プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

つい20年くらい前までの日本は、先進工業国で世界の工場といわれました。
世界中をmade in Japanの製品が席巻し、国内では工業で志を建てようとする若者が、工業高校や理系の大学に進学するのがごく当たり前でした。

しかし最近はどうでしょうか?

ごく一部のIT産業をのぞけば、理系の大卒の平均年収は最低ランクです。
収入のことをおいておくとしても、労働環境が劣悪な場合もすくなくありません。
残業はあたりまえで、休日出勤もあたりまえ。
部屋にもどって風呂にはいると、寝る時間が3時間など、とくに珍しい状況でもないと思います。


工業高校を出たとしても、満足に就職もできないありさまです。
なにか手に職をつけ、工業系の職人として日々精進していきたくても、そのような志のある人間を採ってくれる職場は滅多にないとおもいます。

どうしてこうなったのでしょうか。
他に負けないような技術を身につけようとするような志のある人間を奴隷よろしく安くこき使い、体調を崩したり鬱で満足に働けなくなるくらいまで追い込むことは、雇用側、ひいては経団連のトップや政治家の考える理想の状況なのでしょうか。

A 回答 (11件中1~10件)

No.5のtirakoです。

すいません何度も。もう少しつけ足しておきたいことがあるので・・。

企業の営業の方の気苦労も大変の様です。商談で思いっきりどなられたり、恫喝されたり、時に灰皿まで飛んでくることもあるらしいです。取引先との企業の人達と商談がてら深夜までつきあわされたりすることもあるので、気を使う面では大変ではないかと思われます。その点理工系は気ラクでしょう。

最新情報を掲載している本では、はっきりとこう述べられています。

猫より弱い文科系、というか、もうほとんど世間的にも役立たずの烙印が押されている。文科系、ということはフツーの人達、私立文科系のとくくられるのは特に取りえ柄もないフツーの人たち、と明記されています。勿論中にはよい仕事をされてる人もいるでしょう。

回答者の方に特許が海外に流出している事を心配している方がいらっしゃるようですが、それは本来なら法学部卒の人が立ち上がって日本の技術を守るのが職務、義務なんじゃないでしょうか?そのために法学部が存在すべきです。ところが法学部卒業は数十%は市役所などに勤務し、書類の印鑑押しをしているだけ=ラクな仕事です。政治家の中にも印鑑を押しに行くためだけに税金で海外へ行って、もてなされ豪華ホテルに泊まったりしています。皆税金です。

司法に至っても常識では考えないられことが平気でなされています。まずはくじで裁判官が選ばれること。そのときの裁判官次第で判決がなされること。死刑囚を未だに執行していないこと。すべては密室で行われ、国民視線で考えず、上から目線でが判決なされる。裁判員制度を導入しているようですが、それも本来は皆法学部のやるべきことです。
要するに、日本はたくさんの法律をつくり、国民を縛り上げ、無機質な活気のない国にしてしまいました。中国にある都市の方がよほど活気があります。おそらくは多くの法律をつくり、一部の人達が非常に優位に出来上がっていることは間違いないと推測されます。

長々と失礼いたしました。
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技術者だけが特別扱いされる必要はないです。



技術者でなくても薄給激務で使い捨てはおかしいですよ。
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文系のホワイトカラーも、一部を除けば似たような環境ですよ。


技術者に対してどう、というのではなく、労働環境自体が、そういう状況だと考えた方が分かりやすいかと。
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国際化の価格競争で低コストで生産できる新興国に生産拠点が移り、その国の技術者で事足りる、


リーマンショックから続く世界的な不況から日本も脱出できず、デフレが続き、新しい付加価値の高い商品開発予算が確保できない、新興国からの追い上げ、これによりハイテク不況となる、高性能のものより価格が安い商品が新興国では人気がある、技術系労働者のみならず、文系でも給与も低く、結婚難民が増えています、ハイテク技術だけでは日本が負ける時代となったのです、価格が適正でなくては買ってもらえません、熟練労働者の技術は、コンピユータのソフトに組み込まれ、パートの女性でも操作できる
半導体素子の生産工場も、人はいらず、工作機械、製造機械、ソフトさえあれば誰でも生産できる時代です、ゆとり教育が数学嫌い、科学嫌いを育てた、子供が興味を持つ実験は全くなく、教育現場でもコンピユータシュミレーションで実験して終わり、昔のような、ラジオ工作少年、パソコン自作少年、手創り固体燃料ロケットを飛ばす少年がいない、いるのは無気力、無感動、無関心のゲームに熱中する少年ばかりです、ですので国民全体、社会問題です、
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世界全体で言えば人口に対して雇用の割合が少ないという事です。



30年前同じことがアメリカで起こりはじめていました。資産家や大企業は利益拡大の為に政治に対し安い労働力が手に入る法整備を求めます。それは労働関連の規制緩和であったり、国外への市場開放と海外移転であったりです(つまり安い労働力の国で生産して、それを日本で売るというもの)。その結果がここ20年進められてきた、低福祉、低負担、自己責任を基本とした小さな政府推進であり、福祉・公共サービスの縮小、民営化万能論推進、経済の対外開放、規制緩和、労働者保護廃止などの法整備という事態です。
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技術職をしてるので、その気持ちは痛いほどよくわかります。



私が真っ先に思いつくのは、海外へ技術の垂れ流しですね。技術が海外へ流れてしまえば、当然その国で技術者が育つので、わざわざ人件費の高い日本で作らなくていい状態になってしまいます。

海外の企業は、日本人の優秀な技術者を高額で雇い、技術をごっそり持っていきます。
日本はこのようなことを法律で禁止していないので、止められません。

ひどい会社だと、設計図を丸ごと海外の工場へ渡して生産させてます。自分たちの技術情報を無料で渡しているのに気づいていない。安価で製品が出来るので儲かったなんて喜んでる様は苛立ちを通り越して憎たらしいですね。

技術は持っていかれるし、工場まで海外にどんどん作ってるし、なんかもう日本は技術国とは言えない気がしてます。

そんな中でも技術者が社長をしている会社は強いですね。
技術がどういうものなのか知ってるので、自社の技術を大切にしてます。
自社技術はきちんと特許を取った上で売りに出す。
作った製品も決して安売りしない。嫌なら他で買えと。

このように、他では手に入らない技術と製品があるならば、ちゃんと高く買ってくれるので、技術者の生活も整うのです。

もちろん現場の第一線で活躍している多くの技術者は、そんなことくらい良く理解してます。自分たちの人生がかかってますから。
しかし誰か一人でも技術を流出させたら・・・もう後の祭りになってしまいます。
そういう技術の特性を知った海外企業が、ヘッドハンティングで狙ってくるわけです。

何とかして技術の流出を止めないといけないんですが、現状では手も足もでないです。
選挙でも技術のことに触れる立候補者いないしなぁ・・

「2番じゃ駄目なんですか」と誰かさんが言いましたが、これは全く技術の大切さをわかってない発言なので驚きました。ここまで無知だったのかと。
なんとか技術に理解ある方に、技術流出防止の法整備をして欲しいものです。
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そうですね、お気持ちはよく解かりますし、実際青色ダイオード事件があなた様のようなお考えを象徴しているように思います。

中村さんという方が、企業で青色ダイオードの特許訴訟問題まで起こされていますので、あなた様のおっしゃることは正論に近いのではないでしょうか?中村さんは、ノーベル賞級の発明をしたにもかかわらず、企業で2万円の報奨金しかもらわず、アメリカ人の方に、奴隷か?と言われてから企業に200億の訴訟を起こしている最中です。

私もあなた様のように理科系の方が、勉強も難解でむずかしく、しかも製造業は次から次へモノを開発して売らなければならず、国益(日本の黒字ほとんど)を直接出して日本も潤っているはずなのに、文科系と給料が同じなのはおかしいと思っていました。事実全くおかしいと思います。私も理系学部で大企業にいましたが、辺鄙なところで食堂さえありませんでした。そもそも工場自体が広いだけでなにもなく安い土地に建てられ、回りには環境も悪く、癒される環境など全くありませんし、工場の近くに寮などつくって、人をモノを入れるみたいにして狭い空間におしこめといて、文句言わさず奴隷のようにこき使われていますよね。

それに比べて、国会議員達はどうでしょう?歳費150万で特に○民党、○明党は批判しているだけで、アイデアすら出す能力もありません。復興のさまたげになっていると思います。歳費150万もらって、工場とは比較にならないきれいな建物国会議事堂に出向いて、昼間は議員食堂は高級スシや高級定食など(相当おいしいらしいですよ)おいしい食事をして、午後はすわって汚いヤジ飛ばすか、眠るかどちらかでしょう。一部の政党と一部の議員だけは影ながらよい働きをしているようです。

ですが、現実はだんだん、刻々と変化しています。ある著書では理系は勝ち組がと言っていましたし、弁護士の資格を取ってもあまり仕事がないようです。奥さんと2人だけで事務所を立ち上げている人もいます。今は、タウンページでの無料電話相談
もたくさん窓口がありますし、ネットもサイトもありますのでお金のかかる弁護士に相談する人数は少なくなるのではないでしょうか?今やテレビも3局くらいでいいし、無能議員も、公務員も成果主義にして成果=結果を出した議員のみ報酬を出すようにすればいいと思います。議員も公務員も多すぎますし、ボーナスまであるのは変じゃないか、どうせ税金のかなりの額が、議員、公務員らの高給料や退職金にあてられ、そのために製造業はまたこき使われます。馬鹿馬鹿しくてやっていられませんね。医師、技術者は技術があれば世界中に移住できます。国、公務員には何も期待していませんね。ついでにこの国の芸能も・・。何も期待されないほうがいいでしょう。それより、たまには海外旅行でも行って楽しいことをされたらよいかと思います。
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生涯年収に関しては、かなり誤解の面がある


http://next.rikunabi.com/tech/docs/ct_s03600.jsp …
「松繁寿和・大阪大学大学院助教授の調査」
http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20 …
「金融に身を置く人と製造業にある人との間の賃金格差は大きくは改善していませんでした。」

http://tarumi.at.webry.info/201008/article_1.html
「文系出身者が給与の高い金融機関に多く就職していると言っているようですから、レベルの高い国立大学であることは想像できます。」

高給取りの金融機関がいれば平均給与は上がる

http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/23/02/__icsF …
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/23/05/__icsF …
工業科が収書職内定率が高い。

事実確認が出来なければ、推論は出来ない
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個人的な意見です。

参考程度に。

私の知る限りですと少なくとも家電などはすでに日本がトップなのは国内だけで韓国メーカー品にシェアが移りつつあり「ブランド」でしかなくなっていると以前TVで見ました。また、女性エンジニアの方が世界的に評価を受けているものが出てきており、年々男性は低下しているが女性は少しずつ伸びているので政府でも重要視しているということも某放送でやってました。この話が正しければ落ち目の産業ではそのような状態になると思います。

申し訳ありませんがあなたの情報(技術)は古くありませんか?すでに技術的なものは胡坐をかけるほどのものがなく「専売」的なものでもないので技術がコピーされてしまっていませんか?常に新しい目線で物事を見ていますか?
技術者から発想力がなくなったら終わりだと思うのですが。
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まるで、産業革命後のイギリスですね。

製造は機械化され、古くからの技術者は軒並み解雇。安く雇える一般人をバンバン採用し、酷使し、病気や死亡で使えなくなったらゴミ同然に捨てる。そしてまた雇う。

日本は、ある意味ハイテク国家としては発展してます。その代わりに製造はロボットが行い、その分機会技術者などは要らなくなっていく。加えてこの不況。解雇の嵐と、解雇した分の喪失の穴埋めに残業を強いられる。労基法も機能しにくくなり、若者は仕事に追われて労働組合運動すらも忘れている。この国には、労働者を守る法律があるのに誰も利用しようとはしない。
それどころか、利用しようとすると「根性が無い」と非難する輩もいる始末…

これじゃあひどくなるのも当然。不名誉にも、"Karoshi"という英単語も生まれましたしね。意味はそのまま過労死、overworkと同じ意味だそうです。
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