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この「あい」は「相」でいいんですよね?
相手という意味なのでしょうか、それとも一致?とかそういうのをあらわしているのでしょうか。

A 回答 (4件)

お尋ねの「相(あい)」は、国語辞書によれば、接頭語で



・・・動詞に付いて、語勢や語調を整える。現代語では、改まったときや手紙文などで使われる場合が多い。「―成る」「―変わらず」・・・

・・・・ということです。
昔は侍がよく使いました。
殿様が家来に「そのこと相許す」
「こういうことに相成った」など。
「アイ何とか」というと、重々しい言い方になりますね。

「相手」の意味はありません。
「一致」の方がやや近いかも知れませんが、あまり意味のない「あい」です。
一部の動詞に付く場合に限り、辞書の通り単に調子を整える語ですから「相」という漢字の意味は比較的薄いと思います。
「あい」という和語に「相」という漢字を当てたもので、特に「相」という漢字の意味と一致しているわけではないと思います。
「アイ」という語勢や語調を整えるだけで、あまり意味のない言葉に「相」という字を当てたわけです。
「合」でもよかったと思います(愛や藍はダメですがね)。

「相違」の「相」や、「相見える(あいまみえる)」の場合の「あい」は「互いに」という意味があり、ご質問の「あいすまぬ」の「あい」とは違います。

国語辞書「大辞林」
あい〔あひ〕【相】
《「合い」と同語源》
[名]
1 二人で互いに槌(つち)を打ち合わすこと。あいづち。〈和名抄〉
2 共謀の仲間。ぐる。
「むむ、さては―ぢゃの」〈浄・女楠〉
3 相手をすること。また、相手。
「―には愚僧が行かいでたまるものか」〈伎・韓人漢文〉
[接頭]
1 名詞・動詞に付く。
一緒に、ともに、の意を表す。「―弟子」「―伴う」
互いに、の意を表す。「―四つ」「―憐れむ」
★2 動詞に付いて、語勢や語調を整える。現代語では、改まったときや手紙文などで使われる場合が多い。「―成る」「―変わらず」
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この回答へのお礼

詳しくありがとうございます!!とても勉強になりました。

お礼日時:2011/07/08 09:49

 相変わらず


 右のと通り相違ありません。
 
 などのように“ジャスト”、“合致”という意味でしょう。
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この回答へのお礼

ありがとうございます!

お礼日時:2011/07/08 09:50

「相(あい)」は「漢字源」によると


「語勢をそえる助詞」とあるので、強調すると
いうことです。
あいすまぬ(相済まぬ)は、 本当にすまないことをした。
あいわかった(相わかった)は、 よくわかりました。
ということです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます!

お礼日時:2011/07/08 09:50

一致じゃないですか?


「了解」って感じで使ってるように思いますが…
「了解、すまん」「了解、わかった」
根拠はありません。私がそう思っただけです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます!

お礼日時:2011/07/08 09:50

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