はその他(火力・水力)と比べて

どういった利点があるのでしょうか?

お分かりになる方はご回答ください!!

A 回答 (8件)

1.電力会社にとっての原発のメリット



なぜ電力会社は4000億円~6000億円という原発を造りたがるのでしょうか?

それは電気事業法で

<電力量収入=原価(発電所建設費など)+原価×4.4%>

だからです。火力発電所は原発の半額。減価償却の済んだ火力発電所をもっていても儲からないが、6000億円の原発を新設すれば儲かる。

2.政治家にとっての原発のメリット

ものの本によれば、原発ほどの巨大プロジェクトというと、これを誘致した政治家のポケットには、3パーセントから5パーセントが入るのが常識なのだそうです。6000億円のプロジェクトだと、180億~300億円が政治家たちの懐に入る計算になります。火力だとやっぱり半額。

3.経済産業省官僚にとってのメリット

経済産業省の幹部官僚は、電力会社とたくさんの原発関連法人、原発プラントを受注する電機・重工業業界・ゼネコンに天下ることになっています。彼らはそこに天下って数年間おつとめを果たせば、何億円という退職金を得ることができます。・・・でもこれは水力でも火力でも同じですね。

4.原発推進学者とその大学のメリット

電力会社は、著名な大学に寄附講座だけでも数億円をしていました。http://www.insightnow.jp/article/6430

5.原発メーカーとゼネコンのメリット

原発という巨大なプロジェクトは、メーカーにとっては当然莫大な儲けを約束しますし、施工するゼネコンにとっても巨額の儲けを約束します。なにしろ4000億~6000億円です。やっぱり火力だと半額。

6.マスメディア・原発推進評論家にとってのメリット

福島原発事故直後の「ナントカ生テレビ」に出演依頼を受けた評論家は、原発推進に有利な発言をしてくれるならばギャラとして500万円を提示されたそうです。電力会社全体のマスコミ対策費は毎年2000億円にのぼります。火力は「安全です」なんてわざわざ国民を洗脳する必要はないので、新聞・テレビにとって広告料はいらず、評論家にとってもメリットがありません。

7.原発を設置する自治体推進派の目先のメリット

 原発を設置すると、その地元自治体には政府から10億円単位の巨額の資金が交付金として投入されます。また、原発とその関連によって雇用が創出されます。しかし、原発を受け入れた町は、こうした濡れ手に粟のお金をもらうことによって、交付金依存症になっています。

8.ヤクザにとってのメリット

 電力会社は、原発設置反対派を封じ込めるために、ヤクザを使ってきました。原発は、こうしたヤクザの収入源となります。「30億円」(鎌田慧「原発列島を行く」p109)。

9.宣伝されている、3つ偽りのメリット

a.原発は安いエネルギーであるというウソ。

 発電にかかるコストとしてよく電力会社が出す数値は、たとえば04年に電気事業者連合会が経産省の審議会に提出した資料では、1キロワット時あたり、水力(揚水発電を除く一般水力)は11.9円、石油10.7円、天然ガス6.2円、石炭5.7円、そして原子力は5.3円としています。

 しかし、これには国からの財政支出(税金)が含まれていません。技術開発費・立地対策費・交付金が税金から出されています。1970年~2007年の約40年間について、実際に発電にかかったコストを、財政支出の国民負担についても合算して計算すれば、1キロワット時あたりのコストは、原子力10.68円、火力9.90円、水力7.26円と、原子力はもっとも高いのです。原子力は電力会社にとっては確かに安いのですが、国民にとっては一番高いのです。

 また原発は廃炉するのに30年とも100年かかるとも言われます。その間の冷却から廃炉にかかる費用は莫大です。また、放射性廃棄物を延々と監視し続けて行かねばなりません。このほど米国の発表では100万年監視し続けなければならないそうですから、文字通り天文学的なコストがかかります。
 まして、原発はいったん福島・チェルノブイリのような大事故を起こすと、それにともなうコストはもはや一電力会社の担えるものではなくなり、結局、莫大な税金の投入か電力量の値上げになります。原発ほど、国民にとってコストの高い発電方法はありません。

b.原発はクリーンで、地球温暖化防止になるというウソ。

 これが嘘であることは皆知っているでしょう。たしかに発電の仕組み上、二酸化炭素がでませんが、放射能による環境汚染の被害の巨大さは、二酸化炭素の比ではないことは、今回私たちは身にしみて知ることになりました。
 また原発から排出される莫大な温排水の環境破壊についても報告されています。54基の原発から毎日捨てられる熱を合計すると、ほぼ1億キロワットすなわち広島型原爆100発分の熱です。地球温暖化にものすごく貢献しているのは、原発です。

c.石油など化石燃料がなくなった後、原子力はずっと使える将来性があるというウソ。

 これも相当普及した風説ですが、嘘です。カロリー計算で、ウラン資源は石油に比べても3分の1、石炭に比べれば100 分の1しかありません。なお、天然ガスは最近有望な資源が発見されて人類が1000年つかえる埋蔵があるとの報告もあります。

9.結論

 以上のように、原発には、電力会社・政治家・経済産業省幹部官僚・御用学者・原発メーカー・ゼネコン(土建屋)・原発設置自治体の推進派・マスコミ・ヤクザたち、つまり、いわゆる原発ムラの住民にとって、数々のメリットがあります。逆に言えば、原発村の住民はこれで食べているわけで、無くなったら困りますから、「原発は安全です」「原発はコストが安い」と嘘をいい続けるのです。

 しかし、この村に属していない国民一般にとっては、原発はディメリットが大きすぎます。M8.4の東海地震の震央にある浜岡原発にせよ、若狭湾にあって関西圏の首筋に当てられた鋭利なナイフのような15基の原発群にせよ、中央構造線の真上に設置された四国の伊方原発にせよ、一つでも破綻すればその損害は大きすぎます。なにしろ、私たちはこの国に住めなくなって亡国の民となってしまうのですから。

 
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原子力発電の利用は



石油の需給の逼迫を緩和する

原油価格の上昇を抑える→ガソリンなどの価格の安定

石油資源の奪い合いによる戦争を抑止する

平和に貢献する、戦争の犠牲者を減らす

高速増殖炉,

石油の埋蔵量  1350石油換算トン,

高速増殖炉が実現するとこれの何倍ものエネルギーが利用可能になるかも

技術の応用により新たな資源の利用が出来るかも
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原子力発電だけではなく放射線の産業への利用など


さまざまな分野でその技術が生かされています

工業でも利用されている放射線、
タイヤ製造、
自動車内装品、
自動車電装品、
自動車検査、
放射線療法、
医療衛生器具の殺菌・滅菌、
アメリカ合衆国での炭疽菌テロ事件以降、50州の全ての郵便局で放射線照射装置によって郵便物の炭疽菌に対する殺菌処理を行なっている。
アメリカ合衆国をはじめとする多くの出入国管理の現場では、テロ対策の一環として手荷物検査に厳重なX線を使った透視画像検査が行なわれている。
放射線療法、
リニアックからのX線や電子線・コバルト60によるガンマ線を用いたり、陽子線や重粒子線の照射、あるいは原子炉で発生した中性子を照射する中性子捕捉療法などがある。
原子炉で発生した中性子を照射する中性子捕捉療法

科学技術の発展に寄与する
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この回答へのお礼

そうだったのですか!



スキー場の人工雪を固めるのに放射線を使っているのは知っていましたが…


ありがとうございます!

お礼日時:2011/05/04 21:20

100万KWの発電所を1年間運転する燃料、


ウラン21t   石油 146万トン   効率がよい

原子力発電のメリット、
エネルギーの輸入依存度を減らす
エネルギー源の分散(例えば石油に大きく依存してると原油価格の変動などの市民生活への打撃が大きい→オイルショックなど)
二酸化炭素排出量(発電時) g CO2/KWH、
石油火力  742、
原子力   25
エネルギーの安定供給、CO2削減に必要

石油の輸入先   中東地域など、
ウランは  オーストラリア、カナダなど地域が分散、供給の安定性
原子力発電の燃料は政情の安定してる国から輸入

必要な敷地面積、
原子力発電は 300万キロワットくらすで0.9平方キロメートル
100万KW分の原子力発電所がベース
太陽熱発電は 58平方キロメートル
風力発電は  214平方キロメートル

自然エネルギーは気象条件に左右されるのに対して原子力は安定した電力の供給
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まあ、他の発電の悪いところを出せばいいのですよね



火力は石油価格の影響を受けます。また、材料が有限です。
また、CO2を放出します。
逆に言うとこれ以外の欠点は無いのでやはり優秀ではあるのですよね、
後先考えなければ最高でしょう。

水力は自然の影響はうけやすいです。
最大の問題はダムが必要なこと。
欲しいだけ増やせません。
逆に言うと、生産の規模を水力でまかなえるレベルに落とせばこれだけでOKとも言えますね。
今の1/10ですか、厳しいですけどね。

風力は立地条件が難しいですし、効率も悪いんでしょう。
少なくともメリットがあればすでに普及してるはずですので、でも今後改善は進みやすいでしょうね。

太陽光は材料的にどうでしょうか、まあ補助的なものとしては理想的に思います。

やはり、計画的に使えるというメリットが大きいのが主力になってますね。

家庭ならたまに停電してもいいですけど、医療の現場とかだとかなり苦しかったりします。
そう言うのを考えると気まぐれな発電というのは量的じゃなくて質的に厳しいのだとは思います。

ただ、原子力がいいのかというと、個人的にはダメだと思いました。
原子力発電自体は良いと思いますよ。ただ、運用する側の考え方とか覚悟が甘すぎます。
私も含め、国民が選ぶ政治家ではコントロールできないでしょうし、
東京電力も考え方的にだめでしょうね、殿様商売と言われても仕方ないです。
現場はがんばってるし、使命感持ってると思いますけど、結果がダメなら意味無いですし。

企業というのは結果でしか評価しちゃいけないんです。
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この回答へのお礼

同感です…



最終的には結果が全てですもんね~




ご回答どうもありがとう御座いました。

お礼日時:2011/05/04 12:31

火力発電


・CO2が排出される
・石炭や天然ガス、石油等の資源が日本には無い
・石炭や天然ガス、石油等の資源がいずれ枯渇する
・同じ発電するにはウラン1に対して石油の場合72000KLが必要

水力発電
・雨不足で発電できない
・つまり安定して発電できない
・発電所は山奥になる

原子力発電
・非常に危険
・福島原発のせいで地球の生物は全滅する

太陽光発電
・雨の日や夜は発電できない

風力発電
・風が吹かないと発電できない
・風が吹きすぎると発電できない

ま、バランスが必要なのです。
東京電力が手抜き施設を作らず、行政が手抜きを放置しなかったら事故は起きてなかったかも
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この回答へのお礼

的確なご回答ありがとうございます。


単に火力を使えば地球温暖化に拍車をかけてしまいますし、発電一つでも
色々と問題が山積みですね…

お礼日時:2011/05/04 12:29

今のご時世、「お分かりになる方」はいないかしれません。

「お分かりになってたつもりの方は」おられるでしょうけど。
一応、宣伝文句としては、火力発電は化石燃料を燃やして発電するのでCO2を排出し地球温暖化を推し進める、それに対し原発はCO2を出さないクリーンは発電である、ということです。CO2に限って言えばその通りです。水力発電はダムに貯めた水を放出することで発電するのですが発電量に限界があります。その点、原発の発電量ははるかに大きいです。風力は風がふかないと発電できないので不確かですし、発電量も少ないです。太陽光は天気次第ですから不確かです。当然発電量も限られます。
またコスト的にも電力会社がいうことには原発は6円ほどで一番安価です。
ところが、このコストには原発の開発費は組み込まれていませんし、廃炉にする際のコストも入っていないし、今回のような大規模事故の損害・補償も入っていません。
原発を推進するためという目的が先にあって、データを出しているので原発に都合のいい資料です。
今のご時世、こんな出来レースみたいな資料から出された利点では誰も納得しません。
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http://wpedia.goo.ne.jp/wiki/%E5%8E%9F%E5%AD%90% …

先ずは、この辺りから読まれてみては如何ですか?。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとう御座います。



参考にさせていただきます。


やはり原子力発電所は利点よりも欠点が大きいということですね…

お礼日時:2011/05/04 12:23

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