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咳が3ヶ月以上止まりません。内科や呼吸器科、耳鼻咽喉科の先生にも診て頂きました。ひどい時は肋骨を疲労骨折する位激しいでした。診断では気管支炎だそうですが、薬が中々上手く合わずに苦労しました。特にムコダイン等、痰の切れを良くする薬を飲むと余計に症状がひどくなります。アレルギー検査では大した事がないそうですが、スギ花粉症とハウスダスト、ダニに少しアレルギーがあります。咳は痰を伴います。黄色い細長く固い痰が出ていましたが、抗生剤の服用で随分良くなりました。抗生剤は種類を変えながら2ヶ月以上服用しましたが、今は止めています。又、咳込みが激しい時は透明に近い水分の多い痰が多く出ます。今は、この痰が出終わってしばらくすると少し固まった少し黄色の細長い痰が出ます。喀痰検査では細菌は見つかっていません。レントゲンは2月と3月中旬に撮りましたが、肺炎になりかかっていたそうです。熱は一度2月に38度出ましたが、それ以降は微熱が続いた後、平熱に戻っています。気管が過敏になっていてすぐ咳き込むようですが、徐々に良くなって来ているとは言え、少し長過ぎるので心配しています。咳喘息に似ているのかなと思ったりもしますが、乾性の咳とあるので違うような気もしますし、お医者さんは喘息とは言われません。今はフスコデ、テオド-ル、ノイロトロピン等を服用し、ホクナリンテープを貼っています。一度咳止めと消炎剤の服用でものすごい乾性の咳が出た事があって、それ以来、お医者さんは消炎剤を出されません。その代わりに毎日静注に通っています。薬や注射をこんなに長い間続けていても大丈夫なのでしょうか?現在の症状は日によって違いますが、温度差等で出る様に思います。咳き込んでいる時は横になって寝れませんが、起きていれば随分楽になります。どうぞ宜しくお願い致します。

A 回答 (3件)

長期間に続く咳の原因にはいろいろあります。


(1)気管支炎、風邪などのあと気道の過敏性が亢進し、気管支喘息と同じような状態が続く「COUGH VARIANT ASHMA」と呼ばれる状態。特に温度変化(寝つきなど)や冷気などを吸い込むことにより咳がひどくなる。
(2)気管支喘息の状態。アレルギーや感染が元で悪化する。
そのほか、最近ペットを飼い始めた、住む家を変えた、壁紙を変えたなどが原因となることもあります。カビのアレルギーが原因の「夏型過敏性肺臓炎」という病気は咳、熱などの症状が出ますが、住む場所を変えると直ちに治ってしまうのが特徴的です。
(3)慢性的な炎症が続いている状態。一般の細菌による慢性感染症や、見落としがちなのは肺結核。肺の感染症だけでなく、慢性的な副鼻腔炎(いわゆる蓄膿症)があると続くことがある。
また、肺が硬くなる「間質性肺炎」(原因はいろいろ)という病気でも咳は出る。レントゲンで診断はつく。
(4)腎不全、心不全などで肺に水がたまって咳が誘発される場合。若い方は可能性は低いです。
(5)咽喉頭、気管支、肺内の「できもの」が原因の場合。悪性、良性を問わず。

などが考えられます。

(1)、(2)の場合、血液検査、レントゲンやCTで肺炎であることが否定されれば、気管支拡張剤のほかに抗アレルギー剤(ロイコトリエン受容体拮抗薬、商品名「オノン」)が非常によく効くことがあります。また、アレルギーが原因の場合は原因の除去も大切です。間違ってもタバコなど吸っていては治りません。
(3)は痰の検査をされたと思いますが、案外結核の検査をされていないことが多いようです。
(4)、(5)は画像診断などにより実際に見てみないとわかりません。

検査結果などが不明ではっきりした診断はつきませんが、だいたいこんなところだと思います。詳しいアドバイスはできませんが参考までにしてください。
呼吸器科の専門医に経過を詳しく話して(生活の環境の変化なども含めて)診察を受けるのがよろしいかと思います。(診察の際には前もってメモなどしておくのがよいと思います)
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この回答へのお礼

早速御解答頂きましてありがとうございました。大変参考になりました。症状からすると(1)が一番近い様に思います。専門の先生に診て頂こうと思って市民病院の呼吸器内科へ2度行ったのですが、私の身体が特殊なのか、先生が出された薬で2度共余計にひどくなり、先生に申し上げましたら、薬が合ってないのでしょうという事でした。結局、近所の開業医の先生にずっと診て頂いている状態です。アレルギーの薬も服用しましたが、余り効果が余り、多分その副作用で、胃薬をずっと飲んでいるのにもかかわらず、下痢はしていないのですが、数日間服用後深夜に腹痛が続いたので、今は飲んでいません。先生のすすめて下さった「オノン」を出して頂ける様にお願いしてみます。血液検査の結果はIgE-RISTは40U/ml、ファイディアト-プは陽性、CRPはマイナスでした。仕事がハードでかなりストレスがたまっているせいか、無理をするとCPKと、プロラクチンが高値になります。風邪をひくたびに、咳が止まらない状態になってしまわないか心配しています。又、低気圧が接近すると咳き込むのですが、長時間飛行機に乗っても大丈夫でしょうか?御多忙の所恐れ入りますが、お教え願えれば幸いです。どうもありがとうございました。

お礼日時:2001/05/11 14:17

咳喘息については、ご存知のようなので蛇足かもしれませんが、特徴を記載すると、夜間に多い乾性咳嗽が長期間続き、冷たい空気の吸入や運動で誘発される、喘鳴がなく、喘息に特徴的な連続性ラ音(ヒューヒュー、ピーピー)が聴取されない、検査データ上、アトピー性疾患の特徴(IgEの増加、好酸球の増加)を認めることがあり、そういった既往歴、家族歴がある、気管支拡張剤や副腎皮質ホルモン剤が有効である、肺機能検査で閉塞性障害のパターンを示す、などです。


乾性の咳ではないということですが、アレルギーとの関連でもう一つ可能性を考えるなら、アレルギー性気管支肺アスペルギローシスという病気があります。アスペルギルスという真菌に対するアレルギー反応で起こります。これは、胸部のレントゲンで陰影が出ることが多いのですが、一過性のこともあります。黄色く長細い痰というのが、この疾患に特徴的な粘液栓を思わせるので、可能性はないわけではないと思います。喀痰の検査で、菌が出なかったということですが、真菌培養はやっておられないのではないでしょうか。痰の中の好酸球の増加、血液中のIgEの増加(これらは咳喘息でも出ます)などが特徴なので、そういったことがあるなら、痰の真菌培養や血清抗体のけんさなども考慮されてもよいかもしれません。
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この回答へのお礼

御親切に御回答頂きありがとうございました。血液検査でIgE-RISTは40U/ml、好酸球は10.4でした。アレルギーや喘息の家族歴はありません。喀痰検査の内容は分からないです。黄色く長細い痰が、気管支肺アスペルギローシスという病気の特徴であるというのは知りませんでした。一度このインターネットで調べてみます。今は随分柔らかくはなって、色もかなり薄くなって来ているものの、やはり細長い痰が出ます。この種の痰は気管支炎では出ないのでしょうか?今は随分良くはなって来ているのですが、ひどい時はどうしても咳が止まらず、肺のツボでもあるのかもしれませんが、なぜか背中の背骨の横を暖めると随分楽になりました。民間療法で蜂蜜をお湯で溶かしてにダイコンおろしを入れた飲み物も効きました。仕事柄、必ず一年に一度は1ヶ月程ヨーロッパに行く上、かなり先のスケジュールまで入れなくてはいけないので自分の健康状態をしっかり把握しておく必要があり、細かい質問で申し訳ございませんが、どうぞ宜しくお願い申し上げます。

お礼日時:2001/05/12 00:43

補足に対するアドバイスですが、例えば気管支喘息の方であっても喘息がよくコントロールできている方ならば旅行などを許可します。

もちろん発作時の吸入薬などは持参していただきますが。
喘息のコントロールの具合はピークフローメーターといって携帯型の測定器(といっても単純なつくりで、吹いた息によりどこまで球が上がるかを見るもの)で自宅で測定していただいて、喘息日記なるものをよく付けていただくことがあります。これによって発作の前兆や喘息のコントロールの具合がわかるからです。
今回の症状は慢性的な喘息ではないようですので、この機械を買う必要はないと思いますが、一度呼吸機能の検査(肺活量の検査のようなもの)を受けておいてもよいかもしれません。これにより現在の気道の状態が把握できることがあります。
話は戻りますが、これら検査によって呼吸機能が安定していれば長時間の旅行も可能と思います。ただし、これは一般的な意見であって、実際に診た主治医が判断すべきことです。
先ほどの回答の補足ですが、抗アレルギー薬はオノンに限らず、ブロニカ、アイピーディーといった作用機序の異なる薬がいろいろありますので自分の体にあった薬を使うのがよいかと思います。また、この薬によって気道過敏性の亢進が治るまである程度の時間(3日~1、2週間)がかかりますので付け加えておきます。
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この回答へのお礼

早速お返事頂きましてありがとうございました。御多忙の所を御親切にアドヴァイス下さり感謝致しております。どうもありがとうございました。

お礼日時:2001/05/11 18:56

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