アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

OKWave上でもそうですが、TPPで日本は全滅するという騒ぎが、一部で起きています。私は専門ではありませんが、見聞するに、事実、全滅するだろう なと思います。私はTPPに賛成か反対かをここで議論する気はありません(哲学のカテですし、私は専門ではないので、実りある議論にならないでしょう)。 しかし、どうやら、TPPを拒否できず、受け入れざるを得ないらしいとした上で、経済戦争で日本が敗けて全滅した後、将来がどうなるか?を考えたいのです。
既存のスレッドの場合、全滅するかどうかを問題にするばかりで、悲観論で思考停止しているように思えるのです。が、日本は経済戦争を仕掛けられており、望む 望まざるに関わらず、それに対応しなければならないのも事実です。全滅だと言って騒ぐより、その後に起きる状態を前提として、開き直り、生き残るように 思考を進める必要があると考えます。このために知恵を持ち寄ろうというのが、このスレッドの趣旨です。

「全滅」後の予想図について、私の意見は次の通りです。自然淘汰に近い惨劇が起きたとしても、ある程度は人も国土も残ります。すると、どういうことになる か。この人間と土地を有効利用しようと考える者が出てくるに違いないのです。たとえば、日本人による日本の農家はいなくなるかもしれませんが、外資系の日 本の農家が生まれることでしょう。農業に限らず、産業でも、全般的に外資系が支配することになるでしょう。学校は、アメリカと対応するために、英語教育が 盛んになるでしょう。法律家も、日本の法律のみならず、アメリカの法律を熟知しなければならなくなるでしょう。一言で言えば、日本は、日本国という枠組み だけ残して、実質的にアメリカ化されてしまうことでしょう。既に今、その傾向はありますが、いっそう拍車がかかるのです。

これを「グローバル化」というより、「植民地化される」と私は表現してみたいのです。アメリカにとってはグローバル化に違いないが、日本にしてみたら、 「被グローバル化」であり、もっと直接的に言えば、体のいい属国にされてしまうのです。経済戦争には爆弾が落ちたような悲劇はないかもしれませんが、吸収 合併されてしまうという意味では同じ占領という結果が待ち受けています(日本も強いという楽観論者は、私には、太平洋戦争で相手国の戦力を見誤った軍部と 同じ失敗をしているように思えています)。もちろん、とことん合理的に考えると、軍事的な戦争で滅ぼされるよりは、さっさとTPPで国を渡した方が賢いの ではないか、という意見もあるかと思います。これを売国奴とは私は言いません。じゃあ戦争するか?と言われると、感情としては憤りがあっても、戦争はできないからです。そこで敗けるのは仕方ないとしても、被害を甚大にしない敗け方を考えなければならないでしょう。いっそ、「敗け方」を徹底的に考えてみたいのです。かくして論点は、「いかにして勝つか?」という経済学の問題ではなく、いっそ、敗けをどう捉えるか、という哲学の問題となります。

さて、皆様への質問です。
(1)まず、TPPの後で、どのような未来予想図がありますか。植民地以外の発想があったら、教えてください(私はこの件について素人ですので、ご意見はご意見として尊重したいと思います。将来を予想してみたいというのが趣旨ですので、私の考えこそ示したものの、こう考えなければならぬ、というヴァイアスをかけるつもりはありません)。
(2)次に、仮に将来予想にネガティヴな点があるとして、そこで毅然として生きていくには、何が必要でしょうか。つまり、こういう事態が発生しても、残 る日本とは何でしょうか。いや、より正確に言えば、自然淘汰の原理に逆らって、残さなければならない日本とは何でしょうか。
(3)それを、具体的に、どうやって守っていけるでしょうか。

繰り返しになりますが、全滅だと言って騒ぐより、その後に起きる状態を見越して、それでもなお、大切なものを残して生きられるように準備する方が建設的だと考えます。

A 回答 (35件中31~35件)

 #4です。



 簡単に代えがきかないように頑張るという事でしょうか。
 語学でも良いですし、IT技術者、国家資格でも良いのですが。

 例えば、未経験で入って一週間で出来る仕事というのは、代わりがたくさんいるという事なので、生き残るのは厳しいかと(ワーキングプアになったり、外国人労働者にとってかわられたりするので)。

 難しい資格が必要だったり、未経験不可などの参入障壁がある業界に入った方が生き残りやすいのでは…という事です。そのための努力をしておくのが「自分を磨く」という事だと思っています。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございます。しかし、磨き方も少し変わると思うのです。引っかけるようで申し訳ないが、一応、私も考えてはいたのです。それを意見交換もしてみたかったのです。たとえば、弁護士も国内法だけでは立ち行かなくなり、国際法(というよりアメリカの法律)に精通していなければならなくなるようです。医師も同様です。国家資格も、今後、性質が変わるでしょう。

また、外資系が進出してくるということなら、会議や報告書は英語になるでしょうね。英語で交渉するスキルが必要になるでしょう。が、農家はそれができないことでしょうね。だからスポンサーとなる外国企業と、現場の日本人の間に入る人が出現して、結構、儲けることでしょう。つまり商社です。

ITは国際的に発信する窓口になります。大企業は既に整備していることでしょうが、今後、中小企業がますます必要とすることになるだろうと、私は思います。しかし、この時も英語が必須です。

さらに学歴も、早稲田とか慶応程度だと、もうダメなことでしょう。雇用する側が、外国人になれば、当然、ハーヴァードとか、MITといった、自分たちにとって分かりやすい学歴を持つ者を優遇するようになるはずだからです。韓国では、皆、学位は海外でとるようですが、似たようなことになるでしょうね。日本の地方大学は特に、壊滅するかもしれません。なんにせよ、英語の時代がくるでしょう。実際、大学は、今は教養科目を減らし、文学部が再編成される流れにあります。

私個人は、嫌だな、と思います。英語系だけに特化せず、もっと幅広く、様々な文化と交流できる良さがあったと思うからです。それにまたも、日本語を不要にし、英語を母国語の一つに加えようという議論が起きることでしょう。
さらに一点、重要な示唆を頂きましたが、外国人に仕事をとられるということで、外国人排斥の運動も、将来、強くなるかもしれません。外国では、ブルーカラーが外国人排斥の先頭に立つということはよくある話ですが……日本もそうなるのかと思います。

お礼日時:2011/11/06 09:25

 TPPに参加するのではなくて、「交渉」に参加するだけです。



 これに参加してないと、アメリカに有利なルールを作られて後から押し付けられるので、今から話し合いに参加して(少しでも)日本に有利なルールを入れておこうという話です。

 最終的に小沢さんかなんかが総理になって「TPPに入らない」と言えば大したモノですが、結局はTPPに参加する事になると思います。

 ------------
 僕は大した結果にはならないと思っています。
 というのも、既に「Made in japan」のモノは周りからほとんどなくなっているので、安い輸入品が入ってくるなら、それはそれで良いかと。
 (PCは台湾製、ソフトはアメリカ製、スマホはアメリカや韓国製、洋服は中国製、牛肉はオーストラリア等々)

 ------------
 ただ、日本という国は大丈夫でも、国民が大丈夫とは限りません。

 資格や技術(キャリア)等を持たない単純労働者はますます淘汰されていくと思うので、経済が動いても大丈夫なように自分を磨いておく事は大切です。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございます。どういう風に「自分を磨く」のが有利に働くと予想されているのか、教えてください。それを具体的に考えるのが質問の趣旨です。

お礼日時:2011/11/06 08:11

1,農業は全滅しません。



○米の生産コスト(2010)
日本  1ヘクタール未満  315円 kg
    5     未満  188円
   15     以上  160円
中国            163円
米国            144円

淘汰されるのは、税金に寄生している零細の
趣味農家だけです。

それに農業のGDP比率は、0,9%です。
例え全滅しても問題は少ないですよ。

日本は、外国のモノを自分に合うように加工して
取り入れて来ました。
今回もそうなるだけだと思います。

2,日本の独自性を残すためには、日本独自のものを
残すことです。
真っ先に挙げることができるのは天皇です。
天皇さえ残しておけば、何とか踏ん張れるのではないですか。


韓国は、中国から種々のモノを取り入れ、そのまま模倣
しました。
纏足、宦官、科挙、韓国は中国のモノなら何でもそのまま
導入してきました。儒学などその典型です。

しかし、日本は違います。
纏足、宦官、科挙などは日本に合わないとして受け入れませんでした。
儒学は導入しましたが、それはあくまでも
教養レベルに止めています。

日本は意外としたたかで、柔軟ですから大丈夫だと
思います。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございました。日本国という枠組みは、何とか残ることでしょうし、私も残ると思って質問しています。問題はその残し方なのです。ところで、天皇は元々、何の祭司なのか御存じなのですか。農業ですよ。今でも、大嘗祭をやるでしょう。農家は消滅しても、その祭司だけ残れば、よろしいとおっしゃる。驚嘆するご意見で、私には思い付きもしませんでした。

お礼日時:2011/11/06 08:00

私が日本にいる勝手に考える事です。



1.TPPまでならまだ立ち直る機会があったと思います。次に続いた消費税10%の日本というのは、海外なら暴動が起きるレベルだけど、それをしない「国民性」を上手く利用した形だと思います。そこから、未来に向かっての日本人は今よりも搾取され続ける「世界のお財布君」に成ると思います。

2.日本については、「お財布君」として、活動した後は発言権の無い戦後以上の大不況と同時に世界の奴隷(国際派遣社員とか、適当な称号で)と成ることは決定的な方向性だと思います。アメリカは簡単に日本を捨てて、中国と手を結ぶでしょう。多分中国の共産主義は、崩壊を撤廃し、部分的民主主義(日本で言う、経済特区の様なもの)と言う形を取ると思います。

3.私が考える上で、日本というモノは、1と2で終わってると思います。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございます。その通りかもしれません。が、質問の趣旨は、その先を考えようということではあるのです。終わった後も、人は残るのですから。

お礼日時:2011/11/06 07:52

TPPでダメージを受けるのは、農業など国際競争力のない産業だ。


国際競争力のある産業は、関税がなくなれば逆に潤う。
全滅などする訳がない。
全面貿易戦争に備えて、産業構造の改革を急ぐべきなのだ。
その先に、全世界が得意な分野に特化して相互依存し、
一体となって、もはや武力による占領が意味を持たない、
完全な平和が訪れる。
(そうした組織化による階層現象的一体化こそ、素粒子>原子
>分子>細胞>個体とくり返してきた進化の本質なのだ)

環境や文化的に保護すべき伝統があるなら、伝統芸能に散々
助成しているように、助成金で残すべきであり、経済競争の
枠組みに組み込むのが混乱の元。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございますPsytexさんだから、敢えて、尊重すると言っておきながら、異論を書きますが、農業を見切るとは驚愕することお考えのように思います。自給自足を放棄するということが、どういう結果になるか、突き詰めて考えておっしゃってるのですか。また伝統芸能の類を助成金で守ればよいといいますが、助成金を与えるに値すると認められるものはごくわずかです。たとえば食文化など、助成金が出ないが、日本らしいもののひとつではないですか。能や狂言など、メジャーなものが残れば、後はどうでもよいとはいかないのです。ブータンをはじめ各地を回ったという経歴からすると、およそ信じ難い意見ですが、どうかなさったんですか。日本が産業だけを引き受けるなど、私は御免蒙りたいというのが本音です。土に根を張って生きたいですから。

お礼日時:2011/11/06 07:48
←前の回答 1  2  3  4

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!

関連するカテゴリからQ&Aを探す