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鵠はグーグルで検索すると白鳥を表していた古語という風に表記されていました
しかし前に僕がみた本では鵠の由来は くちなわくい
くちなわは蛇をあらわし、蛇を食べる
白鳥は蛇を食べないらしく、鵠はコウノトリであると書かれていました
どちらが正しいのでしょうか?

A 回答 (1件)

鵠(くぐい)が白鳥の古称である点は間違いないですね。


ただ、コウノトリも「鸛」「鴻」の他に「鵠の鳥」と書かれます。

昔は現在と比べ、鳥類の分類が科学的に大系立てて厳密に行われていたわけではありませんので、鶴,白鳥,コウノトリなど「大きな白い鳥」を総じて「鵠(くぐい)」と呼んでいた可能性が高いと思います。
特に鶴とコウノトリの外観は、非常に似ており、大昔に明確な識別がなされていたかは疑問です。

従い、現在ではくぐいが鶴の古称であると言うのは通説で一般的ですが、それが当時も含め、完全に正確かどうかは判りませんので、コウノトリであるとする説が有っても、全く不思議ではないでしょう。

鵠と言う漢字が一番有名なのは、「燕雀安んぞ鴻鵠の志をしらんや」と言う言葉かと思います。
「鴻」がコウノトリだと考えれば、「鵠」は別の鳥と言うことになってしまいますが、これも現在ではどの鳥類に相当するかに関しては諸説ありますね。
総じて言えば、鴻は大きな鳥全般で、鵠はくぐいなど白い大きな鳥全般くらいの理解で良いかと思いますよ。

鶴やコウノトリが蛇を食べるか?に関しては、いずれも主に水棲生物が主食で、蛇を好んで食べるワケではないでしょう。
でも空腹であれば、いずれも食べる可能性は充分にあると思いますよ。

宋代の『寰字記』には「鶴、一名同力。状如鶏、高三尺、好食蛇。」と言う記述があり、昔は鶴は蛇を好んで食べると誤解されていた様です。
インドでも、孔雀が毒蛇を食べるとされ神格化されてますが、昔は多くの大型鳥類は、蛇を食べるモノと考えられてたんじゃないでしょうか?
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この回答へのお礼

解答ありがとうございます

鶴はヘビを食べないみたいですが、コウノトリは好んで食べるみたいです
くちばしでバクバクするとヘビの体が細切れのようになるらしいです

それとカエルやバッタなどの小動物も食べます

お礼日時:2011/05/11 13:58

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