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1980年代後半に出生、2人とも生物学的に女性の双子において、

(妊娠何週でどのような検査をしたのかは不明ですが)
(1)
胎児の時点で一方が男、一方が女だと診断した双子に対して、
一卵性双生児であると診断することはあり得ますか?

(2)
一卵性双生児だと診断された双子が、実際は二卵性双生児である可能性はありますか?

(3)
一卵性双生児の片方だけが、性同一性障害をもって生まれてくることは考えられますか?


ついで程度に…
一卵性双生児の双子が男女である事例は相当珍しいと聞きました。
実際はどのくらいの確率で生まれるものなのでしょうか?世界にどのくらいの事例がありますか?
参考文献・URLなどがあれば、教えて頂ければ幸いです。


(1)(2)(3)どれか一つの回答でも構いません。
「双子研究」や「性別差研究」を知るきっかけになればと思っています。

ご回答、よろしくお願い致します。

A 回答 (3件)

>>生まれるのが女性2人の場合、(1)~(4)は受精卵の細胞分裂の形態としてあり得ますか?


あり得なくはないのですが、そもそも第一段階の染色体の増加自体が非常に稀であり、それが一卵性双子である確率はさらに低く、さらにそれに加えて染色体の欠落まで起こるとなるといったいどれだけ低確率なのか。
世界的にみてもきわめて稀かと思います。
仮にあったとして、XXなら普通の女性ですし、Xoの場合であれば明確な肉体的な障害が発生する可能性が大きいですね。

>>またXYとなった性染色体がXXに変化する(逆も)、といったことはあるのでしょうか?
これはありえません。
Y染色体はX染色体とは別物ですので。

>>(1)(2)が成り立たず、性染色体の途中変化もあり得ない場合、女性2人の一卵性双生児に「先天的な性染色体異常による性同一性障害(XYになるはずがXoまたはXXになった)」は認められないと思うのですが…いかがでしょうか?

そもそも性同一性障害の原因として性染色体異常というのが聞いたことがありませんね。ありえない、と断言することはできないですけど。
性同一性障害の原因自体がはっきりしていませんが、染色体異常がおきれば性同一障害どころではない肉体的な異常が発生する可能性が大です。
そもそも人間の体は赤ん坊でも兆を超える多数の細胞で出来ており、染色体異常の細胞が全身に増えるということは細胞数が数個未満の発生初期の段階で染色体異常が発生する必要があるわけで、その時点ではホルモンを生産する臓器もホルモンを受容する細胞もないわけですし。
また、XXYのクラインフェルター症候群やXYY、XXXなどのスーパー男性やスーパー女性でも性同一性障害の発生確率は常人と同じと言われています。
アンドロゲン不応症などの場合は遺伝子がXYでも肉体的には女性、あるいは半陰陽となりますが、これは染色体異常や性同一性症候群とは別ですね。
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この回答へのお礼

詳しいご回答ありがとうございました!

お礼日時:2011/06/01 17:52

異性一卵性双生児 の場合なら 一卵性でも男女になりますが 二人とも女の子なら異性一卵性双生児 の可能性は まずないと思います。



そもそも異性一卵性双生児 自体稀で数例程度だったはずです。

異性一卵性双生児 についての説明は
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%8C%E7%94%9F% …
こちらをご参照ください。

2については、調べないと女の子の双子ですと 一卵性も二卵性もありえます。
一卵性なら同じ遺伝子情報を持つのでDNAを調べれば一卵性か二卵性かわかるはずです。

3一卵性の片方だけが性同一性障害をもつて生まれるかどうか。
非常に難しい問題ですね。
胎児でのホルモンの異常で起きるとも言われているので 胎児の片方だけ起きればありえるかもしれませんが 他の要因については、まだ研究段階かと思います。

女の子として生まれた場合 性同一性障害と 性の揺らぎを当人が勘違いしてしまうとか 男に生まれたかったという気持ちが強く持ちすぎて 性同一性障害だと便宜的に持ち出すケースもありえると思います。
特に近年のいい加減なドラマ等で 当事者を美化しすぎている面も多く それらの放送後 女から男へのトランスする自分は、FtMだ(性同一性障害)という相談などが増えたのも事実です。

そういう中で男になった方で、後に違うことに気づき女に戻りたいと言い出した人を わたしは、知っています。

当事者は、時間をかけてカウンセリングを受けつつ本人も落ち着いて気持ちを確認する必要があると私は思います。

この回答への補足

補足質問です。

1、2について
胎児~新生児の時点で一卵性か二卵性かを知り得るために、80年代から現在、一般的にはどのような方法を用いているのでしょうか?
(例えば「エコーで見たところ胎盤が1枚であるから一卵性」「男女であるから二卵性」、など)

また、その診断の正確性はどのくらいのものなのでしょうか?


3について
性同一性障害の要因が先天的な性染色体異常によるものとした場合、双子で考えられるパターンは
XY→XXY →Xo、XY→女男
(1)XY→XXY →Xo、Xo、Y→女女
(2)XY→XXYY→Xo、Xo、YY→女女
XY→XXYY→Xo、XY、Y→女男
(3)XX→XXXX→Xo、XX、X→女女
XX→XXXX→XX、XX→女女
(4)XX→XXXX→Xo、Xo、X、X→女女
と考えています。
(性染色体X、Y、Yo、YYがDNAとして絶対に成り立たない=消滅または死亡するとして。)

生まれるのが女性2人の場合、(1)~(4)は受精卵の細胞分裂の形態としてあり得ますか?

またXYとなった性染色体がXXに変化する(逆も)、といったことはあるのでしょうか?

(1)(2)が成り立たず、性染色体の途中変化もあり得ない場合、女性2人の一卵性双生児に「先天的な性染色体異常による性同一性障害(XYになるはずがXoまたはXXになった)」は認められないと思うのですが…いかがでしょうか?



何だかややこしい質問ですみません…(^^;

補足日時:2011/05/18 10:09
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この回答へのお礼

大変参考になりました。ありがとうございました!

お礼日時:2011/06/01 17:53

1)有り得ません。

一卵性双生児は二人とも100%同じDNAを持っているので性別が違う事は有り得ないのです。

2)産まれた時に同姓の双生児だったので一卵性だと思ったら、DNA鑑定の結果二卵生だった。。。ってのは有り得るでしょう。

3)性同一性障害の原因がはっきりと究明されていないので(先天的なものか、後天的なものか)有り得るか有り得ないかは判りません。

男女で一卵性双生児は有り得ないですよ。

まずは「一卵性」と「二卵生」の違いをご自分で勉強してみてください。高校の「生物」程度の簡単なものですよ。

少しでもお役に立てれば幸いです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました!

お礼日時:2011/06/01 17:54

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