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医療法人の老人保健施設と社会福祉法人の老人保健施設の違いを教えてください!
母の老健施設をさがしていて、医療法人は薬代も施設負担、入所期限もかなり厳しかったんです。
しかし、社会福祉法人は特養レベルで期限なしといわれありがたいのですが、入所中体調がかわり病院へ通院はできるのでしょうか?
医療法人は通院不可といわれました。
今後体調変化に備え医療法人のほうがいいのでしょうか。
通院可なら私が同行は可能ですし、治療費も負担しますが。今社会福祉法人の老健で気に入ったところがあるのですが悩んでいます

A 回答 (2件)

医療法人、社会福祉法人の違いというより、法人の運営方針の違いが現れてきます。



ちなみに受診については以下のように規定されています。
前の人が簡単に答えてらっしゃるので、あえて難しく解答します。

(診療の方針)
第十五条  医師の診療の方針は、次に掲げるところによるものとする。
一  診療は、一般に医師として必要性があると認められる疾病又は負傷に対して、的確な診断を基とし、療養上妥当適切に行う。
二  診療に当たっては、常に医学の立場を堅持して、入所者の心身の状況を観察し、要介護者の心理が健康に及ぼす影響を十分配慮して、心理的な効果をもあげることができるよう適切な指導を行う。
三  常に入所者の病状、心身の状況及びその置かれている環境等の的確な把握に努め、入所者又はその家族に対し、適切な指導を行う。
四  検査、投薬、注射、処置等は、入所者の病状に照らして妥当適切に行う。
五  特殊な療法又は新しい療法等については、別に厚生労働大臣が定めるもののほか行ってはならない。
六  別に厚生労働大臣が定める医薬品以外の医薬品を入所者に施用し、又は処方してはならない。
(必要な医療の提供が困難な場合等の措置等)
第十六条  介護老人保健施設の医師は、入所者の病状からみて当該介護老人保健施設において自ら必要な医療を提供することが困難であると認めたときは、協力病院その他適当な病院若しくは診療所への入院のための措置を講じ、又は他の医師の対診を求める等診療について適切な措置を講じなければならない。
2  介護老人保健施設の医師は、不必要に入所者のために往診を求め、又は入所者を病院若しくは診療所に通院させてはならない。
3  介護老人保健施設の医師は、入所者のために往診を求め、又は入所者を病院若しくは診療所に通院させる場合には、当該病院又は診療所の医師又は歯科医師に対し、当該入所者の診療状況に関する情報の提供を行わなければならない。
4  介護老人保健施設の医師は、入所者が往診を受けた医師若しくは歯科医師又は入所者が通院した病院若しくは診療所の医師若しくは歯科医師から当該入所者の療養上必要な情報の提供を受けるものとし、その情報により適切な診療を行わなければならない。

つまり、風邪とか普段の受診については老健の医師が責任を持ってみるので、他の医療機関への受診は出来ません。
ただし、老健で対応できない医療行為は他の医療機関での治療になります。
ということです。
ちなみに受診の送迎は施設側の義務となっています。

これは他科受診といい、老健側は嫌うことが多いです。
なぜなら他科受診にかかる費用は全て老健側の負担だからです。
ちなみに老健内での治療も老健負担です(これをマルメといいます)

社会福祉法人の欠点としては医療機関を持ってないことがあるということです。
緊急時の他科受診や入院が難しかったりすることがあります。
もちろん社会福祉法人でも医療機関を関連法人などが持っていることもありますし、
医療法人でもそれが微妙なところもあります。

気に入った法人があるならよかったですね
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この回答へのお礼

お礼がおそくなりすいません。とっても詳しく規定を教えてくださり、安心しました。
気に入った社福法人新設オープンの老健に入所できました。私の家からも近くて通いやすく、綺麗で、スタッフも良い方ばかり。
入所してから顔色もよく、一人暮らしのときよりずっと元気になりました。
ただ骨折後の経過観察とリウマチ糖尿の持病のため先日他科受診しました。
かなりいろいろ細かく制限あることも聞き、これからも心配は残りますが、入所してしまえばなんとかなるかとか、退所を求められたらその時考えようと思っています。
心強いアドバイス、ありがとうございました。

お礼日時:2012/05/03 23:17

介護保険利用者家族です。



 参考
  http://w3.ccom.or.jp/haitsu/question.html

 医療法人でも社会福祉法人でも、システムは同じです。
 違いはありません。
 どちらも、歯科とか眼科、耳鼻科など施設の設備では対応ができないような特殊な治療を行う場合に(骨折などをしてレントゲンを撮るなどの場合も)病院への受診はできます。

 入院になると、老人保健施設は退所となります。
 老人保健施設の施設長は必ず医師でなければなりませんし、看護士の配置もありますので、どちらに入所されてもかわりはありません。

 入所期限は、どちらも3ヶ月ごとに入所の評価をして継続するべきかどうか決めます。
 お話を聞かれた医療法人の老健さんは、系列の病院からの受け入れ希望が多いので、できるだけベッドの回転をよくしたいのかもしれません。経営上も初期加算があるので、3ヵ月ごとの転所のほうが施設としても良いのです。

 気に入った老健があるのであれば、何よりです。
 期限なしと言っていただけるところは、お一人の入所期間が長いので、なかなか空床がでません。
 できるだけ早くに申し込んだ方が良いと思います。
 入所までの待ち期間が長いのであれば、一時的に医療法人が経営されていると言う老健に入所するということも考えて見てはいかがですか?
 
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この回答へのお礼

早速回答いただきありがとうございました。
本日母入院中の病院で施設の方と面談があり、いろいろ聞いてみたいと思います。
気に入った社福法人の老健、四月に新しくオープンの施設なんです。
慣れてない職員さんもいるかもしれませんが、なによりも入所許可がでればすぐ入所できるし、ピカピカの施設です。
糖尿リウマチの持病があるので内科医配置されているか、体調変化があったときの対処についても聞いてみます。
お返事いただき安心しました。ありがとうございました。

お礼日時:2012/03/29 09:00

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